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血の繋がりがあるからこそ、こじれにこじれた父子関係。よくもまぁこれだけひとつの感情を持ち続けられるなというほど、根深く、執念深い二人の不仲でしたが、最後はタイトル通りあっさり「和解」。それまで物語を包んでいたどんよりとした雲が去り、嬉し泣きやら、やれ吉報を打電しろ、ええぃ宴会だっ!と、一気に明るいホームドラマ化したのが可笑しくもありました。しかし小川さんも指摘していましたが、この親子を見守ってきた女性陣の包容力が凄い!二人をなんとか喧嘩させまいと常に導線に気を配り、怒らせないよう気を遣いながら仲直りを進言。理不尽に当たられても耐える、耐える、耐える・・・。志賀家はこの女性達がいなければ立ち行かなかったでしょうね。お二人、ふんぞり返ってますけど、ちゃんとわかってます?!
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2022年10月09日
ショーペンハウアー『読書について』
2022年10月02日
正岡容『置土産』
2022年09月25日
ウィリアム・フォークナー『エミリーに薔薇を』
2022年09月18日
幸田文『木』

アーカイブ
GLORY/Jay.Z
主人公は、2人目の子どもの出産に立ち会い、すべてが美しかった、と感じます。この曲は、Jay.Zが、妻のビヨンセの出産の感動を歌ったものです。
My Father's Eyes/エリック・クラプトン
我孫子に孫の顔を見に来た父の眼に、息子は完全な和解を感じます。
 
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