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谷崎!見直しました!!(文豪をつかまえて一体どこから目線?!)これまで彼の作品に触れるたび、その底しれぬ強烈さにばかり目がいってしまっていたのですが、女中さんという身近な存在をこんなにも優しい眼差しで見守って、楽しく賑やかな毎日を送っていた人だったとは!!まぁ谷崎独特の“女性の足へのこだわり”などは、女中さんたちへも遺憾なく発揮されていて相変わらずなのですが、それでももし自分ならこんな家庭で働きたいなぁと思ってしまう内容なのです。そしてキュートな挿絵が最高。小川さんは「なんで磊吉(ほぼ谷崎)はうさぎの被り物をしているのかしら」と気にされていましたが、イラストを担当された山口晃さんによると「いがぐり頭のおじさんだと生臭くなりすぎるから」とのこと。確かにうさちゃん・谷崎で随分場が和んでいます(笑)
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2022年07月17日
チェーホフ『ワーニャ伯父さん』
2022年07月10日
松岡享子『えんどうまめばあさんとそらまめじいさんのいそがしい毎日』
2022年07月03日
15周年スペシャル 松岡享子さん特集
2022年06月26日
『吾妻鏡』

アーカイブ
ギフト/AI
鹿児島出身の「初」が、千倉家にいろいろな女の子を連れてきてくれました。そこで、鹿児島育ちのAIさんの曲です。「ギフト」は、歴代の女中さんたちを見守る磊吉の気持ち?
かわいいBABY/中尾ミエ
小説の最後に登場する曲です。磊吉77歳のお祝いの席には、歴代の女中さんとその家族も招待されます。「女中さんたちもこのお家で働いたことが楽しかったからまた集まってくれるんですよね」と小川さん。大恋愛の末に結ばれた「銀」の夫・光雄とみんなが合唱する楽しいシーン。
 
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