2020.7.8
◆大黒摩季、音楽の原点は?
丸山:大黒さんの音楽の原点っていつですか?
大黒:母がアメリカのヴァン・クライバーンというピアニストのコンサートを観て感動して、ほのかな夢だけどいつか娘が生まれたらクラシックピアノを習わせたいって。3歳のとき、リカちゃん人形がほしい頃なのに半強制的にアップライトピアノを誕生日のプレゼントで。
丸山:はい。
大黒:5歳くらいのとき、自分でレコードに針を落とせるようになっていたので、ヴァン・クライバーンやショパンを聴こうと思ったら間違えてレッド・ツェッペリンの盤を置いちゃったの。“なんなのこれっ!?”って(笑)。それこそディープ・パープルとか。
丸山:ハハハハハ!
大黒:そこでクラシックとロックがガッチャンコして。
丸山:なるほど~。路線がフィーチャリングしちゃったんですね。
大黒:そうなの。
丸山:大黒さんといえば“応援ソング”をたくさん歌われていて、僕も元気をいっぱいもらっています。「Make A Wish」という曲は、まさに「メイク・ア・ウイッシュ オブ ジャパン」(公益財団法人のボランティア団体)のために書かれて。
大黒:「メイク・ア・ウイッシュ」はワールドもあって、難病の子たちの夢を叶えるコーディネーションをするチャリティ団体なんです。子どもたちが頑張るところのフォローをするというのが、性格的にすごくぴったんこで。
丸山:なるほど。
大黒:ハワイでイベントに出るときに、その団体の人たちに「摩季ちゃん、曲を書いてもらえない?」と言われて、世界中のみなさんがひとつになればということで。ハワイは人種のるつぼでもあるので、そこの人たちと急遽バンドを作って、ハワイの言葉を入れたり、英語や日本語も入れたりして。
丸山:へぇ、すごい。スポーツ選手もけっこう社会貢献をやるんですけど、特に僕もいたアメリカのPGAツアーは、スポーツ団体ではナンバーワンなくらいいろいろなところにチャリティ活動していました。
大黒:社会貢献という言葉を聞くと、みんなキュッとなるじゃないですか。1回出会った人って別に恋に落ちなくても、好きになったら気になりません?
丸山:確かになりますね。
大黒:それで、困っているなと思ったら「手伝えることはある?」って。そのナチュラルな延長線上の点をつないでいくと、みんなからホスピタリティとかチャリティを「よくやっているよね」って言われているだけで。人類みな親戚みたいな気分でいるから。
◆「復帰したその日から全てが恩返し」
丸山:東京オリンピック・パラリンピックが延期となりましたけど、パラリンピックに対しても応援活動をされているそうで。
大黒:パラリンピックは思い入れが強くて。というのも、うちの母が車いすなんですよね。脳出血でそうなったときから、ご老人の介護という観点だけじゃなくて、障がいを抱えている家族を持っている身内として、社会で過ごしているなかで、“こうなってくれればいいのにな”“なんで気づいてくれないのかな”ということがいっぱいあるんです。
丸山:僕もいろいろなスポーツイベントを見てきていますけど、特にアメリカってハンディキャップの人に対してのレベルがはるかに上でしょ?
大黒:全然レベルが違う。ボーイスカウトとかもあって、不変なる愛情の表現とか、直接お手伝いをするような教育が小さい頃からされているのがうらやましい。
丸山:ボランティア活動を学校の授業の一環のような形でね。(渡米時代)自分の子どもを見ていたら、ボランティア活動が毎年あって。
大黒:多いですもんね、アメリカは。
丸山:それが高校や大学の成績にもつながっていくという。日本も何か考えるべきじゃないかなって。
大黒:ね、9月入学とかも話に挙がったけど、いいものは取り入れて。これはこれである意味チャンスだから。
丸山:この夏、まだイベントとかは難しいですけど……。
大黒:全飛びですよ……全飛び。
丸山:それでも何か活動したいなと思うこととかはありますか?
大黒:それこそ(2016年に)復帰したその日から全てが恩返しなんじゃないかな。だから自我がないの。それってすごく強いんですよ。
丸山:なるほど。
大黒:欲張るものもないし、闘争心もないし。だからみなさんが喜んでいただければというところで、例えば新型コロナウイルスも全リスク回避型のチームと共存型のチームに分かれてきているんですね。感染対策をちゃんとしながら共存していきましょうと、私はそっちのチームの気分なので、何かをやるとなったらフットワークは軽いですから。4ヵ月連続でリリースしてきたので、いけるところまでいってみよう、みたいな(笑)。
丸山:それは素晴らしい。だって、いまは人前でなかなか披露できないですから。
大黒:でも、それはそれなりに人って適応していくから。流れに身を任せながらまた面白いことを見つけて。
次回7月11日(土)の放送は、プロゴルファーの渡邉彩香選手をゲストに迎え、お届けします。お楽しみに!
そして、JFN PARKでは丸山茂樹のスピンアウト番組「MARUYAMA RADIO」が配信中! 丸山プロがゴルフに関する質問、疑問、人生相談などに答えます。音声は「JFN PARK」アプリで聴くことができます。
丸山プロへの質問・メッセージは、番組Webサイトからぜひお送りください! また、番組Instagramでは、ゲスト写真などをアップしていますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
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聴取期限 2020年7月13日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/
番組Instagram:@ movingsaturday_tfm
大黒摩季「復帰したその日から全てが恩返し」音楽活動を振り返る
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」。7月4日(土)の放送は、前回に引き続き、シンガーソングライターの大黒摩季さんが登場しました。
◆大黒摩季、音楽の原点は?
