Program オンエアー情報

Hellosmile Lounge
Personality
小巻亜矢
女性ならではの健康面やメンタル面での悩み、
キャリアや恋愛問題に絡む悩みなど、日曜日の深夜だからこそ、
ちょっと話づらいことも一緒に考えていきます。
小巻亜矢

第82回 オンエアー

[2017.01.29]

『Hellosmile Lounge』は20代、30代の女性に増えている子宮頸がんの予防啓発プロジェクト「ハロースマイル」の情報発信拠点。
女性の健康と笑顔を応援するさまざまなメッセージを、全国38局フルネットでお届けします。
今夜、ハロースマイル・ラウンジを訪れたゲストは元・おニャン子クラブのメンバーで女優・タレントの生稲晃子さんです。
「ハロースマイル」の小巻亜矢さんがお話を伺います。



(小巻さん)
今夜のゲストは生稲晃子さんです。2011年に乳がんが見つかり、5度の手術をされたことを先週うかがいました。今、生稲さんが健康に関して気を付けていること、していることはありますか?


(生稲晃子さん)
実は全然、やっていないんです。好きな時に好きなものを食べていて、夜中でも平気で食べていますし、カップラーメンも肉もたっぷり食べています。
気を付ける、ってほどでもないですが、「笑っていること」、これはしています。
サプリメントをのまなくちゃとか、これを食べなくちゃ…、という事を決めると ストレスに感じるタイプなので、そういう事は敢えてやめました。 
それより、毎日、ベラベラ喋って、へらへら笑って…、それが免疫力をアップさせると思っています。しかもお金もかからない。

(小巻さん)
食べる!笑う!しゃべる!いいですね。 明るく、とか、笑ってる、とか、言うのは簡単ですけれど、実際にできるのは、生稲さんの中の潔さとか、ポジティブさだと思います。
 
(生稲晃子さん)
笑いたくない時でも、微笑むだけでも免疫力がアップする、微笑むのが嫌な時は口角を上げるだけでもいい、って医師に教えてもらいました。


(小巻さん)
「ハロースマイル」の活動の名前もまさに、そこに由来しているんです。ハッピーだから笑顔になるんじゃなくて、笑顔だとハッピーになる、ということを伝えたいと思って、名前をつけたんです。
生稲晃子さんはご自身の乳がんの闘病について、「右胸にありがとう、そしてさようなら」(光文社)という本にまとめていらっしゃいます。病気との向き合い方、家族と関わり方、医師との対話が詳しく掲載されていて、病気をしていなくても、自分の体をどう、愛おしく扱うかなど、学ぶ事が多かったです。
この大きな病気と向き合う中で、この人のこの言葉に支えられた、という事はありますか?

(生稲晃子さん)
娘の言葉なんですけれど…、最初の再発の頃でしょうか…。
手術をして帰宅して…、翌日が仕事だったんで、髪を洗いたかったんです。
でもお風呂にはまだ入れなくて…。そうしたら主人が「洗ってやるよ」って言ってくれたんです。そうしてら、その時、当時6歳か7歳の娘が、私の不安定な体をずっと支えてくれたんです。「私にできる事は何でもするよ。」って。
その時、「負けてはいられないな。」って思いました。勇気をもらって、頑張らなくちゃっ、て思いました。

(小巻さん)
母と娘でありながら、ソウルメイトですね。

(生稲晃子さん)
そうなんです。今は喧嘩ばっかりですけれどね…。でも、当時の私の辛さを分かってくれていたんですね。

(小巻さん)
私は生稲晃子さんの著書「右胸にありがとう、そしてさようなら」を読んだ時、実は眠れなくなってしまったんです。学ぶことも多かったし、私ってそこまで、自分の体を愛おしんでいなかったんじゃないかしら、って…。
それで、改めて無くなった胸をさすってみたり、お風呂に入った時、自分の体中にありがとう、って言ってみたんです。この本を読むと、家族との関わり方、体との向き合い方が学べるし、そして何より、自分の体が愛おしくなるので、多くの方に読んで欲しいです。

