TOKYO FMをはじめとするJFN38局が地球の日 "アース・デイ" である4月22日に音楽を通じて地球環境の保護と保全を全世界に呼びかけるコンサート 「EARTH X HEART LIVE 2013」が今年も4月17日(水)NHKホールで開催された。
人口増加による食糧危機、地球温暖化、生態系の破壊など、地球規模で広がる国境を越えた脅威と悲しみは後を絶たない。
そして東日本大震災で被災した日本。
悲しみに目を向ければキリが無いこの世界で、それでも私たちは共に手を携え同じ思いを共有しながら愛を持って共生できる事を学んだばかりだ。
今年「EARTH X HEART LIVE」を通じて人々の "愛" と "心" を言葉を越えて "音楽" で繋いだアーティストがMaydayとflumpool。
台湾が誇るモンスターバンドであるMaydayと日本で確かな音を鳴らし続けるflumpool。
一昨年、Maydayとの共演を経て、今年3月には台湾での公演を成功させたばかりのflumpoolと、中国語圏では数十万人規模のLIVE動員数を誇るMayday、国内での共演は「EARTH X HEART LIVE 2013」が初めてだ。
国も言葉も越えて、鳴らされた「音楽」という名の魔法の数々を本レポートで少しでも感じていただけたらと思う。
4月17日(水) NHKホール。
ほとんどのLIVEがそうであるようにステージを心待ちにするお客さんの高揚感に満ちあふれていた。
いつもと同じようなコンサート特有の開演前の風景、その熱気に中に一つだけ違和感があるとしたら大きく分けて2つの言語が聞こえていたことだろう。
日本語ではないもう一つの言葉。
そう、Maydayは台湾が誇るモンスターバンドである。
台湾など中国語圏から多くのファンが、ここ日本に奇跡の共演を観るために遙々やってきてくれたのだ。
同じように、この奇跡の一夜を観る為に沢山の日本のファンもこの希少なチケットを手にNHKホールに足を運んでいた。 言葉や国は違えど、皆一様に "特別な一日" になる予感を感じている事がうかがえる表情だ。