LIVE REPORT

放送日時:2014年3月29日[土]
ゲスト:cinema staff

Information

GUITARS: 辻 友貴 (Tsuji Tomotaka)
VOCALS+GUITARS: 飯田瑞規 (Iida Mizuki)
BASS: 三島想平 (Mishima Souhei)
DRUMS: 久野洋平 (Kuno Youhei)

2008年11月に、残響recordより1stミニアルバム『document』を発表し、インディーズデビュー。
2012年6月に、1st E.P.『into the green』でポニーキャニオンよりメジャーデビュー。

オルタナティブ、エモ、ポストロックなどの要素を取り入れた音楽性によって、バンドシーンで高い支持を獲得するなか、昨年TVアニメ「進撃の巨人」後期エンディングテーマ「great escape」や、カプコン「モンハン 大狩猟クエスト」テーマソング」となる「dawnrider」を手掛け、話題となる。

2014年4月2日に、メジャー2ndフルアルバム「Drums,Bass,2(to)Guitars」をリリース。
アルバムリード楽曲となる「borka」が3月1日より配信中。
同5月からは、ZeppDiverCity(東京)をはじめとした全国14都市のワンマンツアーがスタートする。


アルバム『Drums,Bass,2(to)Guitars』
アルバム『Drums,Bass,2(to)Guitars』(初回限定盤)
¥3,333+税

アルバム『Drums,Bass,2(to)Guitars』
アルバム『Drums,Bass,2(to)Guitars』(通常盤)
¥2,407+税
4月2日リリース!


■LIVE
『Death Bandwagon 2(to) Glory』
2014.05.17(Sat)千葉LOOKから2014.06.26(Thu)東京Zepp DiverCityまで!
全国14か所で行われます、アルバムリリースツアー!
【出演者】
cinema staff(ワンマンライブ)
【時間】
OPEN 18:00 / START 18:30
【料金】
Adv. 3,300yen(税込,ドリンク代別) / Door.3,800yen(税込,ドリンク代別)

※その他、詳しい情報はオフィシャルページをご確認ください。

「cinema staff オフィシャルウェブサイト」
http://cinemastaff.net/topics/

cinema staff 写真

LIVEレポート

3月の終わり、桜前線がまさに関東通過中!
東京は、スプリングコートもいらないくらいの陽気です。

そんな中お迎えしたのは、cinema staffの皆さん。
来週、セルフタイトルともいえる
ニューアルバム「Drums,Bass,2(to)Guitars」がリリースになります。
ベースの三島さんは、「前作よりも爽やかな作品になった」と。

ライブ・パート1。
「それでは演奏はじめます。」というボーカルギターの飯田さんの声から
cinema staffワールドへ導いてくれるようなイントロ。
スタートは、“望郷”
重くしっかりとしたボリュームがある音の中に、
埋もれず際立つ飯田さんの美しく芯のある声。

ギターの辻さんの暴れ具合にビックリ!
飛び跳ね、反り返り、しゃがみ込み・・・アクロバティック!
聞くところによると、ボーカルギターの飯田さんが端で、
ギターの辻さんが真ん中なのは、自由に暴れまわるスペースが必要だからとか?!
勢いがありながらも安定感を生み出すドラムの久野さんも後ろでキラリと光ります。

この激しい演奏と軽やかさあるボーカルの二面性の魅力が、
若い世代の心をつかんでいるんだと納得!
続けて、“小さな食卓”
ギターとベースのフレーズがなんとも印象的。
メロディの展開にどんどん惹き込まれていく。
男らしい音・演奏の中に、
繊細な声と歌詞が共存するcinema staffの世界観。


ライブ・パート2。
来週リリースになる3rdフルアルバムのお話を。
「cinema staff至上最もテンションが高く、疾走感があって
抜けの良いアルバムになっております。」と飯田さん。
その疾走感を強く感じられる“borka”
ボーカルと音がスタートと同時に疾走する気持ち良さ。
聴くほどに清々しい飯田さんの声。

“unsung”
飯田さんが「幼い頃にお世話になっていたおば様が
大変な病気にかかってしまって、
何か出来ることはないかと思ってかいた曲です。」と。
バンドバージョンで初めて演奏するという曲。
アルバムの中でも、攻めの曲が続く中、ふと空気を緩めてくれる。
暖かくなって街全体が浮かれた空気になってくる中、
心や身体がまだそのモードに追いついていないこともある。
この曲は無理やり引っ張るわけでもなく、そっと味方してくれるよう。

沁みました。

そして、今日のために練習したというカバー曲を。
イエモンの“Love Love Show”
「やるからにはただのコピーでは終わりたくない。
結構アレンジを練りました。」と、三島さん。

イントロから、その「練り感」が。
シネマスタッフらしいテンポで、とってもフレッシュな色香。
濃厚なマゼンタではなく、咲き始めた桜色のよう。
メロディにひとスパイス加えたアレンジに笑顔。

“into the green ”
音だけ聴いているととっても爽やかですが、
客席ギリギリまで飛び出して暴れ弾く辻さんの姿!
久野さんのドラムのアクセントのつけ方もカッコ良くて、
それぞれが出す個性が見事に調和!


最後のライブ・パート3は、
ラス曲の“great escape”一曲。
こういうライブ構成は初めて。
何気ないところで味付けを変えてくるところも
cinema staffらしさなのかもしれません。

曲紹介に思わず「オーッ」という声が飛びました。
人気アニメ「進撃の巨人」の後期EDテーマ。
攻め攻めのイントロ!
ガツンとくるのに、ポップさがある。
変則的に動き回るメロディーがどんどん癖になってくる。
グワンと全身を掴んでくる曲に身体が動けなくなる感覚を覚えました。

5月からは全国ツアーもスタートするcinema staffの皆さん。
音や声の魅力はもちろん、そのパフォーマンスは、是非その目で!
(メンバー曰く、実際のライブはもっと激しいのだとか。)
MCの穏やかさとその演奏の激しさのギャップを
もっともっと知りたくなりました。

cinema staffの皆さん、エネルギー溢れるライブを
本当にありがとうございました!
ライブの様子

ライブの様子

Set List

  • 1.望郷
  • 2.小さな食卓
  • 3.borka
  • 4.unsung
  • 5.LOVE LOVE SHOW(カバー)
  • 6.into the green
  • 7.great escape
番組へのメッセージはこちら
メールマガジンの登録はこちら
ページトップへ戻る