子宮けい癌は乳がんと同じように、女性特有の癌。
皆さんには乳がん検診も子宮けい癌検診も、ぜひ、定期的に受けて欲しいと思います。

(生稲晃子さん)
検診って嫌ですよね。受けたくない気持ちはよく分かります。時間だってないし、子育て真っ最中の方は自分のことより、家族、子供のことが優先になってしまいますが、家族が元気でいるためには、ママが元気でいることも大切です。
そのためには検診にいって「異常がない」という言葉を医師からきくのが一番です。まずは自分の体をちゃんとみてあげて欲しいです。
普段からよく言っているのは「一年頑張った自分へのご褒美」と思って、「検診の日」を作って欲しい、ということ。
ご褒美と思えば、その日は「私だけの日」、って思えるんじゃないかと思って。

(小巻さん)
お誕生日の月などにすると忘れなくていいですよね。
さて、生稲さん、今年一年の目標があれば教えて下さい。

(生稲晃子さん)
一年の目標というわけではないんですけれど、癌になった時、友人の医師に
「目標ができて良かったじゃない。」って言われたんです。
「癌になったのに、目標?」って思っていたら、
「『生きる』っていう目標だよ。」って。
楽しいことも、何もかも、まずは生きてないと経験できないので、『生きる』ことを第一に考えなくちゃいけない、って事に気付きました。
以来、『元気よく生きる』ということを人生の目標に頑張っていこうと思っています。

(小巻さん)
終始、口角が上がってニコニコしている生稲さん、本当に素敵です。
2週に渡ってありがとうございました。

M  Across The Universe_ /  Fiona Apple  
M Sei Mesi Di Felicita' / ARMANDO TROVAJOLI
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第81回 オンエアー

[2017.01.22]


『Hellosmile Lounge』は20代、30代の女性に増えている子宮頸がんの予防啓発プロジェクト「ハロースマイル」の情報発信拠点。
女性の健康と笑顔を応援するさまざまなメッセージを、全国38局フルネットでお届けします。
今夜、ハロースマイル・ラウンジを訪れたゲストは元・おニャン子クラブのメンバーで女優・タレントの生稲晃子さんです。
「ハロースマイル」の小巻亜矢さんがお話を伺います。



(小巻さん)
今夜のゲストは生稲晃子さんです。生稲さんはアイドルグループ「おニャン子クラブ」のメンバーとして活躍し、卒業後は女優、タレントとして活動してきました。プライベートでは結婚して娘さんも誕生。
でも妻として、母として充実した日々を送る中で乳がんが見つかったそうですね。
いつ頃だったんでしょうか。


(生稲晃子さん)
2011年の1月に受けた人間ドックで見つかりました。その前も検査はちょこちょこ受けていたんですが、元気だったんです。
でも、その時の人間ドックで再検査の通知がきて、再検査したら3月に悪性である、という告知受け、そこから私のがん生活が始まりました。

(小巻さん)
公表はしていなかったんですよね。後で知って、強い方だなって思いました。

(生稲晃子さん)

当時、健康番組を担当していたので、悩みましたが、がんという病気が健康番組の内容にそぐわないかもしれない、と思って…。
治療で自分の外見が変わってしまって、周りの人に「どうしたの?大丈夫?」って言われない状況で、元気良く過ごしていられるのであれば、公表は控えておこうと思って、結果的に4年8カ月が経ちました。


(小巻さん)
その間に手術をされ、しかも一回の手術では留まらなかったそうですが…、

(生稲晃子さん)

最初に発覚したシコリは8ミリでステージ1だったので、とってしまえば終わりかと思っていました。でも、再発を二度してしまい、最終的には全摘となりました。その時は一日一日を頑張って生きようと、一日一日をこなしているだけで、あっと言う間に日々は過ぎましたが、その5年を振り返ると、大変な毎日だったなぁ、色々あったなぁ、って思います。
5回も手術したなぁ、って。 


(小巻さん)
生稲晃子さんの著書「右胸にありがとう、そしてさようなら」を読ませて戴きました。
闘病記でありながら、女性へのメッセージに溢れた本だなぁって思いました。

実は私も乳がんを罹患しているのですが、この本を読んで担当医が一緒だったということを知りました。 
私は2007年のことで、乳がんが発覚してからすぐに全摘となって、再建もしていないのですが、生稲さんが一つ一つのプロセスに向き合って、葛藤して、その都度、立ち向かって手術を受け、再建された…、その選択に敬意を表したいと思います。

