できることから始めよう!COOLCHOICE LIFE

about気候変動という地球規模の課題解決に向けて 日本は、「2050年カーボンニュートラル 、脱炭素社会の実現」(2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすること) を目指しています。
その実現には 一人ひとりのライフスタイルを脱炭素型に転換していくことが重要となるため、JFN全国7局が一体となり、各地のリスナーと一緒に“快適・健康でお得”家族にも地球にもやさしい暮らし方”の実現に向けて、環境省が勧める具体的なアクションプランで COOL CHOICEの取り組みのひとつでもある『みんなでおうち快適化チャレンジ』そして『ゼロカーボンアクション30』について考えていきます。

できることから始めよう!COOLCHOICE LIFE

About気候変動という地球規模の課題解決に向けて 日本は、「2050年カーボンニュートラル 、脱炭素社会の実現」(2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすること) を目指しています。その実現には 一人ひとりのライフスタイルを脱炭素型に転換していくことが重要となるため、JFN全国7局が一体となり、各地のリスナーと一緒に“快適・健康でお得”家族にも地球にもやさしい暮らし方”の実現に向けて、環境省が勧める具体的なアクションプランで COOL CHOICEの取り組みのひとつでもある『みんなでおうち快適化チャレンジ』そして『ゼロカーボンアクション30』について考えていきます。

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【FM北海道 #2】水回りやバリアフリーだけじゃない!  リフォームに取り入れたい 断熱で省エネ[2022.11.11]


FM北海道『北川久仁子のbrilliant days×F』で放送中の、環境省とJFN各局がコラボレーションしてお送りするコーナー『できることから始めよう! COOL CHOICE LIFE』。

このコーナーではJFN各地のリスナーと一緒になって“快適・健康でお得”“家族にも地球にもやさしい暮らし方”の実現に向けて環境省が勧める具体的なアクションプランでCOOL CHOICEの取組の一つでもある『おうち快適化チャレンジ』そして『ゼロカーボンアクション30』についてご紹介していきます!

第2回目のテーマは・・・
『水回りやバリアフリーだけじゃない! リフォームに取り入れたい 断熱で省エネ』



おうちの断熱性能が上がれば、外が暑くても、寒くても、室内の気温を快適に保つことができ、暖房の温度設定を上げたり下げたりする必要がなくて効率的!というのは、先週「ゼッチ」をご紹介した際に学びました。

それではおうちの「断熱性能」を上げるために、優先順位が高いのは「窓」「床」「天井」
「壁」のうちどれでしょう?







正解は…「窓」でした!

実はお家の「断熱性能」を挙げる優先順位は窓>床>天井>壁の順に高いんです。


では、なぜ窓の優先順位が高いのでしょうか?

冬の寒い時期に窓の近くに行くと、冷気を感じます。
それは、単純に「最も断熱に関する対策がなされていないから」なんです。
窓は冷気を通しやすく、せっかく部屋を暖房で暖めても、窓から暖かい空気が逃げてしまいます。

また、窓の断熱性を高めると、結露も減ってお掃除もラクになりますし、カビが生えにくくなるという良い点もあります。

一般的な古い家の窓は、断熱に関する対策がなされていないことが多いので、まずは、窓の断熱性を高めることを優先するのが良さそうです。
「壁」の対策は、大がかりな工事になってしまうし、壁や床、天井よりも窓だったら工事も短時間で済むし、手軽にできていいですよね。


具体的にできる窓の対策としては、いまある窓ガラスを「複層ガラス」という、
空気の層を挟んだ「二枚重ね」や「三枚重ね」のガラスに張り替えたり、部屋の内側に同じサイズの窓枠を作る「内窓」を設置すると効果があるそう。
道内では二重窓のお家も多いのでイメージしやすいですよね。
この厳しい道内の冬を乗り越えるためにも二重窓と、複層ガラスを検討してみるのは良さそうですね。


これからの時期は暖房している部屋と暖房していない場所とで温度差が生まれて、
急激な温度差により心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす「ヒートショック現象」の危険性が出てきますので、それを防ぐためにも今のうちに、家全体の断熱性能を上げるリフォームのことを考えておくと良いですよね。
WHO(世界保健機関)が発表した「住まいと健康に関するガイドライン」によると
「室温が18℃〜24℃に保たれていれば、明白な健康リスクはない」としています。

しかし冬場の北海道で18℃以上にするために暖房器具だけに頼っていたら電気代や灯油代、ガス代がかかって大変!そこで家の断熱性能を高めることが大切になります。

窓の他にも足元から冷たさを感じる「床」では床下にマット・ボード状の断熱材を入れると、「底冷え」を防ぐことができるそう。
「天井」は夏場、屋根が炎天下にさらされると天井裏は50℃に達することもあるそう。
戸建てにお住まいの方は、2階の部屋のエアコンが効きづらいと感じたことがあるかもしれませんがこれが理由の1つなんです。
これも天井裏にも断熱材を入れておくことで、「天井からの熱で不快に感じる夏場の火照り」を抑えられ、「冬場は、室内の温めた空気が逃げづらくなる」など
冷暖房の効率を高めてくれるそうです。

こうした断熱効果を上げるリフォームにも補助金が交付されることがあります。
補助対象となるリフォーム経費の1/3以内で、上限金額は集合住宅の場合15万円、戸建は120万円までとなっています。
補助金を受け取るためには、受付期間内に申請が必要なので、リフォームを検討されている方は環境省の「みんなでおうち快適化チャレンジキャンペーン」のサイトにある断熱リフォーム補助金の情報をご確認ください。補助金の窓口は「北海道環境財団」です。

リフォームするには大きなお金がかかってしまいますが、補助金をうまく活用してみてはいかがでしょうか?

『COOL CHOICE』
あなたもできることから始めてみませんか?

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