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作家の年譜を見るのが大好きな小川洋子さん。「こんな人生、いいですねぇ」と折にふれてうっとりなさっていますが、今回このエッセイを読んで「こんな風に死にたい!」と言い出しました(笑)。原稿500枚を仕上げるという大仕事を終え、大阪の娘一家の元で1週間のプチ休暇を過ごした村岡さん。その時の孫との思い出を綴った温かいエッセイを完成させると、帰京して10日後に亡くなってしまうのです。「最後の最後まで仕事ができて本当に羨ましい。理想的な作家人生ですね。」死の間際まで文筆活動ができた人を羨ましがる小川さん。作家という職業の「書く」ことへの愛の深さを、改めて感じました。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2014年11月30日
ケイン
『郵便配達は
二度ベルを鳴らす』

2014年11月23日
有吉佐和子
『華岡青洲の妻』

2014年11月16日
スティーヴンスン
『ジキル博士と
ハイド氏』

2014年11月9日
山田詠美
『ジェシーの背骨』

アーカイブ
サム・チルドレン・シー・ヒム/ジェイムス・テイラー
「クリスマスの追想」 は 印象深い一遍です。讃美歌から1曲。
フォスター:夢見る人/サラ・デーヴィス・ブチナー
(ピアノ)

アメリカのフォークソングがお好きな村岡さんに。夢見る女の子、空想家の”赤毛のアン”も連想します。
夜空でつながっている/松任谷由実
ご主人や息子さんを亡くした寂しさと、たくさんの思い出とともに毎日を過ごしている様子が書かれていました。
 
今まで紹介した作品
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