少しずつ秋らしくなってきています。
気温が下がり、夜が長くなってくると、いろいろ打ち込みたいことが出てきますが、やりたくないことについては、なかなか集中力が続かないもの。
学校の勉強も頑張らないといけない中学生男子から、こんな相談のメッセージが届きました。

掛川市・リュウセイくん（１４歳）
まさはっさん。僕の悩みを聞いてください。

僕は集中力が続きません。
学校の授業中でも塾でもバスケ部でも、すぐに先生や顧問や先輩から「集中しろ」と言われます。
好きな事には集中できますが、説明を聞いている時などに頭の中で、この人話が長いなーとか他の考えが浮かんできて、集中力が切れます。
そういう時に注意を受けます。
話を聞いている時に、つい別のことを考えてしまったり、頭の中で曲が流れていたりすることが多いです。福山さんの曲では『妖』とかです。

今は中２なのですが、先生によく
「集中力がないと、中3になったら受験勉強で大変なことになる」
と言われます。
それはさすがに、のどかな街で生きている僕でも分かります。
このことは父にも母にも相談したのですが、母からは「自分が集中できる時間で頑張るしかない」と言われ、父からは「仕方がない」と言われました。自分でなんとかするしかないと思いました。

そして今付き合っている彼女のあいだでも、このことが問題で
「今、私の話聞いてないよね」
って1週間に3回以上注意されます。
話が長いのでそうなってしまうのです。

バスケの試合中とか、好きな事には集中できます。
福山さんのライブもKアリーナまで母に連れて行ってもらいましたが、最初から最後まで集中して楽しむことができました。最高過ぎでした。
福山さんは僕の年頃の時代、すでに集中力はありましたか？
集中力を高めるために何か努力をしたことはありますか？

作家・今浪が調べたところ・・・
・人間の最高の集中力は１５分が限界
・継続的なものでも４０分から９０分程度
・中学生の８割弱が集中力がないと感じている。

これを聞いた福山さんは、集中力がないと気づけているのはすごいと思います、と。

「好きこそものの上手なれ」という諺がありますが、好きなことには集中できる。でも好きな彼女の話には集中できないというリュウセイくん。

ちなみに作家・今浪の調べによると集中力を保つ上での一般的な方法として・・・
・睡眠を良くとって適度な運動
・糖分を補給
・部屋の温度を低めに設定
・満腹、空腹を避ける
・保護者がむやみに指摘しない

楽曲の制作のとき、福山さんの場合「考えない」ということはできない、レベルに差はあるものの「常に考えている」状態が続くのだそうです。
でも考え続けるのはきつい。。。

リュウセイくんの場合、お母さんがおっしゃるように、自分ができる限界を積み上げていくことがいいのではないでしょうか？
３分とか５分の集中を何分か繰り返すような。
自分ができる、ということを断続的に続けていくのはどうでしょうか？
集中できているときはできているから、必ず集中はできるはず！
時間とか環境とか、セルフコントロールをしてみてください！

そんなアドバイスをおくった福山さんでした。
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福のラジオスタッフも、集中しているつもりが気が抜けているということがあったりします。
環境を整えて、自分ができる限界を積み重ねていく。
その結果、少しずつ集中力の限界は伸びていくのかもしれません。

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