(生稲晃子さん)
患者側はがん告知をされて、その上、(乳房の)全摘と言われ…、
そんな時に「じゃぁ、すいません、再建もお願いします!」なんていう風には言えなくて、なかなか気持ちがついていかないものです。
私の場合は医師の方から「再建という手段はどうですか。」ときかれたんです。「今まで再建をされた患者さんが、膨らみが戻った胸を見て、辛かった日々を忘れることができる。みなさん喜んでいらっしゃいます。」と。
その時、私はまだ胸があったので、無くなった時の自分が想像できなくて、もしかしたら、凄いショックを受けるのかもしれない…。
そんな風に思って、先生の再建という話に乗ってみようと、再建手術に踏み切ったわけなんです。
ただ、膨らみは戻りましたが、昔のように自然な胸ではないです。シリコンを入れた人工的な胸です。でも、膨らみが戻ったことで普通の下着を付けることもできるし、普通に洋服を着ることもできるようになったので、もし、再建を考えている人がいたら、どんどんお話してあげようと思っています。

(小巻さん)
闘病の過程で元気づけられた音楽などがあれば、教えていただけるでしょうか。

(生稲晃子さん)
BELIEVEという歌で合唱曲なんですが、子供が学校の行事があると、全員でこの歌を歌っていて…。ママ友といい曲だね、っていつも話していた曲なんです。


(小巻さん)
私もこの曲で大泣きしたことがあります。
清らかな合唱曲ですよね。この曲を聴くと色んなことを想い出すと思います。
最初の乳がんが発覚した時、ご家族とはどんな風に向き合われたんでしょうか。

(生稲晃子さん)
主人は大人なので勿論、すぐ理解してくれたんですが、その時、主人の父が悪性リンパ腫で入院中している時だったんです。余命数カ月だったので、父親と私が同時にがんということで、ショックだったと思います。
だからでしょうか、逆に平常心を保つように考えたのか、家の中ではあまり、がんの話をしないようにしていたと感じました。多分、自分の中で消化していたんだと思います。

一番悩んだのは5歳の娘に伝えるかどうか、ということでした。
結局、子供の性格を親が判断して決めるのが一番いいと思って、全部伝えました。ママは右胸に悪いものがあって、それをとらないと死んでしまうって…。
娘は、ママが死ぬのが嫌だ、入院するのが嫌だ、って泣きました。
その姿を見て、この子は5歳だけれど、理解はできたなって思いました。
それから5年間、全て話しています。手術の傷跡を最初に見たのも娘です。

(小巻さん)
最近はお嬢さんと、どんな会話をされますか?

(生稲晃子さん)
左胸を見て本物のおっぱい。右胸を見て、ニセモノのおっぱいって言っています。(笑)
シリコンを入れていて、神経はとっているので…。触ってみて、「どう、今、分かる?」なんて言っています。

(小巻さん)
腫れものに触るような関係ではなくて、信頼関係があるからこそですね。

(生稲晃子さん)
2013年、全摘する前は、私も辛かったですが、娘も葛藤した時期があったと思います。二度目の再発の時には私が弱音を吐く事もあったりして、
「ママ、死んじゃうかもしれない。」
とか、言ってはいけないことも随分、言ってしまいました。

(小巻さん)
年齢的にはどんどん多感になって、色んな事を何十倍にも吸収する時期ですよね。その時期に素敵な母娘関係を築かれましたね。

(生稲晃子さん)
今も温泉に行くと、どうしても大浴場に行きたくなってしまって、夜中にこっそり行くんですが、どうしても、みなさんの前で胸を見せるのがちょっと辛かったりして…

(小巻さん)
私も必ず手ぬぐいを使います。

(生稲晃子さん)
そうですよね。そんな時、娘が必ず、右胸を隠すように私の前を歩いてくれるんです。

(小巻さん)
チームですね。
乳がんのことを公表されてからは、ご自身の経験を本にもされて、伝える立場になりましたが、今、どんな想い伝えたいと思っていらっしゃいますか。

(生稲晃子さん) 
命の大切さ、って分かってはいましたが、大病しないと強くは思えないものですから、そのことを皆さんに伝えたいです。
今の私が一番感じている事は、普通が一番、ということです。
長年生きていれば欲が出てくるもので、欲も大切ですが、欲よりも今、自分が持っているもの全てに感謝して、普通に穏やかに生きることが一番尊いものだ、ということを感じているので、そんな事をお伝えしたいです。

