
大分県宇佐市は、昨年、ある雑誌で「2014年版日本『住みたい田舎』ベストランキング」1位を獲得しました。
そんな宇佐市には、現在、5000戸の空き家があると言われています。その空き家を有効活用するべく、宇佐(うさ)市で今年7月「古民家再生プロジェクトチーム」が発足しました。
古民家鑑定士の資格を持っているメンバーたちは、プロの目で適切な改修方法を検討し、改修可能な建物は、リフォームして移住希望者などに提供し改修不可能な建物は、解体後木材として再利用していきます。
チームがまず取り掛かったのは、宇佐市安心院町にある築100年、木造2階建の古民家の改修です。この古民家、改修後は移住希望者への情報発信や地域住民の交流の拠点として利用されます。
チームの川田代表は、「人が集まれる場所をつくり、外から来た人が宇佐に興味を持ってもらえるようにしていきたい」と話しています。
古く利用されなくなっていた建物に新たに命を吹き込み、新しい人々に繋げていく。
宇佐(うさ)市の古民家改修に今後も注目です。


