Program オンエアー情報

Hellosmile Lounge
Personality
小巻亜矢
女性ならではの健康面やメンタル面での悩み、
キャリアや恋愛問題に絡む悩みなど、日曜日の深夜だからこそ、
ちょっと話づらいことも一緒に考えていきます。
小巻亜矢

第22回 オンエアー

[2015.11.29]

『Hellosmile Lounge』今夜も、菅野結以さんの「子宮頸がん検診レポート」をお送りします。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪



(小巻さん)
子宮頸がんの検診、行かなきゃいけないことはわかっているけど、
何をされるんだろう、聞かれるんだろうと不安な方たくさんいらっしゃると思うんです。
結以ちゃんの勇気あるレポートを聞いて、こんな感じなんだと思ってもらえるといいです。

(菅野さん)
なかなか、この中の声を聞くこともないと思うので、ぜひ疑似体験していってください。
まずは、問診の前に簡単に記入シート書いて、そこから問診へと進みました。

【菅野さんレポート】
(三井先生)
このまま診察の方をしますけど、昔の保健体育 を思い出していただければ(笑)
子宮と膣があって、あとは卵管と卵巣が左右に2つずつあるんだけど、
子宮の“頸がん”というのは出口の部分の癌なので、“子宮体がん”というのは中になるんだけど、
この出口の部分の細胞をブラシでこすります。
なので、ちょっと押されるような感じはあると思うんですけど、
通常は苦痛は伴わないので大丈夫と思います。
何か質問ありますか?

(菅野さん)
もう早速いくんですね!

隣の部屋に移動しました。
ちょっと、歯医者さんの椅子っぽい感じで、足が開くようになっています。
上下に動くようになっているんですね。
ピンクの可愛い椅子です!(笑)

(診察台に乗って)診察台が今、上がっていきました〜。
ちょっとア トラクション的な感じで楽しいかもしれない!
体勢としては、寝る姿勢に近い感じですね。

(三井先生)
消毒液ぬりますね、痛かったらおっしゃってくださいね。
こする感じがあると思います。で、おしまいです。

(菅野さん)
え?おしまいですか?
信じられないくらい一瞬・・・えーーー!!

―そのあと、超音波の機械で、子宮と卵巣の形を見ていただきました―

(菅野さん)
自分の子宮の中を初めて見ました!
信じられないくらい一瞬過ぎて、あっという間の出来事でした。
もう終わっちゃいました(笑)

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(小巻さん)
人の検診の様子をこうやって聞くって、すごく不思議な感じですけど。
本当に勇気のあることを してくださったと思って、ありがとうございます。
「あっという間」という感想がすごく多く聞かれましたけど(笑)

(菅野さん)
私、レポートしに行ったのに、あまりの短さに
「ちゃんとレポートしきれてないんじゃないか」っていうくらい、
一瞬で終わってしまったので、びっくりでしたね。衝撃でした!

(小巻さん)
検診の中で、「これが例のブラシですね」って言っていたのが、
先日(11月8日放送分)、三井先生に番組へ来ていただいた時に、
先生が持ってきてくださったブラシ(⇒11月8日分のブログに写真があります)ですね。
実際に細胞をとられている感触っていうのはどうでしたか?

(菅野さん)
だいたい、痛くない痛くないって言っても、ちょっとは痛かった りするじゃないですか?
っていうくらいの覚悟はしていたんですけど、本当に驚くほど痛みがなくて、
なんかちょっと触れられてるかな?くらいだったので、
「本当にもう終わったんですか?!」みたいな気持ちでした。

(小巻さん)
カーテンがあるんですよね。自分と先生の顔が合わないように、
間にカーテンがひかれるということなんですよね?

(菅野さん)
そうなんです。
だから全然恥ずかしくないし、思ったのが、内診台に一回乗ってしまえれば、もう何も怖くない(笑)
たぶんあの椅子に乗るまでちょっと不安だなって思う人も多いと思うんですけど、
一度乗ってしまえば、恥ずかしくもなかったし、実際顔も見えないので、
「こんなことか」っていう感じでした。

(小巻さん)
アトラクションみたいって(笑)

(菅野さん)
そうなんです(笑)
椅子が動いて倒れていくのが意外と楽しかったです(笑)

(小巻さん)
子宮と卵巣の形も見て、まずは何ともなくて良かったですね。

(菅野さん)
初めて自分の身体の中の画像っていうのを見させてもらって、
せっかくなのでプリントして、いただいてきました!

