『Hellosmile Lounge』8月は「女の子の体と健康、強化月間!」ということで、産婦人科医の三井真理さんをお迎えして、皆さんのお悩みに答えていきます。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪
(菅野さん)
8月は「女の子の体と健康、強化月間」ということで、国立成育医療研究センター産婦人科医、三井真理先生をお迎えしています。
▼ラジオネーム:花のJKになりたいさん(15歳/学生)
初めてまして、こんばんは。毎週聞いてます!
私の祖母は癌で亡くなったので、防げる子宮頸がんについてとても興味があります。
ところで、子宮頸がんとは関係無いのですが、私には同い年の彼氏がいます。
その彼が性行為を求めてきます。なんとなく話をそらし てきましたが、もう限界です。
私はもしもの時は責任を持てないし、そもそもまだしたくありません。
汚いとかは思ってないけど嫌です。私って変ですか?好きな人ならするのが当たり前ですか?
(小巻さん)
まず三井先生に、低年齢化している性体験のお話しなどいただきましょう。
(三井先生)
初めて性交渉をもつ年齢については色んな統計があるんですけど、大ざっぱに言うと、ここ最近の日本の男女の、初めて性交渉をもつ年齢の平均が、20歳くらいと言われています。
今、20代の方の平均は、だいたい18歳前後と言われていて、花のJKになりたいさんのご両親の世代に比べると早くなってきているのかなと思います。
この年齢が早くなってきているのには、やっぱり性についての 情報を、インターネットとかでどんどん取り入れやすくなって知識が入りやすいというのがあるんですね。
地域差もあるんですけど、日本全国的にみても、平均年齢は下がってきていて、あとは欧米の方はもっと早く、18歳よりももっと低い年齢で報告されています。
その分、性教育をどうするかということも、大きな課題かなと思います。
日本の性教育の現状というのは、これも地域によってばらつきがあると思うんですけど、例えば、なんで生理がくるのかっていうのも、きちっと真正面から向かって教育をしている施設というのは、多いかと言われれば、たぶん少ないのが現状なのかなと思うんですね。
男女の身体の仕組みから、どうして子供が産まれるのか、どうして性交渉があるのか、とい う道筋がまだちょっと、確立されるのはなかなか日本では難しいのかなと思います。
でもその反面、ちょっと調べれば、スマホからでもどんどん情報が得られるので、親とか教師らがいろいろ言う前に子供たちの方は情報を吸収してしまうことが起こり得るかと思います。
(小巻さん)
同い年の彼氏ということは、15歳・16歳で、そうすると、大好きだとどうしても一緒にいたい、抱きしめたいっていうその先に、どうしても性行為っていうのは、言いにくいですが、それも健全な欲求ではあると思うんですけど、花のJKになりたいさんの気持ちが、まだちょっと嫌というところにあるんですよね。
その気持ちって全然変じゃないと思うし、たくさんコミュニケーションをとって、「嫌いじゃなくて 大好きだけど、まだ怖い、まだそういう気持ちにはなれない」と率直にお話ししたらいいんじゃないかなと思います。
(菅野さん)
全然変なことではないですよね。人それぞれにタイミングってあると思うし、花のJKになりたいさんはすごくちゃんとしてるというか、「もしもの時は責任とれない」っていうことも考えてるのは偉いなと思いますよね。
なので、そのことを彼に伝えてわかってもらって、お互いのタイミングが来た時にっていうのが一番幸せなんじゃないかと。
(小巻さん)
そうですね、素敵な恋をしてほしいですね。
M:My Place / Brian & Tony Gold
▼ラジオネーム:テレビっ子さん(20歳/学生)
私は大学生です。私が所属している学部は授業数が多く、ほとんど毎日朝から夕方まで授業が入っています。
そのため気持ちに余裕がありません。
毎日授業の予習・復習はやっているつもりでした。
最近、授業で先生への問いかけに答えられず、キツく注意されました。
勉強ができないのはこの忙しい時間割のせいなんだからしょうがないでしょ!と思ってしまい、心のなかで反発してムシャクシャしています。
大学生にもなって私の直さなくてはいけない面なのは分かっているし、こんなことで苦労するなんてくだらないと感じてはいます。やる気もなくなりがちです。
こんな時どんな気持ちを持てば良いでしょうか。アドバイスお願い します。
(小巻さん)
子育てとか仕事に出ても、こういうことってありますよね。やることがいっぱいで余裕がなくなっちゃう時ってありますね。
(菅野さん)
でもそんな中、「毎日授業の予習・復習はやっているつもりです」っていう、偉い!
(三井先生)
これすごいですよね!手を抜いてないですよね。
(菅野さん)
たぶん先生にキツく注意されたのも、一回がすごく心に残っているんだと思うんですけど、それを気にせず、日々怒られても気にしない人いっぱいいると思うんですよね。
(小巻さん)
やることやっているんですからね。
あとは、少し余裕を持たせるためには自分へのご褒美ですね。
三井先生は、ムシャクシャする時ありますか?
(三井先生 )
私はすごく、テレビっ子さんのメッセージに共感できますね。
自分もそういう時ありました。
大学の授業が朝から晩まであって、本当に余裕がなくなる時ってあって、テレビっ子さんがおっしゃってることがよく分かるなと思ったんです。
「なんで勉強してるんだっけな?」ってことを見失いそうになることもありますし、でも身につく勉強って時間の長さじゃなくて時間の濃度、深さだと思うんです。
なので私は、全くやる気がない時は、本当にやらなかったですね。リフレッシュする時間を決めて、宝塚歌劇を観たりですね、全く違うことをして気持ちをリセットしてました。
そうすると、また向かっていける時ってくるのかなと思います。
きっとこの学部はご自身が希望し ていったところだし、「ここを勉強したい」と思って行かれたとこだと思うので、その気持ちはたぶん揺らいでないと思います。
(小巻さん)
ムシャクシャしながらも真面目に予習・復習しているところからも見ると、そういうことでしょうね。
(菅野さん)
毎日完璧にできる人なんて、誰もいないから大丈夫です!
適度にさぼりつつ、ぜひ楽しんでやっていって下さい!
M:Don't Know Why / Yeshemabeth
オンエアー曲リスト
M:Love Is Stronger Than Pride (Mad Professor Remix) / SADE
M:My Place / Brian & Tony Gold
M:Don't Know Why / Yeshemabeth