丸山:大黒さんの音楽の原点っていつですか?
大黒:母がアメリカのヴァン・クライバーンというピアニストのコンサートを観て感動して、ほのかな夢だけどいつか娘が生まれたらクラシックピアノを習わせたいって。3歳のとき、リカちゃん人形がほしい頃なのに半強制的にアップライトピアノを誕生日のプレゼントで。
丸山:はい。
大黒:5歳くらいのとき、自分でレコードに針を落とせるようになっていたので、ヴァン・クライバーンやショパンを聴こうと思ったら間違えてレッド・ツェッペリンの盤を置いちゃったの。“なんなのこれっ!?”って(笑)。それこそディープ・パープルとか。
丸山:ハハハハハ!
大黒:そこでクラシックとロックがガッチャンコして。
丸山:なるほど~。路線がフィーチャリングしちゃったんですね。
大黒:そうなの。
丸山:大黒さんといえば“応援ソング”をたくさん歌われていて、僕も元気をいっぱいもらっています。「Make A Wish」という曲は、まさに「メイク・ア・ウイッシュ オブ ジャパン」(公益財団法人のボランティア団体)のために書かれて。
大黒:「メイク・ア・ウイッシュ」はワールドもあって、難病の子たちの夢を叶えるコーディネーションをするチャリティ団体なんです。子どもたちが頑張るところのフォローをするというのが、性格的にすごくぴったんこで。
丸山:なるほど。
大黒:ハワイでイベントに出るときに、その団体の人たちに「摩季ちゃん、曲を書いてもらえない?」と言われて、世界中のみなさんがひとつになればということで。ハワイは人種のるつぼでもあるので、そこの人たちと急遽バンドを作って、ハワイの言葉を入れたり、英語や日本語も入れたりして。
丸山:へぇ、すごい。スポーツ選手もけっこう社会貢献をやるんですけど、特に僕もいたアメリカのPGAツアーは、スポーツ団体ではナンバーワンなくらいいろいろなところにチャリティ活動していました。
大黒:社会貢献という言葉を聞くと、みんなキュッとなるじゃないですか。1回出会った人って別に恋に落ちなくても、好きになったら気になりません?
丸山:確かになりますね。
大黒:それで、困っているなと思ったら「手伝えることはある?」って。そのナチュラルな延長線上の点をつないでいくと、みんなからホスピタリティとかチャリティを「よくやっているよね」って言われているだけで。人類みな親戚みたいな気分でいるから。
◆「復帰したその日から全てが恩返し」
丸山:東京オリンピック・パラリンピックが延期となりましたけど、パラリンピックに対しても応援活動をされているそうで。
大黒:パラリンピックは思い入れが強くて。というのも、うちの母が車いすなんですよね。脳出血でそうなったときから、ご老人の介護という観点だけじゃなくて、障がいを抱えている家族を持っている身内として、社会で過ごしているなかで、“こうなってくれればいいのにな”“なんで気づいてくれないのかな”ということがいっぱいあるんです。
丸山:僕もいろいろなスポーツイベントを見てきていますけど、特にアメリカってハンディキャップの人に対してのレベルがはるかに上でしょ?
大黒:全然レベルが違う。ボーイスカウトとかもあって、不変なる愛情の表現とか、直接お手伝いをするような教育が小さい頃からされているのがうらやましい。
丸山:ボランティア活動を学校の授業の一環のような形でね。(渡米時代)自分の子どもを見ていたら、ボランティア活動が毎年あって。
大黒:多いですもんね、アメリカは。
丸山:それが高校や大学の成績にもつながっていくという。日本も何か考えるべきじゃないかなって。
大黒:ね、9月入学とかも話に挙がったけど、いいものは取り入れて。これはこれである意味チャンスだから。
丸山:この夏、まだイベントとかは難しいですけど……。
大黒:全飛びですよ……全飛び。
丸山:それでも何か活動したいなと思うこととかはありますか?
大黒:それこそ(2016年に)復帰したその日から全てが恩返しなんじゃないかな。だから自我がないの。それってすごく強いんですよ。
丸山:なるほど。
大黒:欲張るものもないし、闘争心もないし。だからみなさんが喜んでいただければというところで、例えば新型コロナウイルスも全リスク回避型のチームと共存型のチームに分かれてきているんですね。感染対策をちゃんとしながら共存していきましょうと、私はそっちのチームの気分なので、何かをやるとなったらフットワークは軽いですから。4ヵ月連続でリリースしてきたので、いけるところまでいってみよう、みたいな(笑)。
丸山:それは素晴らしい。だって、いまは人前でなかなか披露できないですから。
大黒:でも、それはそれなりに人って適応していくから。流れに身を任せながらまた面白いことを見つけて。
次回7月11日(土)の放送は、プロゴルファーの渡邉彩香選手をゲストに迎え、お届けします。お楽しみに!
そして、JFN PARKでは丸山茂樹のスピンアウト番組「MARUYAMA RADIO」が配信中! 丸山プロがゴルフに関する質問、疑問、人生相談などに答えます。音声は「JFN PARK」アプリで聴くことができます。
丸山プロへの質問・メッセージは、番組Webサイトからぜひお送りください! また、番組Instagramでは、ゲスト写真などをアップしていますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
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<番組概要>
番組名:英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/
番組Instagram:@ movingsaturday_tfm