(小巻さん)
エコーで、例えば子宮筋腫が見つかったりとか、卵巣が腫れているっていうことも、
多くの女性の中にはいらっしゃると思うんですけど、
それをきっかけに検診したりして、自分の身体とちゃんと向き合うってことになると思うので、
この放送を聞いた皆さま、ぜひ。
結以ちゃん曰く「あっという間」で、今までビクビクしていたのが
ウソみたいっていうくらいのものなんですもんね?

(菅野さん)
「今までビクビクしていたのは何だったんや!」っていう感じが本当にすごかったので、
この衝撃を、ぜひ皆にも味わってもらいたいと思います!

そして、1週間後に検査結果が出るそうなので、それを連絡してくださるそうです。
もしも異常が見つかったら、もう一度、再検査をするという流れだそうです。
この、私が最初に行った検診は1時間もかからないくらいで終わっちゃいました。

これで疑似体験ができたかと思うので、
ちょっとでも時間を作って検診に行ってみてほしいなと思います!
菅野結以の初めての検診レポートでした!



【受診した病院】
国立成育医療センター 産婦人科医 三井真理先生

オンエアー曲リスト
M1:You're Beautiful / James Blunt
M2:Doesn't Mean Anything / Alicia Keys
M3:Somewhere Only We Know / Lily Allen


【インフォメーション】
12月4日(金)に、サンリオピューロランドで入場無料の感謝デーがあります。
そこで毎年、ハロースマイルへのチャリティーオークションをしてくれていますが、
今年はなんと、菅野結以さんのサインが入ったハロースマイルキティちゃんのぬいぐるみが
オークションに出ますので、ぜひ皆さま来てくださいね。 ⇒ 詳しくはこちら

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第21回 オンエアー

[2015.11.22]

『Hellosmile Lounge』今夜は、菅野結以さんの「子宮頸がん検診レポート」をお送りします。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪



【菅野さんレポート】
私は今、国立成育医療研究センターに来ています。先日ゲストに来て下さった、
三井真理先生に、子宮頸がん検診の予約をしたので、受けてこようと思います!
早速、受付けに行きます!お願いします!



(菅野さん)
検診には今週行ってきたばかりなんですけど、毎週いろいろな話を聞いてきて
「私も検診に行ってみよう」と、ついに行ってきました。

(小巻さん)
先々週、先週と、国立成育医療研究センターの三井真理先生に伺った通り、
子宮頸がんは、20代・3 0代に増えている病気ですし、早期発見が本当に大切で、
早く見つければ、癌になる手前で発見することができる、
唯一、検診で予防ができる癌ということなんだけども、
結以ちゃん同様、「わかっているけどなかなか・・・」っていう方が多いのが現実だったんですよね。
そんな中、結以ちゃんがいよいよ、検診に行ってくれたんですけど。
そもそも、なかなか検診に足を運ばなかった理由はどんなことがあったんですか?

(菅野さん)
前に、不安があった時に婦人科に行ったことがあったんです。
その時に、たまたまその先生がそうだったんだと思うんですけど、
「この不調は、原因不明です。原因はストレスです。そのストレスをなくすには、
今の仕事を辞めた方がいいで すよ。」と軽く言われたのが、すごくショックだったんです。
仕事頑張りたいし、頑張りながら身体のことも健康にしたいなと思って行ったので、
それにショックを受けてしまって、
また行ってもそんな風に対応されても悲しいな、と思って足が遠のいてしまったんですよね。

(小巻さん)
似たような経験で、婦人科から足が遠のいた方もいらっしゃるかもしれませんね。
お医者様によっては、相性もあるし、その時の説明が自分にとってしっくりこなかったりとか、
ちょっと不信感とか、婦人科全体が怖くて行きたくないものになっちゃって、
検診は大切だとわかっていても、残念なことですよね。

(菅野さん)
なので今回、三井先生に出会えて、お話を聞いていたら行 ってみたいなって
気持ちになれたので、行ってまいりました!
子宮頸がんの検診に興味があるけど、
どんなことするか不安だなという方もたくさんいると思うので、
今日は実際の検診の様子をお伝えしていくので、
きっと私と一緒に検診の疑似体験ができると思います!

