「宇和海郵便局の音」

今回は、愛媛県宇和島市の「宇和海郵便局」の音をお届けしました。
松山空港から車で2時間半。宇和島市蒋渕地区にある宇和海郵便局。
局員の武内教人さんは、全国でも珍しい「郵便船」に乗って、近隣の離島・戸島や嘉島へ渡ります。
島で暮らすおばあさんやおじいさんと、たくさんの言葉を交わしながら武内さんは配達をしています。
漁師のおじいさんたちに島のどこが好きかを尋ねると、「風や。風が気持ちいい。そして広い海原がある。それだけや」という答えが。それだけで、宇和海がどんなに素敵で、そして暮らす人から愛されている場所なのか、わかるようでした。
武内さんは島で暮らすそんな人々の日常を守るためにも、これからも郵便船で、島へ荷物を運んでいます。

小山「郵便船って初めて知りました」

宇賀「これで届けるんですね。何より、海が本当にきれいですね」

小山「これで映画を１本撮れそうですよね。武内さんは、毎日9時半に船に乗って出発。3時前には配達が終わるそうです。それから、配達した帰りに野菜や魚をもらえるとか」

宇賀「いいなあ」

小山「取材があった日は、バケツで魚をもらったそうです」

宇賀「夕飯どころか、何日か分の食料がそろっちゃいますね。いいところなんだろうなあ」
小山「我々が忘れているものがたくさんありそうですね」

宇賀「地方の郵便局に密着するのも面白そうですね」

手紙文化を盛り上げよう！　ポスト会議#08

オリジナルの暑中見舞いセットづくり。前週に引き続き、イラストレーターの小池アミイゴさんと絵はがきを描いています。今週は、いよいよ色ぬりの作業。 小池「色を塗るときのヒントは、まず無責任であること。ピンとイメージできなかれば、恋愛の状態を考えてみてください。人間のいちばん無責任な状況は恋愛中ですから。浮ついてしまうようだったら、おいしかったものの色を考えてください。大体、気持ちのいい色が出てきます」

　アミイゴ先生のアドバイスをもとに、薫堂さんと宇賀さんは、絵の具で自由に、イラストへ色を塗っていきます。 薫堂さんは、お父さんが息子を肩車して、セミ捕りをしている絵。
宇賀さんは、ニースの宿でワインを楽しんだ夏の思い出の絵。
小山「はがきサイズに描くのって、すごく気軽でいいですね」

小池「たくさん失敗してもいいんです。みなさん、絵の具でたくさん遊んでください」
宇賀「楽しかったです。絵の具買いに行こうかなって思いました！」

そして、アミイゴさんにも夏のイラストを描いていただきました。
3人のイラストは、本当に番組オリジナルの暑中お見舞いはがきになるのか……完成をお楽しみに！