その興奮の冷めやらぬまま、いよいよ始まった3組目は……
加藤ミリヤ!!!!

ミリヤ先生も過去に、SCHOOL OF LOCK!のレギュラー講師として「夜空のホケンシツ」を担当。
一緒に三重県の中学校に行き、卒業LIVEをしてくれたこともあった。

ミリヤ先生がステージに登場すると、いきなり始まった1曲目。

『HEART BEAT』

♪オーオーオオオオー♪

聞きなれた、フレーズが聞こえてくる。

♪オーオーオオオオー♪

そう、この曲は「2012年ロンドンオリンピック」のキャンペーンソング!
そして、以前ミリヤ先生が、SCHOOL OF LOCK!の生徒と合唱をした曲でもあった。
(実は、この合唱をするために和歌山県まで行ったんです!)

いきなりアゲアゲなスタートを切り、生徒のボルテージもMAXに。

会場からは、待ってましたと言わんばかりに、「ミリヤー♡♡♡」と、掛け声が響く。

「SCHOOL OF LOCK!では、夜空の保健室という時間を頂いていて生放送の教室にも出させてもらって。もしかしたら話したことある子がいるかもしれない!と思って会場に来ています。
どんなみんなが会いに来てくれるんだろう、ってドキドキしながら楽しみにしてました。春休み中だと思うんだけど素敵な思い出になればいいなと思っています。
ここから止まらないで行くからついて来て!」

ミリヤ先生がそう言うと、
『恋シテル』『Love Forever』『SAYONARAベイベー』『今夜はブギーバック』のメドレーを披露!
勢いはそのままに、『ディアロンリーガール』『You...』を演奏。

ちなみに『You...』と言う曲は、SCHOOL OF LOCK!内で去年行われた「恋をしようよ♡プロジェクト」の『君恋物語~キミコイものがたり~』と言う、実際の生徒の恋愛を元に作られた、ラジオドラマの為にミリヤ先生とHYの仲宗根先生によって書き下ろされたもの。

この曲を聴いて、恋をすることに勇気をもらった子もいたと思う。
ミリヤ先生、仲宗根先生、そして生徒みんなのキモチが詰まった大切な1曲。

続いて『Lonely Hearts』を終えたところで、ミリヤ先生が話し出した。

「デビューしたのは10年前だから、16歳。みんなと同じ年の頃だったの。中学高校とか、毎日思い悩んできたから歌手になったんだけど、なんか不安だな、なんか悲しいなっていう、そういう気持ちを音楽にぶつけることで自分を保つこと、生きること、毎日を過ごすことができました。

これを聞いたみんなが同じ気持ちになってくれて一緒に感じることができるって本当に嬉しいです。みんなにとって年上かもしれないけど、みんなの気持ちが分かるから。みんなを思いながら曲を書いています。

これから色んなことが待ってると思う。楽しいこともあるけど、くやしいこととか、なんで?って思うこともある。いろんな感情って生きているって証拠だし、私は嫌な気持ちも絶対にプラスに変えられるパワーってあると信じているからみんなと一緒に叫びたいと思っています。」

ミリヤ先生が最後に選んだ曲は『少年少女』

ココに居る生徒に向けてミリヤ先生が伝えたい“想い”を、そのまま歌にして、ぶつけてくれた。

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