M:Let's Wait Awhile / Janet Jackson


【菅野さんレポート】
ただいま、診察室の前で問診票を書いています。
こちらには、『受診された理由』、『妊娠・分娩について』、
『これまでに大きな手術や病気があったか』、『月経について』などを書いて、
診察することになっています。
私はだいたい5分もかからないくらいで書き終わりました。
これを持って診察を待ちたいと思います。

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(小巻さん)
子宮頸がん検診は、まず問診から始まるんですよね。

(菅野さん)
そうですね。まずお部屋に入る前に、問診の記入シートを書いてから、中に入りました。

(小巻さん)
記入する際に、気が付いたこととか、答えにくいなということは何かありましたか?

( 菅野さん)
もっといろいろと深く聞かれるものだと思っていたら、全然そんなことはなくて、
5分もかからないって言ったんですけど、本当は3分かかってないくらいの、
簡単な質問しかなかったので、そこでまたひとつ、
私の検診に対するハードルが下がった気がしました。

(小巻さん)
生理について、自分の体調についてとか、健康診断レベルというか、
“婦人科”“子宮頸がん検診”だから特別なことを聞かれるということでもなかったわけですよね。

(菅野さん)
特に何も準備をしていかなかったんですけど、それでも書けることばかりだったので、一瞬でした。

(小巻さん)
生理の周期だとか、出血の様子とか、聞かれれば何かあったなと思い出すけど、
そういうことも 毎月メモをして記録しておかなければならない、ということもなかったんですよね?

(菅野さん)
そうですね。記憶の中でだいたいこんな感じかなっていう感じで書けたので、
メモしておけたら一番いいとは思うんですけど。

(小巻さん)
すごく心構えをしていくってわけではないんですね。

(菅野さん)
全然なかったです。

(小巻さん)
問診のあとは、いよいよ内診と検査ということになるんですよね。


【菅野さんレポート】



(三井先生)
このまま診察の方をしますけど、昔の保健体育を思い出していただければ(笑)
子宮と膣があって、あとは卵管と卵巣が左右に2つずつあるんだけど、
子宮の“頸がん”というのは出口の部分の癌なので、“子宮体がん”というの は中になるんだけど、
この出口の部分の細胞をブラシでこすります。なので、ちょっと押されるような感じはあると思うんですけど、通常は苦痛は伴わないので大丈夫と思います。
何か質問ありますか?

(菅野さん)
もう早速いくんですね!

隣の部屋に移動しました。
ちょっと、歯医者さんの椅子っぽい感じで、足が開くようになっています。
上下に動くようになっているんですね。
ピンクの可愛い椅子でした!(笑)

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(小巻さん)
行ったことない方は、深刻な検査を想像されているかもしれませんけど、
結以ちゃんの声は明るいですよね?

(菅野さん)
こんなにも気軽なものかと思って衝撃の連続だったし、
検診に入る 前に、先生がこんなことをしますという流れも説明して下さったので、
すごく安心して「こんなことなんだなぁ」って思いながら検査に実際に入れるので、
何の不安もなくいけました。

(小巻さん)
検診はこれからって方は、結以ちゃんと一緒に疑似体験をしていただいて、
勇気をもらって一歩踏み出してくれるんじゃないかなと思います。

(菅野さん)
来週は、「菅野結以の子宮頸がん検診レポート パート2」として詳しくお届けするので、
ぜひ聞いてください!

M:Like A Star / Corinne Bailey Rae


オンエアー曲リスト
M1:HANDS / m-flo
M2:Let's Wait Awhile / Janet Jackson
M3:Like A Star / Corinne Bailey Rae
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第20回 オンエアー

[2015.11.15]

『Hellosmile Lounge』今夜も国立成育医療センター産婦人科医、
三井真理さんをお迎えして、子宮頸がんについてお話を伺いました。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪



(小巻さん)
子宮頸がんについて、そもそも、のことをもう一度伺いたいなと思うんですが、
子宮頸がんの原因について教えてもらえますか?

