LIVE REPORT

放送日時:2013年2月9日[土]
ゲスト:Le Velvets

Information

Le Velvetsはまさに上質なベルベットのような柔らかいハーモニーと上品な佇まいで、贅沢な時間と空間を演出するボーカルグループ。
テノール3人、バリトン2人の男性5人で構成された彼らは、身長180センチ以上の音楽大学出身者という条件の下行われたオーディションの合格者たち。クラシックのプロとして将来を歩んでいこうとしていた彼らに、事務所は筋力トレーニングやさらなるボーカルレッスンを指導。
意外にも体育会系なノリで2年間を過ごした彼らは、いつしかクラシックはもちろんのことポップスやジャズ、果ては民謡に至るまでを自在に歌いこなす実力派グループになっていた。
そんな彼らの噂は、音楽評論家湯川れい子を経由し数々のセレブリティが注目。
噂が噂を呼び、2012年8月のメジャーデビュー前から全国コンサートツアーを行い、
数多くのTV出演を果たす。
これまで日本の音楽シーンではいなかった、音楽性、容姿、そして品の良さ、これらを兼ね備えた男性ボーカルグループ。

ALBUM『Le Velvets』  
NEW ALBUM 『Le Velvets』
税込\3,150-

■LIVE
「Shall we Sing?~すべてを忘れる、内緒の時間~」
2013年3月2日(土)~2013年4月7日(月)
詳しい情報は公式サイトをご参照ください


「Le Velvets Official Web Site」
http://le-velvets.com/

Le Velvets 写真

LIVEレポート

バレンタインデーまであと5日。
きっと一足早いデートを楽しむカップルや
お家でのチョコレート作りをしている女子も多いことでしょう。
そんな甘い3連休のスタートにお迎えしたのは、
LeVelvets(ル・ベルベッツ)の皆さん。

GOOD LUCK LIVEのスタジオは、
美しいマダムやマドモアゼルで溢れていました。
最年少のお客様から、最年長のお客様まで。
幅広く愛されていらっしゃるボーカル・グループです。

メンバーの皆さん名門音大出身で、
クラシックをベースにしながら、Jazz、Rock、ポップス、民謡まで
様々な時代の音楽を、彼ら流のアレンジで歌うというグループ。
今回は、そんな豊かな魅力をたっぷりと贅沢に聴かせて下さいました。

まるでファンタジーの世界の幕開けを感じさせる
美しいメロディーとメンバーの声のハーモニーでスタート。

カンツォーネの名曲“‘O Sole Mio”と“Time to say goodbye~君と旅立とう”を。
これが、LeVelvetsワールドなんだと感じさせてくれる華やかで、圧倒的な声の力!
お一人、お一人の歌声の素晴らしさはもちろんのこと、ハーモニーになった時の美しさが秀逸。
フォーメーションが変わるように、様々なメンバーの組み合わせで織りなされるハーモニーは、
まさにベルベットのように、しなやかで光沢感があり、品に満ちていました。
ラジオを聴いている方はもしかすると女性も加わった?と思ったのでは?!
日野さんの美しいハイトーンヴォイスは圧巻でした。

LeVelvetsのために編曲された“ハレルヤ”は、日本語歌詞も織り交ぜながら、アップテンポで、
一気に、ステージが明るく楽しく。クラシックを身近なものに感じさせてくれるスタイルでした。


そして、ライブ・パート2では驚き!衝撃!!
ガラリと表情を変えて、アカペラで「ヤーレンソーラン~」と、
あの民謡“ソーラン節”をLeVelvetsのアレンジで。
ボイスパーカッションも入って、世界一カッコイイ新鮮なソーラン節!
これはきっと、国内のみならず海外でも話題になりそうです。

続いて、全国の「息子を持つお母さんへ」と“The Letter To My Mother~母への手紙~”。
オルゴールのイントロでの佐藤さんの語りには、
全国のお母さん、いえ、お母さんならずともぐっとくるものがありました。
The Water Is Wideのメロディに乗って、母への想いを歌う皆さん。
ハンカチで目元をおさえるお客さんの姿がありました。

ピアノの優しいイントロがふわりと流れ、アンドレアボチェリの“VIVERE”。
まるでオペラハウスで聴いているかのような、舞台を観ているかのような
荘厳な雰囲気に包まれ、この瞬間がとても“特別”なものに感じられる一曲。
同じバリトンながらも、黒川さん、宮原さんともそれぞれに表情があり、
同じテノールながらも、佐賀さん、日野さん、佐藤さんも皆さんお一人お一人の個性があるので、
もっともっと大人数で歌っているような気がしてしまうほど豊かで、豪華。
思わず立ち上がって、拍手したくなるほど素晴らしかったです。


ライブ・パート3では、勢いのあるイントロからエネルギーが注がれる“勝利への道”。
エドガーの威風堂々がこんな応援歌になるなんて!

凛とした姿での歌が続く中、ここでメンバー紹介のMC。
福島、福岡、京都、静岡、福井と出身地も多様な皆さん。
佐賀さんのリードで、そんな出身地に絡めた話題も弾み、
穏やかなムードが広がって、笑いの絶えないトークでした。

そして、オペラ「トゥーランドット」からの“Nessun Dorma”では、
ピアニスト・ただすけさんの美しく、なんとも上品な音から、
それぞれの実力が感じられる圧巻の歌声を聴かせて下さいました。
マイクを越えて響く黒川さんの見事な声、大地からしっかりと広がるような宮原さんの声。
全ての曲で、それぞれ違った魅力をみせて下さいます。

最後には、アンコールを!
なんと美空ひばりさんの“津軽のふるさと”をLeVelvetsスタイルで
披露して下さいました。本当に幅広い!

歌い継がれる生きた音楽を色々な方達が楽しめるようにアレンジし、
ジャンルを超えて、新たな音楽の魅力が感じられる唯一無二のステージ。
くもりのない、真っ直ぐな声は、
どこまでも広く、多くの方達を幸せへと誘うパワーがあることを実感しました。

Le Velvetsの皆さん、
格別なライブをありがとうございました!
ライブの様子

ライブの様子

Set List

  • 1. ’O Sole Mio
  • 2. Time To Say Goodbye
  • 3. ハレルヤ
  • 4. ソーラン節
  • 5. The Letter To My Mother ~母への手紙~
  • 6. VIVERE
  • 7. 勝利への道
  • 8. Nessun Dorma!
  • 9. 津軽のふるさと
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