英国発の文学には、その舞台に人を引き付ける不思議な力が備わっているのでしょうか。ピーターラビット、くまのプーさん、パディントン、シャーロック・ホームズ、そしてこの『ツバメ号とアマゾン号』。どれも行ってみたくなる“そそる”風景描写がいっぱいで、コロナ禍でなければ(そしてお金があれば)今すぐ湖水地方で船を浮かべたいところです。ところで、ウォーカー家の4兄弟の夏の冒険はとても子どもと思えない高度なものですね。帆船を操る、無人島で事故もなく生き延びる、そして美食家顔負けの豪華なキャンプ飯付。一体どんな教育を施したら、ここまで優雅にサバイバルできる子を育てられるのでしょうか?!来週も4人の夏休みから目が離せません。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!)
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