(三井先生)
子宮頸がんの原因は、多くが『ヒトパピローマウイルス』、私たちは、
HPVと呼んでいるんですけども、
ヒトパピローマウイルスの感染がほとんどではないかと言われています。
ではそのヒトパピローマウイルス、聞き慣れない名前なんですけど、
このウイルスはどこからやってくるかというと、このウイルスの感染は、
ほとんどが性交渉と 言われています。
なので、性交渉のご経験がある女性であれば、どなたでも感染する可能性はあって、
このヒトパピローマウイルスに関しては、特に、感染したからと言って
症状が出るわけではないんです。
統計上、言われているのは、性行為のご経験のある女性の6割以上の方が、
一生に一回は、感染しているのではないかと。
ただ、自然にいなくなってしまうウイルスであったり、
人によってウイルスが長く子宮にい続けてしまう方に限っては、
そのうちの数%の方が癌に近づいて、あるいは、癌を発症すると言われています。
ですので、何か予防策があるとか、こういった症状が出るというわけではなくて、
女性として、一連の生活の中で起こりうる、HPVの感染となってくるかなと思います。

(小巻さん)
特別なこんなことがあったから、うつってしまったとか、
そういうことではないとうことなんですね?

(三井先生)
よく“性病”と一緒に考えてしまう方がいるんですが、そこはやっぱり“癌”という病気で、
そのまま気付かず放っておくと命に関わるということがある、
ということがまず大きな違いと、性病と起こってくるメカニズムは全く違うんです。
どうしても、いろんな情報が氾濫していると混乱してしまう方もいらっしゃるんですけど、
決して、性病ではなく、これは“癌”という、命に関わってくる病気であるんだというところは、
これを聞いている方にご理解していただけたらなと思います。

(小巻さん)
今までこの活動をしてきて、よく聞かれたのがまさ にそういうところで、
「性交渉によって」という説明がつく故に、
『恥ずかしい病気だ』とか『検診に行くということも言いにくい』ということがあったので、
先生のお話を伺うと、全くそういうことではなくて、誰にでも起こりうる、ということなんですよね。

(三井先生)
どうしても“癌”というと、病名だけのイメージがついてしまって、
自分には関係ないんじゃないかっていう風に思ってしまうんですね。
若い女性に関しては、勉強して大学に行って、社会人になって、恋愛して結婚して、
子供を産んで、という一つの流れが自分の中で当たり前のように思ってしまうんですけど、
子宮頸がんに関しては、性交渉によって関わってくるHPVというウイルスの関連も
言われているので、まだまだ 先の話ではなくて、
今まさに自分にも起こりうる可能性があるんだということ、
結婚して子供産んでっていう世代の自分たちにも深く関わっているんだと、
少しでも伝わればいいかなと思います。

M:All That / Carly Rae Jepsen

(菅野さん)
女性として生きていく中で、すごく身近な病気だということ、
そして検診が定期的に必要だということも、よくわかったんですけど、
もし検診に行って、子宮頸がんだと、病気だとわかったら、
一体そこからどのような治療をしていくんですか?

(三井先生)
まず一番大事なことは、病気がどのような状態にあるのか、によって、
治療は大きく変わってくるかなと思います。
ごく初期の段階に分かった場合は、女性なので、
今後に妊娠のご希望のある方に関しては、子宮を残さなくてはならないんですね。
なので、子宮を残すために、おこなっていく手術から選択していきます。
あまり聞き慣れない名前ですけど“円錐切除術”という方法 がありまして、
円錐状に子宮の出口を切り取る手術があるんですけど、その癌の部分だけを切り取る手術、
子宮の一部分、卵の形をした下の部分だけを切り取るという手術があります。

(菅野さん)
やっぱり子宮頸がんになったら、子宮の一部は切除しなきゃいけないってことなんですか?

(三井先生)
そうですね。そのまま体の中に癌細胞が残ってしまった場合には、
時間がたって広がってしまう可能性を思うと、診断がついた時点で
治療はしなくてはならないかなと思います。

(小巻さん)
妊娠が分かって初めて産婦人科に行かれるという方も多いと思うんですね。
その時に子宮頸がんが見つかるというケースもありますか?

