できることから始めよう!COOLCHOICE LIFE

about気候変動という地球規模の課題解決に向けて 日本は、「2050年カーボンニュートラル 、脱炭素社会の実現」(2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすること) を目指しています。
その実現には 一人ひとりのライフスタイルを脱炭素型に転換していくことが重要となるため、JFN全国7局が一体となり、各地のリスナーと一緒に“快適・健康でお得”家族にも地球にもやさしい暮らし方”の実現に向けて、環境省が勧める具体的なアクションプランで COOL CHOICEの取り組みのひとつでもある『みんなでおうち快適化チャレンジ』そして『ゼロカーボンアクション30』について考えていきます。

できることから始めよう!COOLCHOICE LIFE

About気候変動という地球規模の課題解決に向けて 日本は、「2050年カーボンニュートラル 、脱炭素社会の実現」(2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすること) を目指しています。その実現には 一人ひとりのライフスタイルを脱炭素型に転換していくことが重要となるため、JFN全国7局が一体となり、各地のリスナーと一緒に“快適・健康でお得”家族にも地球にもやさしい暮らし方”の実現に向けて、環境省が勧める具体的なアクションプランで COOL CHOICEの取り組みのひとつでもある『みんなでおうち快適化チャレンジ』そして『ゼロカーボンアクション30』について考えていきます。

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【FM-NIIGATA #2】水回りやバリアフリーだけじゃない! リフォームに取り入れたい断熱で省エネ[2023.01.17]


環境省とJFN各局がコラボレーションしてお送りする『できることから始めよう! COOL CHOICE LIFE』。
FM新潟でも、先週から『HAPPY MAPPY』でお送りしています。


リスナーと一緒になって“快適・健康でお得”“家族にも地球にもやさしい
暮らし方”の実現に向けて環境省が勧める具体的なアクションプランで
   COOL CHOICEの取組の一つでもある
『おうち快適化チャレンジ』そして
『ゼロカーボンアクション30』についてご紹介しています。

第2回のテーマは・・・『水回りやバリアフリーだけじゃない!リフォームに取り入れたい断熱で省エネ』


お家のリフォームは水回りやバリアフリーも大切ですが、
寒さ厳しい新潟の地でリフォームを検討する際に知ってほしいのが 「断熱」「省エネ」というキーワード。

リフォームを検討する時期に入ったお家では、窓も昔のままで古く、隙間風が部屋の中にも入ってくることも多いはず。おうちの断熱性能が上がれば、寒くても、暑くても室内の気温を快適に保つことができ、ファンヒーター・石油ストーブ・エアコンなどの温度設定を上げたり下げたりする必要がなくて効率的かつ経済的です。というのは、先週「ゼッチ」をご紹介した際にお伝えしました。

では「断熱性能」を上げるために、まずリフォームで手を付けなければならない優先順位が高い箇所は

(1)窓(2)床(3)天井(4)壁

 の順位なんだそうです。


では1番目は「窓」。

冬の寒い時期に窓の近くに行くと、冷気を感じますよね。それは、単純に「最も断熱に関する対策がなされていないから」。
窓は冷気を通しやすく、せっかく部屋を暖房で暖めても、窓から暖かい空気が逃げてしまいます。
一般的な古い家の窓は、金額の安さを優先して、断熱に関する対策がなされていないことが多いので、まずは窓の断熱性を高めることを優先するのが良さそうです。
また窓の断熱性を高めると、結露も減ってお掃除もラク、カビが生えにくくなるという良い点もあります。
  
では、「窓」を具体的にどうしたらいいのか?

いまある窓ガラスを「複層ガラス」という、空気の層を挟んだ「二枚重ね」や「三枚重ね」のガラスに張り替えたり、部屋の内側に同じサイズの窓枠を作る「内窓」にすると効果があるそうです。

新潟でも豪雪地帯ではそういう対策をしているお家が多いかも知れませんが環境面や経済的にもそうだし、また暖房している部屋と暖房していない部屋とで温度差が生まれる「ヒートショック現象」の危険性からも解消されるのもポイントの1つ。        
    
ちなみに、WHO(世界保健機関)が発表した「住まいと健康に関するガイドライン」によると、「室温が18℃〜24℃に保たれていれば、明白な健康リスクはない」としています。

冬場に18℃以上にするために暖房器具だけに頼っていたら昨今、電気代や灯油代、ガス代が高騰しているで経済的にも大変。

健康的・経済的に暮らそうとするならまずは「窓」からのリフォームがおススメみたいですね。
    
優先順位2番目に挙がっていた「床」ですが、「底冷えする」って言葉があるくらい、「床」が冷たいと寒さが増しますよね。「床」の対策ですが、床下にマット・ボード状の断熱材を入れると、「底冷え」を防ぐことができるそうですよ。

窓→床の順番でリフォームが進んだら・・・お次は「天井」と「壁」ですね。

まずは天井について。夏場、屋根が炎天下にさらされると天井裏は50℃に達することもあるそうです。

新潟の夏の暑さも侮るなかれですよね。戸建てにお住まいの方は、2階の部屋のエアコンが効きづらいと感じたことがあるかもしれませんがこれが理由の1つ。

対策として、天井裏にも断熱材を入れておくと、「天井からの熱で不快に感じる夏場の火照り」を抑えられ、    
「冬場は、室内の温めた空気が逃げづらくなる」など冷暖房の効率を高めてくれるそうです。

そして優先順位4番目の「壁」。もちろん大切な箇所ではありますが、壁の対策は、大がかりな工事になってしまうし、もともと断熱材が入っている箇所でもあるので、優先順位的に4番目ということです。

出来ることから効率よくということですね。
 
また「断熱効果を上げるためのリフォーム」にも補助金が交付されます。補助対象となるリフォーム経費の1/3以内で、上限金額は集合住宅の場合15万円、戸建は120万円まで出るそうです。

補助金を受け取るためには、受付期間内に申請が必要です。
リフォームを検討されている方は環境省の「みんなでおうち快適化チャレンジキャンペーン」のサイトにある断熱リフォーム補助金の情報をご確認ください。補助金の窓口は「北海道環境財団」です。

「北海道」の財団なので北海道だけが対象かな?と思いきや全国の住宅が対象になるそうなので・・・チェックしてみてはいかがでしょうか?

『COOL CHOICE』。
あなたもできることから始めてみませんか?

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