(小巻さん)
この活動を始めて、沢山の患者さんに接する機会が増えましたが、罹患された方がおっしゃるのは、がんは沢山のことを教えてくれた、よいう事なんですよね。
でも、当然、がんにはならない方がいいです。
女性の皆さん、ご自分のこととは関係ないと思わずに、一緒に考えていきましょう。ぜひ、検診を受けて下さいね。
生稲さん、ありがとうございました。来週も宜しくお願いします。

M  snow drop      / 森山直太郎 
M  ビリーヴ BELIEVE   / 杉本竜一 
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第80回 オンエアー

[2017.01.15]

『Hellosmile Lounge』は20代、30代の女性に増えている子宮頸がんの予防啓発プロジェクト「ハロースマイル」の情報発信拠点。
女性の健康と笑顔を応援するさまざまなメッセージを、全国38局フルネットでお届けします。
今夜、ハロースマイル・ラウンジを訪れたゲストは「モーニング娘。」OGで女優・モデルの高橋愛さんです。
「ハロースマイル」の小巻亜矢さんがお話を伺います。



(小巻さん)
早速、質問ですけれど、愛さんが輝いている秘密や気を付けていることを教えて下さい。

(高橋さん)
大好きな事をしている、ということでしょうか。
もともと、モーニング娘。が大好きなんですけれど、モーニング娘。が誕生する前から、洋服が大好きで…。
切っ掛けはお母さんで、私の住んでいる福井県にはお母さんの好きなブランドがなくて、金沢まで子供たちを連れで買い物に行っていたんです。 
その影響で洋服が大好きになって、お小遣いがもらえるようになってからは、お小遣いの範囲以内で買える服を買っていました。

今でも覚えているのは500円で買ったワンピース。当時、お小遣いの使い道はプリクラか服、っていう二択だったんですけれど、溜めた500円で買ったワンピースをどう気回すか、ってことを日々考えていました。だから今、大好きな洋服関係の仕事ができていることに、とても幸せを感じます。

(小巻さん)
食べ物はいかがでしょうか。

(高橋さん)
気を付けているのは水分を摂ることくらいでしょうか。むしろ、私より旦那さん(あべこうじさん)の方が女子力が高くて、グルテンフリーとかしています。
4〜5キロやせたんですよ。
でも、全く小麦を摂らないわけではなくて、大好きな餃子は我慢しない、とか、ストイックになりすぎないようにしているようです。

(小巻さん)
ついつい、旦那さんの話になっちゃいますね。

(高橋さん)
本当に、旦那さんは女子力が高いので、つい、参考にしてしまうんです。
この間もエステに行っていたんですよ。
それをSNSで知りました。その時は「嘘でしょ。」って思いましたけど…。


(小巻さん)
エステで何をされるんでしょうか…。美顔とか?

(高橋さん)
マッサージとか、セルライトを流すとか、髭を脱毛したりとか…。
バランスボールの資格も持っているんですよ。産後ケアとか、指導者を輩出する資格も最近、取得しました。

(小巻さん)
そんな資格があるんですね。知りませんでした。
では、ここで一曲、お届けしたいのですが…

(高橋さん)
私が初めてソロをとった曲でモーニング娘。で「そうだ!We're ALIVE」をお願いします。

(小巻さん)
初のソロはどんな感じで歌われたんでしょうか。

(高橋さん)
歌ったのはほんの一行なんですけれど、「本当の気持ちはきっと伝わるはず」っていう、サビのところで、すごく緊張しました。

レコーディングの時は自分が歌ったところのどこを使われるか分からないので、できあがって、歌詞カードに(高)って書いてあるのを見つけた時は、すごく嬉しかったです。そのカップリング曲を先輩たちと聴いている時、私のソロのところで、当時リーダーだった飯田圭織さんが「だれ、これ?」って、さり気なく言った言葉が、怒られているような気がして、「ごめんなさい。」って思いました。 
飯田さんは怒っていたわけではなくて、聴き慣れない声に反応しただけなんですけれど…。
当時の私は第五期メンバーとして入り立ての新人だったので、何でも「すいません、すいません」って感じでしたから…。

(小巻さん)
先輩は絶対なんですね。体育会系っぽい感じ?

