福山雅治 福のラジオ

TOKYOFM/JFN38 Stations Every Saturday 14:00-14:55

放送後記

好きだからこそ!!

2023/9/23
毎週、親子で家族で楽しんでくださっている方も多い『福のラジオ』。
こんなメッセージが届きました。
福岡市早良区・たけまるさん(31歳)
こんにちは。
親父も聞いているので、この年にして男同士の会話の種になっています。

斉藤工さんゲストの回、ためにもなり楽しい話でしたね。
福山さんの「イケメンは何でもできた方がいい」という言葉に、さすがだなあと思っていたら、親父から
イケメンじゃない奴は、ひとつでいい。なんかバリバリできた方がよか!
と、言われました笑。

僕はイケメンじゃないので、何かひとつを極めたいと思います。
福山さんはイケメンだから何でもできた方がいいと思いますが、それでもこれは下手くそなんだ!と自負していることなんてあるのでしょうか。
苦手を聞いてみたいです。


読み終えた福山さん、おもむろに、
僕は基本的に、人と話すのは苦手なんです。

かつてのライブのMCは、最初に
「こんにちは、福山です」
そして
「次は最後の曲です」
しかしゃべっていないそうです。

いまとなってはにわかに信じがたい話ですが、この状況を見た事務所の会長に、こういうアドバイスを受けたそうです。
「もっとしゃべれ。なぜならお前はヒット曲がないから。ヒット曲がないとしたら、人柄で好きになってもらうしかないんだ」と。

おっしゃる通りと思った福山さんは、ライブの台本をマネージャーと制作。
そうこうしているうちに、ラジオ番組が始まりゲストとトークしているうちにスタイルの骨子ができてきました。
もともとラジオの深夜放送が好きだった福山さん。
そのオーディションを受け合格、深夜放送でしゃべるようになると、これがラジオだ!という感覚をつかんできたのだそう。

でも、最初はあまり楽しくなかったのだとか。
なので最初のうちは同録を全部聴きなおし、自分にダメ出し。それを繰り返しているうちに“全部面白い”という状況になったのだそう。

そこに至るまでは何年もかかったものの、そうなってからは楽しいことでしかなくなった。
しゃべるのは苦手だったけど、ラジオでイメージしていることを話せるようになったということでした。

たけまるさんの質問に立ち返ると
「好きで苦手なこと、はありません」
好きなものはすべて得意になります。

昔の人はこう言いました。
「好きこそものの上手なれ」
“好きなのに苦手”というのは、実のところ・・・そんなに好きじゃないのかもしれません。

好きを突き詰めれば苦手じゃなくなるし、それでお金を稼ぐこともできるかもしれない。ただ、そうなるまでに”好き過ぎる”状態に持っていけるかどうか、というのが大切な要素になりそうです。
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