10年ほど前に旅したチェコ。世界で一番美しい街並みと言われる芸術的な風景のプラハ、街の至る所にヨーゼフ・チャペックの挿絵のような可愛らしいキャラクターグッズが溢れ、そうかと思うと人骨で作ったシャンデリアが天井から吊るされた教会あり…。おとぎばなしなのかと思いきや、ハリウッドだの就職難だのリアルな話題も盛り込まれ、大人もクスッと笑ってしまうこの童話集の絶妙な“ごった煮”感は、チェコの魅力そのものという印象でした。版画家の山本容子さんがカレル・チャペックの家を訪ねた旅の様子を綴っている「プラハ旅日記」。文章はもちろん山本さんの絵も素敵で和みます、おすすめです!
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!)
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