福山雅治 福のラジオ

TOKYOFM/JFN38 Stations Every Saturday 14:00-14:55

放送後記

できないことが、できるようになったときのこと。

2023/1/14
お正月モードが終わり、若い世代にとっては受験シーズンも本番という時期。生徒・学生さんたちの悩みに福山さんが耳を傾ける【ねえ聞いて、まさはっさん!】のコーナーに、こんなメッセージが届きました。
さいたま市・ゆーかちゃん(高校2年)
私は今、高校 2 年です。
気づけば1年の時より勉強を怠けてしまっています。というのも、やる気が出なくて、手を付けるまでがとっても時間がかかるのです。
やり始めたら長時間でも集中してできるのですが..やり始めるのが遅いのです。
どうしたら、いち早くやる気を起こせますか?
福山さんは作曲の作業とか、素早く手を付けられるのでしょうか?

メッセージを読んだ福山さん、僕も遅くて締め切りが近づくとやり始める、という感じです、とのおこたえ。そのココロは、追い込まれてる方がいいものができる、と考えてしまったりするから。強い火力で一気に短時間で炒める中華料理のようにとりかかり、仕上げは丁寧にというふうに作業をすすめているとのことでした。

そのうえで、ゆーかちゃんの場合、受験や就活までまだ時間もあるし、ということでやりはじめるのに時間がかかっているのでは?と推測。
「好きなことだったら放っておいてもやります」として、好きなものをみつけるとか、好きではないことを好きになる、あるいはできなかったことをできるようにする自分の方法を見つけることをやってみようとアドバイスしました。

以前、数学が嫌いだったけど、ガリレオで湯川先生が黒板に数式を書きつけるシーンを思い出してやっているうちに、数学が好きになったというメッセージを紹介しました。福山さんの場合、勉強は嫌いだったけどマンガをたくさん読んで、難しい言葉や考え方を覚えていったそうです。
作家・今浪は、朝しっかり起きられるようになったのは、お酒を飲んだらそのまま寝ない、ベッドに行くということを徹底したから、とのことでした。

さてアナタは、できないことができるようになった体験、ありませんか? そのときの方法(メソッド)はどんな感じだったでしょう?
福のラジオのホームページにお寄せください!

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