『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いたメッセージをご紹介します。
そして、国立成育医療センター産婦人科医、三井真理さんにもお悩みにお答えいただきます。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪
(菅野さん)
小巻さん、昨日はこの番組の公開収録『ハロスマライブ』お疲れ様でした!
(小巻さん)
お疲れ様でした。楽しかったですね!
ピューロランドは今、若い女子で盛り上がっているテーマパークなんですけど、
そんな中で毎年、「子宮頸がんを予防する日」に行っている『ハロスマライブ』を開催することができました。
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!
ライブも楽しめて、検診のことも皆さんの頭に残っていたら嬉しいなと思います。
(菅野さん)
この公開収録の模様は、4月24日と5月1日の2週に渡ってお送りする予定なので、
来てくれた方はもちろん、来れなかったという方も現場の熱を感じてもらえると思うので、
どうぞ、楽しみにしていてください!
それでは、「Hellosmile Lounge」に届いたメッセージをご紹介します。
▼ラジオネーム:モルフォさん(29歳/パート・アルバイト)
はじめまして、こんばんは。
私は摂食障害で、生理がこなくなりました。
産婦人科に行こうにも、病気が見つかったらと怖くて行けません。
このままだともう子供は無理かなと思ってしまいます。
(小巻さん)
まだまだ、諦めるには早すぎますよね。摂食障害から生理がこないという状態だと、
専門の先生に、ぜひ絶対に診てもらうことが必要だと思うんです。
“摂食障害=不妊”というふうにはならないと思うので、まずはひとつずつ、
摂食障害を乗り越え、そして生理含め、自分の体調としっかり向き合って、
身体っていろんなことを教えてくれているの で、「子供は無理かな」という最終的なところにもっていかないで、
一番大切なことは、“1人で決めつけない”ことで、
専門の先生に相談をして、対処しながら自分を大切にしてもらうことが良いなと思うんです。
(菅野さん)
「産婦人科に行くのが怖い」という気持ちも本当に良くわかるんですよね。
(小巻さん)
多くの若い女性から「検診は大事だけど、産婦人科はハードル高いな」という声がたくさんありました。
(菅野さん)
“何か見つかったら”とか、「大したことないよ」と“邪険に扱われてしまうんじゃないか”という怖さも、
私は最初あったんですけど、でも私は三井先生のところに検診に行かせてもらって、
こういう信頼できる先生に出会えたら、「なんで早くいかなかったんだろう」って思ったし、
人からの紹介で行けたら一番安心していけるのかもしれないですけどね。
(小巻さん)
先輩の女性に聞いてみるのもいいし、どうしても産婦人科というものがハードルが高ければ、
内科の先生にまず相談するところから始めるのもありかなと思います。
産婦人科に行くのが本当に怖いという声、多いですよね。
(菅野さん)
そうですね。
私もずっと怖くて行けなかったんですけど、行ってみたら気持ちも安心するし、
日々気持ちよく過ごせるようになるので、
一度、一歩踏み出せばガラッと変わったりするものなので、ぜひ勇気を出して行ってみてほしいですね。
(小巻さん)
モルフォさん、頑張って!
M:Not Today / Andra Day
(菅野さん)
ここからは、国立成育医療研究センター産婦人科医・三井真理先生にリスナーの方からの質問に応えていただきます。
▼ラジオネーム:ひよさん(15歳/学生)
私の母は乳ガンで亡くなりました。
わたしはまだ中学生なのですが、乳ガンが怖くて不安です。
遺伝とかあるそうですし、検診はいつから受けたらよいでしょうか?
(菅野さん)
乳がんでお母様が亡くなってしまって、自分もまだ中学生ですけど乳がんが怖いと。
検診というのは、いつくらいから受けるべきなんですか?
(三井先生)
乳がんについてなんですが、いま乳がんは若い女性にも増えてきている病気の一つです。
検診に関しては、早いんですけど、20歳からブレストケアといって、
月に一回は自分で乳房のセルフチェックをしよう、とお伝えしています。
遺伝に関しては、血液検査で調べると自分に遺伝子があるかどうかがわかるかなと思います。
ひよさんはお母様を乳がんで早くに亡くされて「自分も同じ病気になったら」と
漠然とした不安の中にいらっしゃると思うんですけど、
成人式を迎えたら、乳房のブレストチェックをしたらいいかなと思います。
(菅野さん)
そのチェックはどうやればいいんですか?
(三井先生)
できれば月経のあとが良いんですけど、お風呂に入ったりシャワーを浴びたあとに、
自分で、4本の指を使って、脇の方から肋骨と乳病を挟みこむように触れていきます。
ひらがなの「の」の字を書くようにしてチェックしていくと、コリっとしたものがないかどうかが確認できます。
あとは鏡の前で、右と左の乳房を見比べてみて、差がないかとか、
ひきつれた部分がないかとかを自分でチェックすることもできます。
(菅野さん)
見た目でもわかるものなんですか?
(三井先生)
見た目でわかることもあります。
ただ、自分で見るのって、「本当にあっているのかな」と不安で、
心配が残ると思うので、よかったら20歳前後を目途に受診されてもいいかと思います。
(菅野さん)
10代のうちはまだそんなに気にしなくて大丈夫ですか?
(三井先生)
そうですね。
気になるようでしたら、お風呂の中とかで、自分の乳房のカタチに変化がないかチェックしてもいいと思いますが、
検診と して実際に受けだすのは、20歳過ぎてからでも本当に十分じゃないかなと思います。
(菅野さん)
乳がんの検診は20歳ぐらいからでいいということなんですが、子宮頸がんの検診はいつくらいから受けた方が良いんですか?
(三井先生)
子宮頸がんについても、いま見直されているんですが、子宮頸がんと乳がん検診に関しては、
いろいろな自治体でも無料クーポンが配られています。
子宮頸がんは20歳、25歳、30歳、35歳、40歳の女性が対象になってきますので、
やはり20歳ぐらいから検診を受け始めたら安心かなと思います。
(菅野さん)
ひよさん、大変だと思いますが、前向きに頑張ってください!
M:I Want It That Way / Backstreet Boys
オンエアー曲リスト
M:SING / I Don't Like Mondays.
M:Not Today / Andra Day
M:I Want It That Way / Backstreet Boys