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小川さんと本を挟んでお話していると、『それはまったく気付きませんでした!』と驚くことばかりなのですが、今回も“小川流読み方”に驚愕してしまいました。それは主人公のジェルーシャの顔にえくぼができた、というくだり。私は丁度その日に素敵な男性と出会ったジェルーシャの「恋の予感」的なものを表しているのかなぁと漠然と思っていたのですが、小川さんの見方は『孤児院という過酷な環境で暮らしてきたジェルーシャが楽しい大学生活を過ごす中で、心から笑うことができはじめた・・・その印ではないでしょうか』なんという深い読み!しかもその方が断然シックリきます!!この“えくぼ出現”のなにげない一文、あなたはどのように推理されますか?
(アシスタント:藤丸由華)

2009年02月22日
山田詠美
『放課後の音符
(キーノート)』

2009年02月15日
井伏鱒二
『山椒魚』

2009年02月08日
小池真理子
『無伴奏』

2009年02月01日
エルネスト・チェ・ゲバラ
『モーターサイクル・ダイアリーズ』

アーカイブ
Something's Gotta Give/Sammy Davis Jr.
1955年ミュージカル映画「あしながおじさん」でフレッドアステアが歌い踊った1曲。
サミー・デイヴィスJrのバージョンもヒットしました。
「君のように魅力的な存在が、動揺しない僕と出会って、どこかでいつか何かが変わっていくのさ」
Dream/パイド・パイパーズ
1945年のパイド・パイパーズのヒット曲が55年の映画「あしながおじさん」でも使われました。
「ブルーなときには夢をみて。夢がかなうかもしれないわ。すべて見かけほどひどくないものよ。」

Please Mr. Postman/カーペンターズ
オリジナルは1960年代のモータウンのグループ、マーベレッツ。「郵便やさん、私への手紙はかばんの中にない?」と待ちわびる女の子の歌。ジュディがおじさんからの返事をまつ気持ちを思いながら。

 
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