
東京・大田区にあります「東京労災病院」の中庭には、アゲハ蝶を育てている実証実験施設があります。
育てているのは、アオスジアゲハ。
この蝶の幼虫は、大田区の木「クスノキ」の葉っぱを食べるんですね。
また、アオスジアゲハは、外国人の方にも人気のある蝶なんです。
そこで、羽田空港のある大田区では、2020年東京オリンピックに向けて、おもてなしの一環として「アオスジアゲハの舞う街づくり」を目指そう!というプロジェクトをスタートさせました。
まずは、この施設でチョウの産卵が可能かどうかを試して、将来的には、羽田空港などの臨海部などに卵を移して蝶を増やす計画となっています。
また、アオスジアゲハをはじめとする「あげは蝶の仲間」に身近に触れ合えるような自然環境整備を進めて行くということです。
国内からもオリンピックを観戦しに、羽田空港を利用する方は多いと思います。
その頃には、アオスジアゲハが、みなさんを迎えてくれるかもしれませんね。


