LIVE REPORT
放送日時: | 2014年5月31日[土] |
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ゲスト: | 宇崎竜童 |
Information
1973年にダウン・タウン・ブギウギ・バンドを結成しデビュー。『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』など数々のヒット曲を生み出しながら、作曲家としての活動を続け、阿木燿子と共に山口百恵さんに多数の楽曲を提供。1976年には内藤やす子さんへの作品『想い出ぼろぼろ』で日本レコード大賞作曲賞を受賞。映画音楽も数多く手掛け、日本アカデミー賞最優秀音楽賞など、数々の賞も受賞。他アーティストへの楽曲提供やプロデュース、映画、舞台の音楽制作、映画監督、俳優として幅広く活動を行っている。
また、毎年秋には、さまざまなジャンルの豪華ミュージシャンに出演を頂いている「お茶の水JAZZ祭」をプロデュース。自身のライフワークとなっている。
ニューアルバム『クライ -JUST GUITAR JUST VOCAL-』
「阿木燿子 初プロデュース!赤坂一ツ木通りプライベートスタジオでの宇崎竜童初の弾き語りアルバム!」
¥2,000円(税込)
ニューアルバム『NOTHING BUT a BLUES BAND ?』
宇崎竜童&御堂筋ブルースバンド with 野本有流
「泣き節の中の懲りない面々、御堂筋ブルースバンド渾身の第3弾!」
2014年7月22日発売予定
¥2,500円(税込)
■LIVE
『宇崎竜童&御堂筋ブルースバンド with 野本有流 New Album 発売記念Live』
7月22日(火) 赤坂November Eleventh 1111 Part2
1部【開場17:00 開演18:30】2部【開場20:15 開演21:15】
※その他、詳しい情報はオフィシャルページをご確認ください。
「宇崎竜童 OFFICIAL WEBSITE」
http://ryudo.jp
また、毎年秋には、さまざまなジャンルの豪華ミュージシャンに出演を頂いている「お茶の水JAZZ祭」をプロデュース。自身のライフワークとなっている。
ニューアルバム『クライ -JUST GUITAR JUST VOCAL-』
「阿木燿子 初プロデュース!赤坂一ツ木通りプライベートスタジオでの宇崎竜童初の弾き語りアルバム!」
¥2,000円(税込)
ニューアルバム『NOTHING BUT a BLUES BAND ?』
宇崎竜童&御堂筋ブルースバンド with 野本有流
「泣き節の中の懲りない面々、御堂筋ブルースバンド渾身の第3弾!」
2014年7月22日発売予定
¥2,500円(税込)
■LIVE
『宇崎竜童&御堂筋ブルースバンド with 野本有流 New Album 発売記念Live』
7月22日(火) 赤坂November Eleventh 1111 Part2
1部【開場17:00 開演18:30】2部【開場20:15 開演21:15】
※その他、詳しい情報はオフィシャルページをご確認ください。
「宇崎竜童 OFFICIAL WEBSITE」
http://ryudo.jp
LIVEレポート
東京大手町で、午前中に今年初の真夏日を迎えた暑さの週末、
KIRIN BEER Good Luck LIVにお迎えしたのは、
デビュー40周年アニバーサリーイヤーの宇崎竜童さんです。
40周年!歌手、作曲家、俳優と多岐に渡って
活躍し続けていらっしゃる宇崎さん、
本当におめでとうございます!!!
この4月には、ご自身のプライベートスタジオで録音された
弾き語りアルバム「JUST GUITAR JUST VOCAL クライ」をリリース。
セルフプロデュースでは、1年かかりそうだったところ、
阿木燿子さんが3日で「この曲が良い」「この曲はダメ」と
判断されて完成したというエピソードを聴かせて下さいました。
そのままご自身だけで制作していたら完成していなかったかも?!と。笑
今回は、ギター弾き語りライブという
なんとも贅沢なライブパーティを届けて下さいました。
ライブ・パート1。
ギターのイントロフレーズに、テンションが上がります!
