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「アフリカで幻のゴリラを探す探険隊の話だと思って読み始めました」と言ったら「まぁまぁ、本当にそういう方いらっしゃるんですねぇ」と小川さんに大爆笑されてしまいましたが、表紙の帯にある通り、タイトルから絶対に予想できなかった感動だらけの作品でした。私は次男の次郎くんとほぼ同い年になるのですが、あの頃の“離婚“は今よりずっと衝撃的で、まだまだ世間が向ける目は厳しかったように思います。夫との別離に傷つく母を気遣い、明るくおどける兄弟。そして息子たちを健全に父親と交流させようと心を砕く母。その姿が健気すぎて、番組中涙と戦いながら喋っていました。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2020年08月30日
ダフネ・デュ・モーリア『鳥』
2020年08月23日
魚住陽子『雨の中で最初に濡れる』
2020年08月16日
ハン・ガン(韓江)『菜食主義者』
2020年08月09日
原民喜『夏の花』

アーカイブ
FLYING/ジョン・ウィリアムス
母と息子2人は、映画『E.T.』に行きます。スピルバーグ監督も離婚家庭に育ったことなど太郎は自分と重ね合わせます。
永良部の子守唄/大山百合香
太郎が幼いころ行った沖永良部島のエピソードが出てくるので選びました。干刈あがたさんのご両親は沖永良部島ご出身。干刈さんは、本名の浅井和枝の名で沖永良部島の島唄を採集して「ふりむんコレクション」という本も出版しました。
 
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