(高橋さん)
モーニング娘。はメチャメチャ体育会系でした。
でも、先輩に褒められることもありました。
「愛ちゃんって、歌うまいね。」って。それも飯田圭織さんだたんですけど…。
ツンデレだなって、思いました。

(小巻さん)
話は変わりますが、ハロースマイルは子宮けい癌を予防するプロジェクトなんですけれども、愛さんは検診を受けたことがありますか?

(高橋さん)
何度か受けたことがありますし、周りでは毎年検診を受けていて、子宮けい癌の手術を受けた友人もいますので、検査や早期発見が大切だなって、身にしみました。 


(小巻さん)
若いみなさんがやりたい事をできるように、自分の体を大切にして欲しいです。さて、愛さんは今月から「ENTERTAINMENT BIGBAND LIVE 三宅裕司&Light Joke Jazz Orchestra with special guest 高橋愛 “昭和のアイドルを Swing しよう” 」に出演されるんですよね。
昭和歌謡に馴染みのある人は多いと思いますが、愛さんは…?

(高橋さん)
実はピンクレディーの「ペッパー警部」をモーニング娘。時代にカバーしたことがあって、当時のピンクレディーの振り付けをそのまま再現した事があります。実はすごく細かい振り付けなんですよね。
そんな事もあって、けっこう昭和アイドルに触れる機会はありました。

(小巻さん)
日程は1 月 27 日(金) 〜 29 日(日) Blue Note TOKYO
2 月 4 日(土)NAGOYA Blue Note
楽しみですね。今後のご活躍も期待しています。
2週に渡っての出演ありがとうございました。

M あなたにスマイル:/MISHA
    
M そうだ!We're ALIVE /モーニング娘。

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第79回 オンエアー

[2017.01.08]

『Hellosmile Lounge』は20代、30代の女性に増えている子宮頸がんの予防啓発プロジェクト「ハロースマイル」の情報発信拠点。
女性の健康と笑顔を応援するさまざまなメッセージを、全国38局フルネットでお届けします。
今夜、ハロースマイル・ラウンジを訪れたゲストは「モーニング娘。」OGで女優・モデルの高橋愛さんです。
「ハロースマイル」の小巻亜矢さんがお話を伺います。



(小巻さん)
2014年、お笑い芸人、あべこうじさんとご結婚されましたが、年末年始はどう過ごされたんでしょうか。



(高橋さん)
旦那さんと海外旅行に行きました!


(小巻さん)
もうすぐ結婚3年ですね。

(高橋さん)
バレンタインデーに結婚したのでもうすぐ丸三年になります。

(小巻さん)
ご結婚されて新たな発見はありましたか?

(高橋さん)
結婚したからといって、生活が変わった、ということはないんですが、旦那さんのことを毎年毎年、毎日毎日、好きになっています。


(小巻さん)
あべこうじさんが魅力的な方なんだと思いますが、努力されていることもあるんでしょうか。

(高橋さん)
尊敬から入っているので、人間っぽいところを見ると、この人、こういうところがあるんだ、可愛いって、日々、発見するのも楽しいです。
私が大好きになって結婚したので…、結婚してすごい幸せですね。

(小巻さん)
結婚して幸せ、って言えるのって、素敵ですね。 

(高橋さん)
アイドルの時代はあれダメ、これダメ、という世界にいて、それは正しかったと思うんですけれど、モーニング娘。を卒業した時にマネージャーさんから、「これで、恋愛解禁だよ。」って言われて…。結婚して幸せになっている先輩たちを見て、私も幸せになりたいなって思っていました。

(小巻さん)
今年はいきなり大きなチャレンジが待っているそうですが…、
「ENTERTAINMENT BIGBAND LIVE 三宅裕司&Light Joke Jazz Orchestra with special guest 高橋愛 “昭和のアイドルを Swing しよう” 」

(高橋さん)
今年は10周年記念ライブということなんですが、三宅裕司さんがゲストとして、私の名前を挙げて下さったそうで、とても嬉しくて…。でも、「どうして私?」って疑問だらけなんです。リハーサルもしていないので、まだ疑問だらけです。
モーニング娘。としての舞台の数は踏んでいますが、今回は一人、それも、ビックバンドの演奏もあるので、三宅さんの期待を裏切らないように頑張りたいと思っています。

(小巻さん)
日程は1 月 27 日(金) 〜 29 日(日) Blue Note TOKYO
2 月 4 日(土)NAGOYA Blue Note
ライブでは昭和の歌を歌われるそうですね。愛さんは平成たっぷりなイメージですが…。

(高橋さん)
実は昭和生まれなんです。昭和61年です。
それから、モーニング娘。の時に昭和アイドルのカバー曲も歌っていたので…。ピンクレディーさんとか、昭和の曲には触れています。


(小巻さん)
モーニング娘。を卒業する時はどんな感じでしたか?