(三井先生)
そんなに数は多くはないんです けど、
やはり、妊娠をきっかけに内診台に初めて乗る方も多いので、
妊娠と同時に子宮頸がんが分かる方も時々いらっしゃいます。
そういった方々が今後どのようにしていくかということは、とても大事な話になっていくんですけど。
まず自分の中に大切な命を宿して、かつ育てている。でも自分の中に、同時に病気もある、
と分かった時に、自分の命とベビーの命を守っていかなければならないんですね。
見つかった時点で、癌がどの程度のものなのかということによって、
本当にごく初期の状態であれば、まずはベビーを育てる。
お腹の外に生まれても、1人でちゃんと生きていく大きさになるまで、
癌の方の検査をよくしながら、まずベビーを産み、その後に治療を行うという方法が、
初期であれば 可能です。

(小巻さん)
やっぱり女性のライフプランにすごく大きく影響することだからこそ、
いざ妊娠・出産のちょっと手前のところで、やっぱり検診を受けておくということが、
本当に若い世代にこそ真剣に考えてほしいと思いますね。

(菅野さん)
いざ「子供を産みたい」ってなって産めなかったら悲しいですもんね。
そんなことがないように、検診さえ受ければ防げるっていうことですもんね。

(三井先生)
自分は元気だって、だいたいみなさん思っているんですね。
よく耳にするのが「自分は生理が月に一回きているから元気です」って
おっしゃる方がいるんですけど、決してそれは『=』ではないんです。
子宮頸がんに関しては、月経とは関係なく、全く症状がなく、
細胞をとってみないと分からない。
生理でもない出血があったりとか、そういった症状が出てきた時には、
ある程度、進行していることもあるので、自分の身体を知るためにも、何もなくても検診を受ける。
それは未来の自分のためでもあって、今は想像がつかなくても、
母になるんだ、子供を授かるかもしれないんだ、ということを思うと、
今できる準備の一つではあるのかなと思います。 

(小巻さん)
今先生から、「未来の自分のために」という言葉が出ましたけど、
一年に一回、「時間がなくて」という声がたくさん聞かれましたけど、
そんなことを言っている場合じゃなくて、
長いライフプランの一つの大切なチャンスを逃さないためにも、
時間を確保して検診に行ってほしいですよね。

(菅野さん)
たった数時間で済むものですし、検診の内容自体は本当に簡単だということを
目の前で見せてもらったので、それだったらすぐ行きます、検診!先生、宜しくお願いします!


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オンエアー曲リスト
M:Kiss Of Life / Sade
M:All That / Carly Rae Jepsen

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第19回 オンエアー

[2015.11.08]

『Hellosmile Lounge』今夜は国立成育医療センター産婦人科医、三井真理さんをお迎えして、
子宮頸がんについてお話を伺いました。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪



(三井先生)
みなさん、だいたい“子宮がん”という言葉は聞いたことがあると思うんですけど、
“子宮頸がん”という言葉はあまり耳になじみがない言葉だと思うんですね。
子宮っていうと、お腹にある赤ちゃんが育つ臓器なんですけど、
妊娠していない時は、鶏の卵くらいの大きさなんです。

その鶏の卵くらいの大きさの中にできるのが“子宮体がん”で、
“子宮頸がん”は、子宮の出口にできる癌、全部で2種類あります。
それを一緒に“子宮がん”と言うんです。
この“子宮体がん”と“子宮頸がん”は、できる場所も違えば、できやすい年齢も違うんです。
なので、それぞれ全く別々の病気なんですが、
まず場所の違いから分からない方は結構いらっしゃるかなと。
この出口の方にできる“子宮頸がん”は最近、若い女性に多くなってきていると言われています。
主な原因としては、ヒトパピローマウイルスによる感染がほとんどの原因ではないかと
言われています。

(小巻さん)
“子宮体がん”と“子宮頸がん”は全然違うものということんですけど、
“子宮体がん”は比較的、閉経が近い時期に多いと言われているんですよね。
“子宮頸がん”は若い女性に増えているということなんですね。
データでは、どのくらいの女性が、“子宮頸がん”にかかっていると出ているんですか?

