KIRIN BEER "Good Luck" LIVE

新年度のスタート！東京は桜が見頃を迎えています。
4月最初のKIRIN BEER“Good Luck”LIVEにお迎えしたのは、
タオルズのお二人です。

ボーカルギターの西田遼二さんとコーラスギターの田口真一さん。
応援歌を神髄としているお二人。
新年度の始まりにぴったりですね！

田口さんのカホンの音で始まったライブパート1。
スタートに選んだのは、コブクロのカバー“風”。
この時期に相応しいセレクト。
優しい西田さんのギターに乗って、二人のハーモニーが美しくて温かい。
一曲目から、目頭を押さえるファンの女性。
最後の西田さんのアカペラ。
しっかりとした声量が、強く心まで響いてきました。

続いて、じわじわと香り立つギターやドラム、ピアノのイントロから、
ガラリと雰囲気が変わったラテンフレーバーたっぷりの曲“棘”。
ふんわり素材の春色カーディガンから、いきなり水着に着替えたかのよう。
寒気に灼熱の光！

荒々しく、情熱的な音で魅了。
間奏でファンの皆さんのそばに西田さんが進むと、
会場の手拍子がさらに大きくなりました。

今度は田口さんもギターを持って、ポップな“MICROPHONE”。
全てが弾けるような明るさ。
ここまでの3曲、同じアーティストが演奏している？？と思うほど、
様々表情を見せてくれるタオルズ。
このMICROPHONEは、勢いのある応援歌！

MCはイントロで少しだけ、
ノンストップで演奏が続いていきます。

“ハヤブサ”
「聞かせる」というう想いが伝わってくるタオルズ。
そして、曲の表情のみならず、西田さんの声も
曲によって雰囲気が変わる！不思議な魅力の持ち主。

爽やかな風と青空、そして、青春の汗が光るようなこの曲は、
桜並木や土手を自転車乗りながら聞きたいなと感じました。


ライブ・パート2は、
西田さんの疾走感溢れる爽快なギターから曲へ。
“虹になれ”
音が止まることなくどんどん展開していく
この気持ち良さと、喋るより演奏という潔さにすっかりはまっている。

タオルズのデビュー曲“君に幸あれ”
とってもストレートな応援歌。
2人のハーモニーが「＋（足し算）」ではなく「×（掛け算）」になって
軽やかに、でも、しっかりとした勇気を与えてくれる。
まさに、新年度が始まった今、聴きたい曲。

ここまでとても爽やかに来ていたところ、
油脂分の高い“とんこつらーめん”という曲！
田口さんのらーめん愛への熱さが伝わる曲紹介が絶品。
益々会場は熱気を帯びておきます。
全員から湯気が上がりそうなほど。
でも、よく歌詞を聞くととっても素敵で甘い男のラブソング！

途中のメンバー紹介で、会場は沸騰！
歓声と笑いが止まりません。


ライブ・パート3。
ここではじめて、MCが！
最後の曲は“靴底鳴らせ”

気取っていなくて、全てをさらけ出して色々相談に乗ってくれそうなタオルズ。
真っ直ぐに、信じて進む力をくれるようでした。

「応援」というキーワードの中でも、引っ張っていくでも、
見守るでもなく、“併走”してくれるような優しさや楽しさをくれるお二人。
歌詞からも、演奏からも両方で応援してくれるその姿に、
こちらも応援したくなりました。

ノンストップで展開するライブはとにかく最高！
まさに『ライブパーティ！』でした。
タオルズのお二人、そして、バンドメンバーの皆さん
ありがとうございました！