福山雅治 福のラジオ

TOKYOFM/JFN38 Stations Every Saturday 14:00-14:55

放送後記

自分の声、聞いたことありますか?

2023/4/1
福山さんのデビュー日、3月21日に寄せて、番組では“アナタのデビュー・エピソード”を募集しました。
様々なデビューがある中で、ラジオ(ただし作るほう)デビューをしたというメッセージ、いただいています。
静岡県沼津市・耳の穴カッポジージョ(48歳男性)
「忘れられない私のデビューエピソード」。
それは、僕が中3の時に、生まれて初めてラジオDJデビューした日です。
ラジカセに向かって1人でラジオ。

ハガキありがとう!」って言いながら、
自分で書いたハガキの文章を自分で読み上げ、
自分で質問した内容を自分でアドバイスし、
自分でリクエストした曲を、
「リクエストありがとう!それでは聴いてください」って自分で言いながら、というラジオでした。

最後まで喋り終えて録音を終了させて、今度は自分でリスナーになる番です。
ワクワクしながら再生ボタンを押したところ、
なんじゃこの変な声!
と、自分の声じゃない声が流れてきてビックリし、
あまりにものギャップに耐えられず、速攻上書き録音して、消去してしまいました。
今思うと、なんて勿体ない事をしてしまったんだろうと後悔しております。

福山さんは、子供の頃に自分の声をラジカセで録音した経験はありますか?
また、一番初めにラジオで喋った事を覚えていますか?


自分の声がイヤだなって思ったのは、当時やっていたコピーバンドで歌っていた声を聞きなおしたとき、という福山さん。
ラジオのオーディションでしゃべった声も、なんか暗いな、抑揚がないな、と好きじゃなかったと言います。
実際にラジオ番組でしゃべったのはデビューしてからのこと。

それから30年あまりがたって、福のラジオはじめ、ジェットストリーム、地底人ラジオなど、様々なラジオ番組で、それぞれのテイストに合わせた声を届けている福山さんですが、始まりは“耳の穴カッポジージョさん”と同じ体験でした。

いつかラジオ番組で話してみたい、という方。
まずは恥ずかしがらずに自分で番組を作って、それを聞き返して修正していくのはいかがでしょうか?
福のラジオは、番組づくりの参考になるよう、エンタメプログラムとして精進していきます。
新年度も土曜午後2時、どうぞよろしくお願い申し上げます!

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