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あまりに装丁が可愛いらしく「手元に置いておきたくなる」1冊。しかもその中には、女性たちに料理の楽しさを見せてくれる、石井さんの愛情がたっぷりつまっています。読んでいるうちに「コツさえつかめば結構イケるかも?!」とその気になって、早速オムレツに挑戦してみたのですが、これが大失敗。やる気になっていた分、落ち込みも大きいわけですが、この本の中にはしっかり「一生懸命作れば、出された方もわかってくれる」という慰めの言葉も書かれているのです。失敗へのフォローも忘れない石井好子さん。料理下手に勇気を持たせてくれる一冊でもあります。

(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2010年10月31日
レイ・ブラッドベリ
『華氏451度』

2010年10月24日
中川李枝子
『ぐりとぐら』

2010年10月17日
柳田国男
『遠野物語』

2010年10月10日
山際淳司
『スローカーブを、
もう一球』

アーカイブ
食卓で/シャルル・アズナブール
♪キャビア、黒パン、きじ、シャンパン、チーズ、果物、サブレ、リキュール、コーヒーを用意して恋人を待つが・・・♪という食への情熱と恋の国フランスらしい1曲。
パリ・ピギャール/石井好子
楽屋に近いピギャール広場のカフェやホットドッグのあたたかい食べ物におなかも心も励まされていた若い石井さんの姿が目に浮かびます。

La Cuisine(料理)/ジュリエット・グレコ
おいしいものとは心のこもったものという石井さん。本の最後に登場する甘くやさしいシャンソンは♪だんなさまを家につなぎとめるものはおいしいお料理だけ♪という内容です。

 
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