福山雅治 福のラジオ

TOKYOFM/JFN38 Stations Every Saturday 14:00-14:55

放送後記

歴史を知るということは・・・

2024/12/15
ラジオでメッセージを読まれたり、リクエストをかけてもらう、ということはリスナーにとって忘れられない経験になるものです。
福山さんはもちろん、福のラジオのスタッフも、そんな体験をしてラジオの世界に入ったという人もいたりします。
東京都葛飾区・おかゆちゃん(27歳)
ましゃ、こんにちは。
中学1年生の頃、初めてのラジオメールをましゃに読んでもらって以来、 2 回目のメールで、非常に緊張しています。
普段は聞く専・見る専の私ですが、“起きようとしている変化”が自分の中で大きく、ぜひ聞いて頂きたく筆を取りました。

ずばり、来年の春から【学芸員としての正規採用】が決まりました。

博物館で展示をつくったり、収蔵品の保存や研究を行う専門職です。
リアルタイムで龍馬伝を観て、歴史に興味を持った中学生以来、歴史に関わる職業に就くことを目指して、その夢がとうとう叶います。
職員採用試験の不合格が続き、落ち込んだ日々もありましたが、音楽で、お芝居で、もうひとふんばり頑張る元気をくれたのは、ましゃでした。
本当に、素敵な作品を生み出し続けてくださり、ありがとうございます。

春からは、仕事も頑張るつもりですが、これまで夢の実現のために推し活を抑えていたところがあるので、その分を取り返すように、ましゃにどっぷり浸かる日々にしたいと思います!
まずは、冬の大感謝祭参戦予定です。会えるのを楽しみにしています!



「おかゆちゃん! 2度目のメール、読ませてもらっています」という福山さん。

続けて、、、
こうやって、龍馬伝を観て歴史に興味を持ち仕事にしてくださった、ということに責任を感じます。
自分がいいと思えるものを、届けていかなきゃいけない、ということを改めて思いました。

歴史を知るということは、過去をみながら前進するということ。
後ろ向きに走るのではなく、バックミラーをみながら前進するとでもいいますか、全く同じ手法が現代に通用するわけではないんですけど、過去を学ぶということは大いに参考になります。
SNSやAIがない時代から、人は情報をたくさん得て、体験を積み重ねて、創意工夫=クリエイティブをしてきました。それが現代につながっているわけです。

そういうことを自分の知的好奇心をくすぐりながら、博物館の展示を通して社会に貢献していく、そんなお仕事なのかなと思っています。
おかゆちゃん、おめでとうございます! ぜひ納得のいく仕事をなさっていってください!
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「古きを訪ねて新しきを知る」
という言葉もあるように、歴史を知ることで今の問題を別の角度からみて考えることができること、あるものです。
歴史の魅力、あなたはどんなところに感じますか?

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