初めて番組でピーターラビットの絵本を取り上げた時には「なぜこのサイズ?」と不思議だったのですが、“子どもに持ちやすいように”というポターのこだわりと知り、その愛に感動!確かにこの絵本を慣れた手つきでぺらぺらめくっている子どもの姿は、可愛らしさ格別です。さて『グロースターの仕たて屋』のラスト、市長の上着の出来栄えで名を挙げた仕たて屋は、その後もボタンホールのかがり目が素晴らしいと評判になりましたが、これ以降ボタンホールはネズミ担当となり、分業制に落ち着いたということなんでしょうか?それとも仕たて屋がねずみに弟子入りして技を体得??可愛いけれどなかなかミステリアスな1冊です。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!)
|