LIVE REPORT

放送日時:2013年2月16日[土]
ゲスト:RAM WIRE

Information

女性Vocal「ユーズ」、男性Vocal「MONCH」、Trackmaker / DJ「RYLL」による男女3人組。グループ名は、「羊たちの絆」を意味する造語で、「自分たちは迷える子羊であり、同じように迷っている人たちとの絆を築きたい」という思いが込められている。

RYLLのTRACKが、Spontania feat. JUJU「君のすべてに」として世の中に発表されたことがきっかけとなり、2010年10月、ソニー・ミュージックより、ミニアルバム「Beautiful World」をメジャーリリース。

2011年9月発売の1st single「歩み」が映画「僕たちは世界を変えることができない。」主題歌に抜擢。その歌詞に注目が集まり、You Tube総再生回数が250万回を突破。2011年有線年間リクエストランキング4位を記録。
さらに2012年9月、俳優・松坂桃李が人生で一番泣いた曲としてTV番組で特集され発売から1年越しのチャート1位を獲得。

また、2012年6月発売の2ndミニアルバム「名もない毎日」は芸人・鉄拳氏によるパラパラ漫画PVが“とにかく泣ける”とネットやTVで話題となり、レコチョクフル、ビデオクリップフル、歌詞サイト等で軒並みチャート1位を獲得。
いまも口コミで熱烈な反響が広がり続けている。

優しくも不器用な3人が集まって創りだした楽曲と、その歌詞が、ソーシャル世代の気持ちを捉えて口コミで広がり始めている。


SINGLE「何度も」  
SINGLE「何度も」
税込\1,020-

■LIVE
「RAM HOME」vol.3
公演日 : 2013年2月21日(木)
会場 : 渋谷WWW
開場 : 18時30分
開演 : 19時00分
料金 : スタンディング 税込 \3,000-
備考 : ドリンク代別


「RAM WIRE OFFICIAL WEB SITE」
http://www.ramwire.com/

RAM WIRE 写真

LIVEレポート

まだまだ冬の空気がピリリと冷たい中、
GOOD LUCK LIVEにお迎えしたのは、RAM WIRE(ラムワイヤー)の皆さんです。

鉄拳さんが描いたパラパラ漫画のPVも話題となったRAM WIRE。
真っ直ぐな歌詞も魅力的で、思わずほろりとする作品。
その「名もない毎日」や平均年齢61歳のチアダンスチームを起用した「大丈夫、僕ら」、
そして、鳥居みゆきさんを迎えての今回のNewシングルの作品「何度も」など、
彼らの世界観、伝えたいものを表現するのに、PVが重要なファクターになっていますが、
スタジオでは、もちろん、3人だけ。
どんなライブを聴かせて下さるのか、とても楽しみでした。

スタートは“歩み”。
ユーズさんの力強く高らかな歌声と、安心感のあるMONCHさんの歌声。
そして、優しくドラマティックなRYLLさんのサウンド。
等身大のあたたかい歌詞に音の魔法がかけられて、ストレートに響いてきました。

「インディーズ時代からずっと大事にしてきた。」という“Beautiful World”を続けて。
ユーズさんの、歌うときの眩しい笑顔がとても印象的。
自分に言い聞かせるように作ったのでは?!と感じるその詞は、
きっと、多くの人が口にはしないものの、心に抱えていること。
共感出来る詞に出会うと、どうして人はこんなにもホッとするんでしょうね。

ライブ・パート1の最後は、“大丈夫、僕ら”
タイトルを言った瞬間に、会場からは「オーッ!!」という声が。
立ち上がるお客さんもいて、サビでは踊りも♪
どんどん、エネルギーが満ちていきます!


ライブ・パート2では、
RAM WIREを知るきっかけになった人がきっと多いのでは?!という“名もない毎日”。
「皆さんにとっての大切な人を思い浮かべながら聞いて下さい。」と。
家族、恋人、友人・・・それとも・・・
皆さんはどんな人を思いながら聞いていたのでしょうか。

日常の中で、大切な人と過ごしていても、
当たり前になってしまって、その時間を大事に出来ていないことがありますが、
この曲を聴いていると、そのことに気づかされます。
そして改めて、自分の周りにいてくれる大切な人達が愛しく思え、
もっとその人達への感謝や、思いやりの気持ちを持っていたいなと感じさせてくれました。

RAM WIREのsong writingの才能は、
JUJUさんやSpontaniaなどへの楽曲提供でも発揮されています。
一昨年、ユーズさん、RYLLさんが手掛けたJUJUさんへの提供楽曲
“PRESENT”のカバーも披露。
誰もが静かにユーズさんの歌声に聴き入りました。


最後のライブ・パート3。
“ALIVE”では、お客さん達はタオルマフラーを振り回しながらジャンプしたり、
一緒に口ずさんだりして、盛り上がりも最高潮!

そして一番最後には、Newシングル“何度も”を。
この曲は、「新曲」ではなくて、ずっとずっとRAM WIREが大事にしていた曲。
メジャーデビュー10年。
デビューがゴールだと思っていたけど、プロの厳しさを知って・・・と話すRAM WIRE。
これまでどんな苦労を積み重ねて、心が折れそうになりながらも
強い気持ちを持って、今日ここに立っているかが伝わり、
包み隠すことなく表現された“何度も”を聴くと、
その厳しさを歩んできた彼らの努力を知ることが出来ました。

その厳しさに挑んだからこそ、経験が素晴らしい曲へと形を変えた今、
彼らの曲はどれも、何かに努力している人の胸にグッと届くのでしょうね。

肩をポンと叩いてくれたり、ハグをしてくれたり、ただただ話を聴いてくれたり…
一輪の花をプレゼントされたかのように、心をほぐしてくれて、
“いつもそばにいてくれる”RAMWIREの曲。

それを存分に感じさせてくれるライブでした。
そして、今後どんな曲を届けて下さるのかもとてもとても楽しみです。

RAM WIREの皆さん、
真っ直ぐなパワーいっぱいのライブをありがとうございました!
ライブの様子

Set List

  • 1.歩み
  • 2.Beautiful World
  • 3.大丈夫、僕ら
  • 4.名もない毎日
  • 5.PRESENT
  • 6.ALIVE
  • 7.何度も
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