福山雅治 福のラジオ

TOKYOFM/JFN38 Stations Every Saturday 14:00-14:55

放送後記

引っ越し・・・アナタはどのくらい経験ありますか?

2023/2/12
福山さんが54歳の誕生日を迎えて、最初にお送りした福のラジオ。
みなさんの誕生日にまつわるエピソードをご紹介しましたが、福山さんのちょっと先輩にあたるリスナーさんから、こういうメッセージが届きました。
東京都府中市・美代さん(58歳)
私は54歳の時に引っ越しをしました。
長年暮らした和歌山県から、府中市に引っ越してきました。再婚を機に54歳で初めての東京での暮らしです。
この年齢で生活環境ががらりと変わったことに、最初の1年はとても疲れました。

電車の乗り方や人の多さ、言葉遣いなども違って気を張りっぱなしで、何をしているわけでもないのにどっと疲れて1日が終わる、といった日々でした。
なんと言っても友人どころか知り合いが1人もいなかったことが寂しかったです。

夫が朝に家を出たら帰って来るまで1人という日も多くて、大都会なのに孤独だわとふさぎこんで、最初の1年は3回も和歌山に遊びに帰りました。
大阪に住んでいる娘夫婦の所にも行きました。

テレビで和歌山が映ったら「帰りたい。和歌山こそが私の居場所」と泣いてました。
福山さんのラジオは変わらずに聞きましたが、ラジオからの笑い声さえ
所詮私は蚊帳の外。和歌山で聞いた方がどんなに楽しかったか。
と寂しく聞こえました。

それでも習い事のピアノと、夫との趣味の登山会で知り合いができてだんだんと慣れて来て、2年目3年目と東京暮らしもエンジョイできるようになりましたが、この年での環境の変化の大変さは想像以上でした。

福山さんは時々、地方に暮らすのもいいかなとお話をされていると思いますが、50代での引っ越しはくれぐれもくれぐれも慎重になさってください。

これを読んだ福山さん。
「マジ、わかるんですよね」と一言。

福山さんもかつて、故郷・長崎のお母さまに「東京に住めば?」とすすめた経験がありました。
お母様は「住みなれたところがいい」とこたえたそうですが、18歳で東京に出てきた福山さんにとっては、これまでは新しいところに住むという新鮮さの方が勝っていたそうです。
ただ54歳の今になってみると、暮らし全部が移動するということは大変だな、と思うようになってきたそう。

福山さんが上京してからの引っ越し、基本は所属するアミューズの沿線ということが多かったそうですが、クルマの移動も多いことから、寂しいのが近所の家の行きつけがないということ。
暮らしを移動するのは大変、行きつけがないのは寂しい、とはいえ、家が変わる気分の良さもあり、近場で点々と引っ越しはしてみたいなとのことでした。
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アナタは引っ越しの経験、どのくらいありますか?
家探しの思い出や、実際に住んで感じたこと。印象深い街など、引っ越しにまつわるエピソード、聞かせてください!
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