2023年夏。
9年ぶりに開催した閃光ライオットは、
北海道の3ピースバンドがグランプリを獲得した。
彼らはもともと“3人”ではなかった。
2次審査の一週間前にサポートギターが脱退し、急遽、4人から3人に。
抜けたメンバーのパートを必死で練習し、
2次スタジオ審査当日も、3次LIVE審査の日も、
不安な気持ちのまま演奏したという。
“こんなの、落ちるに決まってる……”
しかし彼らは応募総数3,674組を制しグランプリを獲得。
さらに、去年はじめて創設された“マイナビ賞”も同時に受賞。
3人は一度も、“バンドの事情”をステージ上で言わなかった。
それどころか「落ちたミュージシャンの想いも全部背負って歌う」
そんなことを叫んでいた。本気だった。
彼らの名前は“でかくてまるい。”
──これが、去年生まれた3,674の物語のうちの一つだ。
今年もまた、新しい物語が生まれる。
結末は誰も知らない。
脇役などいない。
全員が“主人公”。君がその一人だ。
君にしか鳴らせない音がある。
君にしか描けない物語がある。
マイナビ 閃光ライオット2024
produced by SCHOOL OF LOCK!
2024年8月7日(水)。夏の一番熱い日に会おう。