“港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ”
一世を風靡した「あんたあの娘のなんなのさ」
このフレーズを生で聴けるなんて!!
貫録のある声に、ドキッとしながらも喜びと興奮に溢れました。
続けて、“横浜ホンキートンク・ブルース”
まるで語るように響く声。なんとも味わい深くて、
そして、圧倒的なパワー。
太陽がジリジリと暑い日に心地良いそのお声、
そのギターに酔いしれました。
サンセットタイムが訪れる前のブルース。
スタジオにいながらも、海からの気持ち良い風が
頬をなでるのを感じられるようでした。
“裏切り者の旅”
「JUST GUITAR JUST VOCAL クライ」の
スローバラード。その渋さに、シビれます。
かき鳴らすギターのカッコ良さ!
そして、歌詞のほろ苦さ。
昭和51年にリリースされたこの曲、
どの曲もですがもう宇崎さんの身体の一部に
なっているんだなと感じます。
ライブ・パート2。
デビューしてから40年、良いこともある一方、悪いこともあって
これまでツアーを行う中で、ギャラを持ち逃げしまう人がいて、
その総額を計算してもらったところ、なんと家一棟建つほどの未払いだった(!!!)
という驚きのエピソードを聞かせて下さいました。
お客さんに愚痴を言うのも…なんで歌にしましてと
“ノーギャランティー・ブルース”
ブルースのフレーズに
「ふつう払うよね、仕事すれば・・・ギャラ」
歌にしたとはいえ、なんてストレートな歌詞!
歌詞というより、実話?!セリフ?!
そのシーンが鮮明に浮かんできます。
全国のどこかで、その人が聞いていたらきっと震えるほど、
じわじわと怒りに火がついてきて・・・
でも、思わず笑ってしまうようなシニカルさ。
これぞブルースの神髄!
続けて、イントロから自然と手拍子が沸き起こりました。
“サクセス”
ロックのモードへオン!これはまさに痺れた方が多いのでは!
ラテンの香りを感じる疾走感のあるギターに、
さらに熱を帯びた声。
ノンストップでライブが繰り広げられます。
“Rock'n Roll Widow”
思わず立ち上がってしまいそう!
お客さんとのコール&レスポンス!
手拍子と共に身体もノリノリに。
どんどん一体感が増していくスタジオの空気。最高です!
ライブ・パート3。
輪唱スタイルで一緒に…と冒頭、練習タイム。
“おまえの為のブルース・シンガー”
一緒に歌う喜び。
歌うごとにどんどんファンの皆さんの声のボリュームもアップ!
そして、宇崎さんの表情豊かで男の色気、深み、味がある声。
たまりません!
「リズム感も音程も素晴らしい」とお褒めの言葉を頂き、
さらに一緒に歌う曲を。
普段のストレスを床に吐き捨てるようにシャウトして下さい。と、
“生きてるうちが花なんだぜ”
男性も、女性も熱量上げて、一緒に叫びます。
気持ちがイイ!!!ウォーの迫力が凄い!
魂が震える曲。
男が憧れる男、そして、女も憧れる男、
宇崎竜童さんにどんどん魅了されていきました。
ラストは、宇崎竜童さんが山口百恵さんに提供されたあの名曲
“さよならの向こう側”を。
静かに聴き入るファンの皆さん。
じわーっと胸に染み入ってきます。
最後は涙腺をも刺激されるほどの声がスタジオいっぱいに
響き渡りました。心からの喝采!
前半はじっくり聴かせ、後半は参加型で盛り上がった
さすがのバランス!のライブパーティ。
実は、生放送終了後会場から沸き起こった「アンコール」の声にも
快く応えて下さいました。
これぞライブ!!!
宇崎竜童さん、本当にありがとうございました!
Set List
- 1.港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ
- 2.横浜ホンキートンク・ブルース
- 3.裏切者の旅
- 4.ノーギャランティー・ブルース
- 5.サクセス
- 6.ROCK’N ROLL WIDOW
- 7.おまえの為のブルース・シンガー
- 8.生きてるうちが花なんだぜ
- 9.さよならの向う側