(高橋さん)
私は卒業を自分で決めて、自分のやりたい事をやろう、という前向きな卒業だったんですが、卒業して朝起きて、「私、もうモーニング娘。じゃないんだ!」って思いました。モーニング娘。の看板が外れた時の怖さは想像してはいたんですが、不安の方が大きかったです。今まではモーニング娘。だから仕事が来ていたので…。
でも、モーニング娘。の時は常に走っていて、生き急いでいたので、卒業してからは立ち止まったり、振り返ったりしてもいいのかな、って思うようになりました。

(小巻さん)
若いのに…。

(高橋さん)
若いっていう扱いはなかったんです。20歳でリーダーになった時から、おばちゃん扱いだったので…。だから25歳で卒業してから「若いじゃん」って言われるようになって、「そうか、若いんだ」って思うようになりました。

(小巻さん)
一度、おばさんになって、また若くなって、女優として新しいスタートをして…。得した感じですね。

(高橋さん)
全部が新鮮に感じました。
結婚して旦那さんと手をつないで歩けることも新鮮でした。

(小巻さん)
これまで、こんな言葉に支えられたとか、この人のひと言葉が効いた!なんて事はありますか?

(高橋さん)
旦那さんから学ぶことは多いです。感謝の気持ちは言葉にした方がいいとか。これはモーニング娘。時代、リーダーだった時にも学びましたが…。
後輩たちにどう伝えていくか…。率先して言葉にしよう、って思いました。でも、伝えようとして自分が泣いちゃって、逆に後輩に心配されたり…。
「愛ちゃん、大丈夫って?」って。

ただ、やっぱり言葉にするって大事だと思うんです。旦那さんには、ちっちゃな事でも感謝を言葉に表すようにしています。
ゴミを出してくれたら、「ありがとう。」洗濯物を干してくれたら「ありがとう。」伝えることが大切だと思うんです。
そういう事って、言われたら嬉しいし…。
言われたくてやるんじゃないけれど、「ありがとう」言われたら、糧になるじゃないですか。「もっと、やってあげよう」とか、「もっと、頑張ろう」とかって。

(小巻さん)
愛さんは小さな体からいろんな魅力がキラキラ飛び出す方ですね。
来週も宜しくお願いします。


M  A Natural Woman / MINM  I 
M ひょっこり ひょうたん島/三宅裕司&Light Joke Jazz Orchestra
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第78回 オンエアー

[2017.01.01]

『Hellosmile Lounge』は20代、30代の女性に増えている子宮頸がんの予防啓発プロジェクト「ハロースマイル」の情報発信拠点。
女性の健康と笑顔を応援するさまざまなメッセージを、全国38局フルネットでお届けします。
今夜、ハロースマイル・ラウンジを訪れたゲストは、元フィギュアスケート選手の鈴木明子さんです。
「ハロースマイル」の小巻亜矢さんがお話を伺います。



(小巻さん)
年初ということで、一年を元気に過ごすために体調管理についておうかがいしたいのですが、どんなことに気を付けていらっしゃるんでしょうか。

(鈴木さん)
選手の時は睡眠も食事もトレーニングの一つのような形で規則正しくしていたのですが、今は色んなお仕事をするようになって、どうしても不規則になってしまうんですよね。でも、選べる時は体にいいものを選ぶようにしています。
食べ物はもちろんですが、シャンプーもオーガニックなものを使うようになりました。食べ物はオーガニックのほかに玄米や全粒粉など、茶色いものを選んでいます。

それから、スケートは寒い場所でやっているので、体を冷やさないように心がけています。冬なら暖かい鍋にしたり、お野菜もたくさん摂ったり…。
 

(小巻さん)
ご自分で作ることもあるのでしょうか。

(鈴木さん)
今は実家にいるのですが、実は両親が和食屋を営んでいるんです。
だから帰るとご飯があるという、甘やかされた環境なんです。
小さいころからお魚メインの食事で育ってきたので、骨は丈夫なんじゃないかと思います。

