LIVE REPORT

放送日時:2013年9月14日[土]
ゲスト:ゴスペラーズ

Information

北山陽一、黒沢 薫、酒井雄二、村上てつや、安岡 優からなるヴォーカル・グループ。'91年、早稲田大学のアカペラ・サークル「Street Corner Symphony」で結成。'94年12月21日、シングル「Promise」でメジャーデビュー。

以降、「永遠(とわ)に」「ひとり」「星屑の街」「ミモザ」など、多数の代表曲を送り出す。

現在、他アーティストへの楽曲提供、プロデュースをはじめ、ソロ活動など多才な活動を展開。日本のヴォーカル・グループのパイオニアとして、アジア各国でも作品がリリースされている。


NEW COVER ALBUM『ハモ騒動~The Gospellers Covers~ 』
NEW COVER ALBUM『ハモ騒動~The Gospellers Covers~ 』
¥3,059 (TAX IN)

LIVE INFO
ゴスペラーズ坂ツアー2013~2014 「ハモ騒動」
初のカヴァーアルバム『ハモ騒動~The Gospellers Covers~ 』を引っ提げてのツアーが10月3日の千葉からスタート。

会場:市川市文化会館(千葉)
公演日時:2013年10月3日(木)
開場・開演:17:45・18:30

※その他の会場、詳しい情報はオフィシャルページをご確認ください。

「ゴスペラーズ オフィシャルサイト Gostudio」
http://www.5studio.net/

ゴスペラーズ 写真

LIVEレポート

今回のGood Luck Liveはスペシャルバージョン!
TOKYO FMホールにゴスペラーズの皆さんをお迎えして
ライブパーティをお届けしました。

デニムに白ジャケットとお揃いながら、
ボタンとポケットチーフの色がそれぞれのカラーに。
笑いに溢れた楽しいトークでパーティがスタートしました。

初のカバーアルバム「ハモ騒動~The Gospellers Covers」が
25日にリリースされるゴスペラーズの皆さん。
どの曲をカバーするのか、話し合いに話し合いを重ねて、
ゴスペラーズだから出来るカバーをセレクトしたのだそう。

今回のライブでも、ゴスペラーズを代表する曲と共に、
そのカバー曲をたっぷりと聴かせて下さいました。

ライブのはじまりは、“ひとり”
いきなりのこの曲に、胸に手を当てて感激するファンの皆さん!
天井の高いTOKYO FMホールに村上さんの声、メンバーの皆さんの
ハーモニーが響き渡り、まるで教会で聴いているかのような気持ちに。
甘く、美しいLOVE SONG。
じっくり堪能しました。

続いて、美空ひばりさんの名曲“真赤な太陽”を。
黒沢さんのボーカルがパワフルな太陽の輝き!
ゴスペラーズならではのアレンジ。
ループするコーラスが男らしくもあり、まるで楽器のよう。
間奏では、酒井さんのボイスパーカッションから、
ピアノの妹尾武さんへ、そして、北山さんがベースのビートで参加!
そのグルーヴ、最高でした!

ライブ・パート2では、
安岡さんの紹介で、ゴスペラーズにしか出来ないであろうカバー曲を。
なんと1933年、日本最古と思われる音源として残っているアカペラの曲
その名も“猫騒動”。
「にゃごにゃごにゃーご」と猫の声でのアカペラに、衝撃!!
そして、酒井さんのネコの鳴き声のクオリティの高さにビックリ。
威嚇する「フーッ!」という声も、本物のネコがいたら、
尻尾を丸めて逃げていくのでは?!というほどの迫力です。
猫の勇ましくて、美しいハーモニーで、
驚きと、笑いも届けて下さいました。

この猫騒動に続いては、誰もが聞いたことがある曲のカバーということで、
ブルーノマーズの”Just The Way You Are”
イントロからグッと来てしまうメロディがコーラスとなり、
さらに心を掴みます。
この曲の歌詞も世界中の女性を虜にしましたが、
ゴスペラーズのハーモニーで聴けるなんて、贅沢です。

ライブ・パート3では、
これまた名曲!スピッツ“ロビンソン”のカバー。
今回のアルバムで、メンバーの皆さんがどれほど悩みに悩んで、
厳選された選曲になっているのか、今回のライブの選曲でも感じました。
バンドサウンドをボーカルグループがカバーすると
どういうハーモニーになるのかというチャレンジをしたというメンバーの皆さん。
アカペラの魅力は、そのイントロにあるんだと確信させる
美しいコーラスワーク。
オリジナルのふわりとした雰囲気にさらにヴェールをかけたようなカバー。
壮大なハーモニーは、身体と心の深いところにまで響いてきました。

そして、最後はピアノの妹尾武さんが作曲を手掛けられたという紹介で、
“永遠に”。詞は、安岡さんですね。
“ひとり”ではじまって、最後は“永遠に”で締めるとは!
黒沢さんの力強い高音が響き渡ると、
会場の静寂がより際立ち神聖な空間に。
その空気の中、マイクを離して生声を響かせるメンバーの皆さん。
たまりません。

『声の力』を体感した珠玉のライブ。
胸の高鳴りがいつまでもおさまりませんでした。
ゴスペラーズの皆さん本当にありがとうございました。
ライブの様子

ライブの様子

ライブの様子

Set List

  • 1.ひとり
  • 2.真赤な太陽
  • 3.猫騒動
  • 4.Just The Way You Are
  • 5.ロビンソン
  • 6.永遠に
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