薫堂さんのかき氷の旅/暑中お見舞いの絵はがきづくり
- 2019/05/26
薫堂さんの旅 仙台『梵くら』
その土地ならではなの音を聞いて、旅へ出たような気分になってもらうこの番組。今回は、薫堂さんが自分の旅を音に録ってくれました。小山「僕が日本一おいしいと思っているかき氷のお店への旅です」
それは、宮城県仙台市の定禅寺通りにあるかき氷の専門店「梵くら」。
小山「1杯、2千円から3千円。高いものだと4千円するかき氷なんです」
宇賀「えー! それでも、人が並ぶんですね」
小山「お店の整理券をもらうために、朝8時から行列ができるんです」
2012年の7月にオープンした梵くら。佐藤さんはもともと、同じビルで雑貨店を営んでいました。氷を削る機械を購入したのをきっかけに、佐藤さんはかき氷をお客さんに振舞うように。それが評判になり、かき氷専門店に移行したのだそうです。
営業時間は11時から2時半まで。シロップがなくなり次第終了なので、3時間ほどしかお店は開いていません。仕込みにかける時間は、1日に合計9時間!朝に7時間、営業後に2時間仕込みをしているそうです。佐藤さんのいちばんのこだわりは、氷を削る機械の「刃」。砥石にこだわって刃を研いで、ふわふわの氷を生み出しているのだとか。
薫堂さんは、一緒に訪れたル・ブルギニヨンの菊地美升シェフと一緒に、レモン、オリーブオイル、栗、グレープフルーツ、生姜と、5杯ものかき氷を完食したそうです!
薫堂さんの取材の音を聞いて、宇賀さんは……。
宇賀「美味しそうでしたね」
小山「僕がこの日いちばん驚いたのは、オリーブオイルをかけて、そこにパルミジャーノ・レッジャーノが散らしてあって。途中からそこに胡椒をかけるんですよ」
宇賀「デザートではないんですね」
小山「料理ですね。この日食べた5種類は、それこそコース料理を食べている感じでした」
手紙文化を盛り上げよう! ポスト会議#07
オリジナルの暑中見舞いセットづくり。インクが完成した次は、はがきづくり!イラストレーターの小池アミイゴさんをお呼びして、絵はがきを描いていただきます。羽田空港の展示「旅する日本語」をはじめ、アミイゴさんとはお仕事もよく一緒にしている薫堂さん。
小山「こう見えて、アミイゴさんは偉い人で、東京イラストレーターズソサエティの理事長なんです」
小池「がんばってまーす」
小山「ゆるいんですけど、絵は抜群に素晴らしい人です」 アミイゴさんにイラストを依頼する予定でしたが……アミイゴさんの提案で、薫堂さんと宇賀さんのために、絵のワークショプを開いてくれることに。
小池「誰でもできる表現で「こんなものが描けた!」という驚きのあるワークショップです」 どんなワークショップかというと……。
小池「過去に、どなたかと一緒に行った、夏の思い出の場所。その場所に、今日あなたはひとりで行きました。前に一緒に行ったその人に向けて、短い手紙を書いてください。僕も書きます」 小池「手紙を書いたら……その内容の風景を、1本の線だけで描いてください。この紙を貫くような感じで」
小山「えーっ、難しいですね。気持ちを線にするってことですよね」
描き終えたら……手紙と合わせて、お互いの線を見せ合います。 小山「みんな全然違いますね。宇賀さんは左上から右下に斜めの1本の線」
小池「では、手紙の内容を教えてください」
小山「『セミの声。今年もうるさいのかなあ、あの日のように』」
宇賀「木の茶色と、森の緑が見えてきました」
小池「宇賀さんは?」
宇賀「『森ちゃんへ。5年前に2人で来たニースにまた来ているよ。ベランダで飲んだワイン、おいしかったね。あの時はハトを退治してくれてありがとう。また一緒に旅しようね』。この手前側がベランダで、向こうが海のイメージで線を引きました」 小池「では、この線を塗った紙に色をぬっていきましょう」
小山「これだけでですか!?」
小池「線を2本加えてもいいですよ」 このあとは、いよいよ色塗り。どんなイラストに仕上がったのかは、また次回!
今週の後クレ
今回のメッセージは、兵庫県にある<葺合郵便局>の、西尾京子さんでした!「葺合郵便局は、兵庫県神戸市の中央区に位置しています。いかなごのくぎ煮が、春の風物詩なんですけど、みなさん大量に炊いて、それを送られて……その時に『どんな味なんですか?』とお伺いしたら、『わたしのところは生姜をいっぱい入れるよ』とか『隠し味に山椒を使っているよ』とか、それぞれの家庭の味を教えてもらえることがあるので、ありがたいな、嬉しいなと感じます。」
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