(小巻さん)
鈴木さんのその芯の強さとしなやかさを支えているのは、食生活以外ではどんなものがあるのでしょうか。睡眠とか、お風呂の入り方とか、ストレス解消法とか…。

(鈴木さん)
ストレス解消法は…、舞台を観に行くのが好きで、ミュージカルはよく観に行きます。歌を聴くのが好きなんですよね。
その場で演じたり、踊ったり、歌っている方たちを観ると、生命の躍動を感じられて好きなんです。
映画より、臨場感のある舞台が好きですね。

(小巻さん)
最近みたミュージカルは何でしょうか。

(鈴木さん)
昨年、観たのは「エリザベート」の再演です。ミュージカルはWキャストやトリプルキャストがあるので、その人によって解釈や歌い方、表現方法の違いを観たくて、何度も観に行ってしまうんです。

(小巻さん)
ご自身の演技に取り入れることも、意識されたりしますか?

(鈴木さん)
直接的にというよりは、舞台全体の見せ方を参考にすることはありますが、全てをスケートのために、と思うと苦しくなってしまうので、趣味として楽しんでします。でも、時々、幕にはけていくときの、あの人の歩き方が素敵、なんて思ってしまいますが…。

(小巻さん)
今年の抱負を聞かせてください。

(鈴木さん)
ソチオリンピックが終わって2年半〜3年が経って、沢山のことを経験やチャレンジさせていただいたので、今年はそれをしっかり身につけて、次に繋げて行きたいと思います。


(小巻さん)
それではここで、鈴木さんのお気に入りの一曲を聴きたいと思うのですが…。

(鈴木さん)
先ほどもミュージカルが好きだと言いましたが、「オペラ座の怪人」という素晴らしいミュージカルの一曲で、引退する最後のシーズンのプログラムでも使った「The Music Of The Night」をお願いします。


(小巻さん)
あの時のシーンが蘇りますね。
さて、ハロースマイルは子宮頸がんの予防啓発プロジェクトなのですが、鈴木さんは検診を受けたことはありますか?

(鈴木さん)さん
子宮頸がんの検診そのものが目的ではなかったのですが、摂食障害になってから復帰する時に、身体全体の検査をしてもらって、婦人科で受けました。
ただ、それ以来、受けていなくて、30歳になった時に「受けなきゃ」って、改めて思いはじめました。

(小巻さん)
ぜひ、今年、受けてみて下さいね。

(鈴木さん)
誕生日の月に検診を受けようと思っています。

(小巻さん)
ハロースマイルの活動は命をもらった誕生月に自分の命を大切にしよう、自分の身体を大切にしよう、ということからスタートしたんですよ。
リスナーのみなさんも検診を受けてくださいね。

(鈴木さん)
さて、お仕事では、体験型の出張授業「スケート・キャラバン」という活動もされていらっしゃるそうですが…

(鈴木さん)
全国の学校を対象に募集して、ご応募いただいた学校に行っています。体育館に樹脂製の専用パネルを敷設してつくる簡易スケートリンクで氷を使わないんです。そこで子供たちとスケート体験をしたり、オリンピックの体験談などをお話したりしています。

(小巻さん)
スケート・キャラバンを通して、どんなことを感じられましたか。

(鈴木さん)
最初は「滑れるかなぁ」とか「怖いなぁ」って言っていた子供たちが、ちょっとずつ慣れてきて、大胆な一歩を踏み出しているのを見ると、いつの間にか、笑顔になっているんですよね。
子供たちは将来、色んな事にチャレンジしていくと思いますが、楽しんでチャレンジすることをここで覚えて、チャレンジの一歩のお手伝いができたらいいと思っています。

(小巻さん)
どんな地域へいらしたんでしょうか。

(鈴木さん)
去年は石巻市に伺いました。被災した子供たちは苦しい経験を持っていますが、ここから夢を持って、頑張って欲しいという想いで行きました。

(小巻さん)
夢は力になりますよね。

(鈴木さん)
まずは自分が夢を持って生きていくことが、色んな事へのモチベーションになると思うんです。
そして、単純に元気になって欲しい、という想いもあります。
私も子供たちから元気をもらえますし、また、頑張ろうっていう気持ちになります。

(小巻さん)
元気が循環していますね。
2週にわたってのご出演、ありがとうございました。

M  woman / John Lenon
    
M The Music Of The Night from The Phantom Of The Opera /original cast
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