農業部検定 第15回
7月14日(木)
夏の果物といえば!スイカ!みんなはスイカ好きですか?
スイカを栽培する際は、病気の対策などの理由で、「接ぎ木」が行なわれます。
接ぎ木というのは、主に他の植物の苗を土台にして、栽培したい苗を接着させる技術のこと。
スイカの「接ぎ木」で用いられている植物の中で、親和性が高く、果実の品質に影響を与えることが少ないことから、最も多く用いられているのは次のうちどれ?
A:ユウガオ、B:カボチャ、C:トウガン
答えは「A:ユウガオ」です!
スイカの接ぎ木では、ユウガオ、カボチャ、トウガン、が使用されていますが、なかでもユウガオはスイカとの親和性が高いそうです。
果実の品質に影響を与えることが少なく、低い気温に強くなることから最も多く用いられています。
ちなみにスイカには体を冷やす働きがあって、さらに90%以上が水分なので真夏の水分補給におすすめです。
他にも、カリウムやスイカの果汁から発見されたアミノ酸の一種、シトルリンが多く含まれていて、むくみの解消だったり、利尿作用、老廃物の排出を促すので、高血圧の予防にも効果的だといわれています!