そして、小出先生の呼び込みで、ついにステージに登場ー
CROMARTY!
1万組以上の10代の中から、たった9組の閃光ファイナリストに選ばれた若きアーティストは、既に、LIVE前のミュージシャンの顔に。
べボベ先生とのトークも、どこかうわの空。
ただ、さっきまでとは明らかに違うパワーが、4人にみなぎっている。
「じゃあ、そろそろいきましょうか。準備はいいですかー?」
イエエエエエエエエエエエエエエイ!
「それでは、CROMARTY! よろしくお願いします!」
会場を丁寧に暖めたあと、べボベ先生は、ステージからいなくなった。
一瞬の静寂。そして。
「どうも、滋賀県から来たCROMARTYです!
最後の最後まで盛り上げて行くからよ… ついて来い!」 |