
今月は、関東・東北地方、予想外の大雨による水害がありました。福島県内では、南会津町にあった橋が崩落したりと、大きな被害が出ましたが、今回のような水害が起こりやすくなっている背景には、森林伐採などの自然破壊も関係があるそうです。
森林には「水を貯める」働きというものがありますが、今では土地開発のため、森林がどんどん少なくなってきています。
福島県には「福島県森林ボランティアサポートセンター」という、森林を私たち県民で守り育てていくという目的で活動する団体があります。
森林の植樹や枝打ちなどの保全活動、森林の大切さを県民に伝える活動、そしてそれらの活動を支援する活動を行う人のことを、福島県では「森林ボランティア」と呼んでいます。
日々暮らしていくために必要な水や、素晴らしい自然環境などの「恵み」をこれからも維持していくためには、森林をしっかりと管理して、未来の世代に引き継いでいく。そんな思いを持って、みんなで自然を守っていく必要があるのではないでしょうか。

