高良健吾さんを迎えて「春を待つ手紙」を聴く
- 2019/04/07
記念すべき1通目は山下達郎さんから届いた声のお手紙
SUNDAY’S POSTになんと山下達郎さんから声のお手紙が届きました!山下達郎さんの音楽、そして「山下達郎サンデーソングブック」の大ファンである宇賀さんと、「番組名は“サンソン”を意識しました」と語る薫堂さん。 「みんなで手紙文化とラジオ文化を支えていければと思っております」という山下さんからの手紙に、2人とも大喜びでした。
俳優の高良健吾さんをお迎えして
最初のゲストにお迎えしたのは俳優の高良健吾さん。 まずは薫堂さん、宇賀さんとともに山形県小国町から届いた「春を待つ音の手紙」を聴いてもらいました。 山の自然と共に生きる人々の手紙を聞いて、「不思議な気持ちになった」と語った高良さん。山形には映画の撮影で何度も訪れたことがあるとか。さらに、一人旅が好きだという高良さんの海外旅行のエピソードから、おじいさんとの手紙の思い出、友人と出かけた狩猟、主演映画「多十郎殉愛記」で目覚めた時代劇のおもしろさなど……高良さんの人柄が伝わるような、思わず耳を傾けてしまうあたたかいお話を、たっぷりうかがいました。
春を待つ音の手紙 山形県小国町から
山形県小国町から届いたのは、「春を待つ手紙」。小国町は東京23区がすっかりおさまるほどの土地ながら、人口はおよそ8000人。町全体が木肌が白いブナの木に囲まれて、冬には雪がたくさん降ることから、「白い森の国」とも呼ばれます。 手紙の送り主は、「kegoya」の名前でカゴ細工や炭を販売している柳沢悟さんと熊谷茜さんのご夫婦。
悟さんも茜さんも関東の出身。それぞれ10年以上前に生活の拠点を山形に移して、結婚を機にそろって小国町に移住しました。いまはお子さん2人の、家族4人で暮らしています。
冬の間、茜さんは山で採れたアケビのツルやくるみの樹皮でカゴを編み、悟さんは炭焼きや薪割りをして過ごしています。次の冬へと備える薪割りの音。寒さが厳しい真冬にはできない炭焼きの音など……悟さんたちの生活には、たくさんの春を待つ音がありました。 そして、小国町ならではの文化のひとつ、「マタギ」。春になると山に入り、熊狩をする慣わしがあります。かつて女人禁制だったマタギの世界にも、いまは新しい風が。小国町で女性のマタギとして活動する蛯原紘子さんからも手紙が届き、マタギとして感じる春のお話、マタギの世界の変化について、教えてもらいました。
実はマタギも生業のひとつとしている悟さん。最後に教えてくれたのは、マタギに代々伝わる「自然は半分殺してちょうどいい」という言葉。薫堂さんと宇賀さんも深い感慨を受けたようでした。
手紙文化を盛り上げよう! ポスト会議 #01
いろいろな人を巻き込みながら、手紙や郵便局を盛り上げる企画を考える「ポスト会議」。キックオフにお迎えしたのは、日本郵便株式会社 代表取締役社長の横山邦男さん。
全国に2万4千軒もある郵便局を舞台にどんな企画やイベントができるかを、3人で会議しました。 「番組オリジナルの手紙グッズをつくりたい!」「『宇賀郵便局』をたずねて、1日郵便局長をやりたい!」などなど、いろいろな提案に、横山さんも乗り気! たくさんアイデアは浮かぶけど、気まぐれなところもある薫堂さん。一体どのアイデアがかたちになるのか……お楽しみに!
『今週の後クレ』
毎回、郵便局で働く方々の声を届ける、今週の後クレ。最初のメッセージは、TOKYO FMから一番近い郵便局 麹町郵便局の水内 雅和さんでした! 「ちいさなお子さんに手紙を渡したときに、ありがとうと言われたときが、この仕事をしていてよかったと思う瞬間だそうです。」
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