読後スカッとする作品はありますが、加えて「全てのフリを最後よくもここまでピタッと収めたものだなぁ」と感動する小説はなかなかないのではないでしょうか。「最初に話を広げすぎてしまって矛盾が出てきて、拾いきれずスミマセン・・・となりそうなものなのに、凄い作家ですね!」と小川さんも感服されていました。ところで主人公の先輩となるタイムトラベラーが、実はレオナルド・ダ・ビンチだったのでは?というエピソードが出てきますが、確かに歴史上突然現れた天才たち、未来からの旅人とすれば納得ですよね。「空海とか?」「聖徳太子も?」「いやいやナスカの地上絵作った人だって!!」小川さんとしばし大盛りあがりでした。
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