(三井先生)
統計によってばらつきはあると思うんですけど、
だいたい日本では年間で約3000人くらいの方が子宮頸がんで亡くなると言われています。
特に20代、30代の女性が発症する癌の中では、
“乳がん”を抜いて、一番数が多いと言われています。

(小巻さん)
3000人というと、だいたい1日に10人くらいの女性が、と考えると、
やっぱり身近な感じがしますよね。

(菅野さん)
高い確率ですね。自覚症状ってあるものなんですか?

(三井先生)
自覚症状は、最初のうちは全く分からないです。
癌がある程度進行してくると、性交渉の時に出血をしたりとか、
やっぱり出血で気が付く方が多いのかと思うんですけども、
ごく初期のうちは、全く自分でどこが痛いとか、子宮はそういうことが分かる臓器ではないので、
本当に症状はわからないですね。
そこで検診が大事になってくるのかと思うんです。

M:I'm Not A Girl, Not Yet A Woman / Britney Spears

(小巻さん)
検診は、どのくらいの年齢から、どのくらいの頻度で受けたらいいんでしょう?

(三井先生)
年齢に関しては、特に何歳から始めなければいけないというのはないと思うんですが、
20代から受けられる方が増えているかなと思います。
頻度は、2年に一回だったり、1年に一回だったり、そこもばらつきはあるところなんですけど、
私たちは、妊娠・出産が関与してくると、1年に一回という風にはお話しています。

(小巻さん)
実際の検診はどんなことを行うんですか?

(三井先生)
最初は問診と言って、「何か困ったことはあるか」などをお伺いして、
検診は実際に、子宮の出口のところの細胞をブラシで取るんですけど、
内診台と言って、椅子に座ってもらって足を広げて細胞をとります。

(菅野さん)
それって痛くないのかなと思う人も多いと思いうんですけど・・・

(三井先生)
そうですね、みなさん最初は「痛くないですか?」っておっしゃるのと、
内診台に初めて乗るというのがすごく心配という方が多いので、
顔が対面で見えるのが嫌だって方や、見えた方がいいっていう方もいるし、
事前に希望を伺ってから、検診させていただくことが多いですね。

(菅野さん)
すごい・・・検診にもちゃんとカウンセリングしてくれるんですね。
それ聞くとすごく安心しますね!

(小巻さん)
そうですね。結以ちゃんの表情がすごく安心していったのをみました(笑)

(三井先生)
使う器具に関しても、 「細胞は何で取るんですか?」って、
細胞をとるってだけで、みなさん痛い気がしちゃうので、
こういったブラシを使って、ほとんど痛みはありませんというお話は事前にしています。

(菅野さん)
ほとんど痛みはないんですね?

(三井さん)
こすられる感じは恐らくあると思うんですけど、針で刺すような痛みであったり、
そういうことはないです。

(小巻さん)
先生、今日は検診のキットを持ってきてくださったんですよね。

(菅野さん)
全然、想像がつかないです。

(三井先生)
想像つかないですよね。でもそれは当然で、子宮って臓器すら想像がつかないのに、
その“がん検診”なんてどうやってやるんだろうというところが、皆さん分からないので。
針金に、柔らかいブラシが付いたものなんですけど、
これを子宮の出口に向かっていれて、ブラシの部分でこすっていく形になっています。

(菅野さん)
(実際に手をこすってもらいました)驚くほど痛くないですね!むしろ柔らかい!



(三井先生)
こすられる感じはあると思うんですけど。
このブラシで子宮の出口の細胞をとって、その細胞をガラスにくっつけて顕微鏡でみる、
というような検査になるので、この検査自体は数秒で終わります。
皆さんがイメージしている痛い検査だったり、内診台の上にずっといて、
というイメージとは、だいぶ違うかなと思います。

(菅野さん)
そんな簡単なものだったんですね!

(小巻さん)
初めての場合、経験する前は怖いと思うんですけど、
結以ちゃんの表情も安心感にガラッと変わりましたね(笑)

(菅野さん)
すごい想像が膨らんじゃって、検診って何されるんだろうみたいな。
こんな簡単なら、何の躊躇もせず行くべきだなって思いました。

(小巻さん)
結以ちゃん、ぜひ検診にってことで、行ってくるんですよね?

(菅野さん)
そうなんですよ!この機会に三井先生にお願いしたいなと思いまして、
ちょっと予約をとってもいいですか?放送中ですが(笑)

(三井先生)
みなさん、『産婦人科』ってことですごく敷居が高いんですね。
そして自分と無縁って思っている方が多いんですが、
実際にはやはり女性として生きていくうえで、
必ずどこかで関わっていくことなので、ぜひこの機会に。
それと、自分の身体を見つめるっていう意味では、すごく大事なことなのかなと思います。

(菅野さん)
本当にお話が聞けて良かったです!安心しました!

M:My Everything / Ariana Grande


オンエアー曲リスト
M:Don't Know Why / 原田知世 Feat. Jesse Harris
M:I'm Not A Girl, Not Yet A Woman / Britney Spears
M:My Everything / Ariana Grande

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第18回 オンエアー

[2015.11.01]

『Hellosmile Lounge』11月は子宮頸がん予防強化月間。
そして今日は応援キャラクターのキティちゃんの誕生日ということで、
東京タワーがHellosmileのテーマカラー『オレンジ』になっています♪



今夜は、東京タワーの様子や子宮頸がんについて、生放送でお届け。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪

(菅野さん)
今日は東京タワーが特別な色になっているんですよね。

(小巻さん)
そうなんです。11月は子宮頸がん予防強化月間ということで、
なんと、東京タワーがハロースマイルのテーマカラー・オレンジ色にライトアップされています。

(菅野さん)
すごかったですね。点灯の瞬間はなかなか見られることがないので、嬉しかったです。

(小巻さん)
ライトアップは24時までということなので、お近くの方はぜひ、今見てみて下さい。

M 手のひらの東京タワー / 松任谷由実

(菅野さん)
今夜はハロースマイルカラー・オレンジ色にライトアップされている
東京タワーと共にお送りしています。
これから東京タワーの下で、子宮頸がんについて、
どのくらいの人が、どのくらい知っているのか、女性の皆さんに聞いてみましょう!

▼ラジオネーム:あいさん(神奈川/24歳)・あやかさん(神奈川/24歳)・りえさん(神奈川/24歳)

(小巻さん)
検診は行ったことがありますか?

(あいさん・あやかさん)
あります。

(りえさん)
ないです。

(小巻さん)
検診に行かれたきっかけは?

(あいさん・あやかさん)
仕事で、検診があったので。
市からきた通知をきっかけに行きました。

(小巻さん)
じゃあ、行けないなって思った理由を教えてください。

(りえさん)
特にないんですけど、行く機会とかがあんまりなかったかなと思って。

(小巻さん)
検診受けてみてどうでしたか?

(あいさん・あやかさん)
受けて良かったなと。
行くのにすごく抵抗があったんですけど、将来のためとかにも行って、
受けて良かったかなと思います。

(小巻さん)
これから、ぜひ検診に行ってもらいたいなと思うんですけど、検診に行くのって怖いですか?

(りえさん)
怖くはないですけど、行くタイミングがなかったので、でもいろんな人の話を聞いていたら、
行った方がいいなというのが分かったので、
行こうかなとは思っているんですけど、時間がないので…行けたら行こうかなと思います。

▼あやねさん(京都/20歳)・こむぎさん(宮城/19歳)

(小巻さん)
子宮頸がんっていう病気が、若い人に増えているって聞いたことありますか?

(あやねさん)
なんか高校生の時にワクチンを受けました。その時にちらっと聞いただけです。

(こむぎさん)
私も、一応ワクチンは打っています。

▼りこさん(44歳)

(小巻さん)
子宮頸がんって聞いたことはありますか?

(りこさん)
はい、毎年(検診を)受けています。

▼ひなこさん(東京/20歳)・さやかさん(東京/21歳)

(小巻さん)
子宮頸がんって聞いたことありましたか?

(ひなこさん・さやかさん)
親とかが「検診に行った方がいいよ」とか話してたりとかで聞いたことはあります。
でもあんまり、まだ自分では考えたことがないです。

(小巻さん)
検診に行くっていうのは、若い女の子にとっては、ハードルが高いものですか?

(ひなこさん・さやかさん)
時間がないかもしれないです。行ってる時間がとれないというか。。
お勧めの病院とか、いまいち分からないっていうところがあるので。

(菅野さん)
やっぱり危機感がないって感じですよね?

(ひなこさん・さやかさん)
そうですね。あんまり、自分の身として考えていない気がします。

M Make You Feel My Love / ADELE

(菅野さん)
東京タワーでインタビューをしてきましたけど、やっぱりほとんどの方が、
「子宮頸がんという名前は知っているけど、その中身は詳しく知らない」っていう人が多いのかと。

(小巻さん)
そうですね。20代の方たちは、「聞いたことはあるけど、自分とはあまり関係ない」っていう
感じが全体的に伝わってきましたね。
それがすごく正直なところで、それがリアルなんだと思うんです。
ワクチンを受けたという世代に入ってきたんだなと思いますけど、
「よくわからないけど、言われたから受けた」という認識でしたね。
これからもっと詳しく、自分の身体について、病気について、検診の大切さについてを、
改めて伝えていかなきゃいけないということをすごく感じました。

(菅野さん)
私も正直、学校とかでワクチンを受けていたら、
それで防げるものなんだって思っちゃっていたので、
やっぱり危機感はなかなか生まれないんですよね。

(小巻さん)
その危機感がないことが、若さの素敵なところでもあるんじゃないかなとも思うんです。
やっぱり自分は病気になるなんて思わないで、
飛び跳ねて「時間がないから検診なんて行かない」っていう、
それが若い方の魅力だなとも思うんです。
もともと、この“ハロースマイル”を始めた時に、20代、30代、これから仕事も恋愛も、
選択する・しないはありますけど、出産、子育て、
すごく人生の大切な、素敵なことがいっぱい待っている世代の女性たちに、
どうしても子宮頸がんについては伝えていかなければいけないなって思ったんですよね。
やっぱり、20代、30代ってすごくいろんなことがあって、良いことも悪いことも含めて、
人生の醍醐味を知らされる年代でもあるんですね。
だからそういう大切な経験を、一つ一つ自分の人生として味わっていけるためには、
健康でいるということがとても大切なんですよね。

(菅野さん)
ちょっと風邪引いただけでも、もっとちゃんと防いでおけばよかったって思いますもんね。

(小巻さん)
そうですよね。まして、子宮頸がんは命に関わる病気ですし、
女性の大切な子宮をとらなければいけないとか、
進んでしまうと非常にシビアな状況になっていくので、
そんなことにならないように、20歳くらいの時から検診に行くっていうことを
しっかりと伝えていきたいなと思いました。

(菅野さん)
やっぱり楽しいことを、楽しくできなくなってしまったら人生もったいないですもんね。

(小巻さん)
もったいないです。そして、自分の事だけじゃなくて、このハロースマイルは
『あなたとあなたの大切な人の笑顔のために』というフレーズをいつもつけているんですけど、
人生を重ねれば重ねるほど、大切な人の数って増えていくと思うんですね。家族も増えたり、
大好きなパートナーを得たり、子供が生まれたりっていう時に、
その大切な人たちを悲しませないために、というのがとても大切なことで。
やっぱり、(小巻さん自身が)“がん”という病気を突き付けられた時に、
そこがすごく浮かび上がってきたんですね。
なので、笑顔の大切さを教えてくれる、そういう大切な人のためにも、
自分も笑顔でいたいし、その人たちを悲しませることにならないために、
このハロースマイルのことをお伝えしていきたいと思いました。
ぜひ、他人事だと思わないで、自分のために、そして自分の大切な人のために、
検診に行くということをしっかりと考えてください。 

今日の最後は、今日お誕生日のキティちゃんと、そして笑顔でいてほしい全ての方に、
この曲を捧げたいと思います。

M SMILE / Madeleine Peyroux

(小巻さん)
オレンジ色に輝く東京タワーが綺麗でしたね。
改めて、この活動への思いも刻むことができました。
子宮頸がんのこと、来週、再来週はお医者さまもお迎えして、
今月は予防強化月間ということで、しっかりと皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

オンエアー曲リスト
M 手のひらの東京タワー / 松任谷由実
M Make You Feel My Love / ADELE
M SMILE / Madeleine Peyroux
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