できることから始めよう!COOLCHOICE LIFE

about気候変動という地球規模の課題解決に向けて 日本は、「2050年カーボンニュートラル 、脱炭素社会の実現」(2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすること) を目指しています。
その実現には 一人ひとりのライフスタイルを脱炭素型に転換していくことが重要となるため、JFN全国7局が一体となり、各地のリスナーと一緒に“快適・健康でお得”家族にも地球にもやさしい暮らし方”の実現に向けて、環境省が勧める具体的なアクションプランで COOL CHOICEの取り組みのひとつでもある『みんなでおうち快適化チャレンジ』そして『ゼロカーボンアクション30』について考えていきます。

できることから始めよう!COOLCHOICE LIFE

About気候変動という地球規模の課題解決に向けて 日本は、「2050年カーボンニュートラル 、脱炭素社会の実現」(2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすること) を目指しています。その実現には 一人ひとりのライフスタイルを脱炭素型に転換していくことが重要となるため、JFN全国7局が一体となり、各地のリスナーと一緒に“快適・健康でお得”家族にも地球にもやさしい暮らし方”の実現に向けて、環境省が勧める具体的なアクションプランで COOL CHOICEの取り組みのひとつでもある『みんなでおうち快適化チャレンジ』そして『ゼロカーボンアクション30』について考えていきます。

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【Date fm #2】水回りやバリアフリーだけじゃない! リフォームに取り入れたい断熱で省エネ[2023.01.13]


環境省とJFN各局がコラボレーションしてお送りする、
『できることから始めよう! COOL CHOICE LIFE 』。
青葉区本町のDate fm Aスタジオから、深井ゆきえがお送りしている「Morning Brush」でもお届けしています。


「気候変動」という地球規模の課題の解決に向けて日本は、
「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」を目指しています。

つまり、2050年までに「温室効果ガスの排出」を全体としてゼロにしよう!ということ。
その実現には、一人ひとりのライフスタイルの転換が重要です。

そして「COOL CHOICE」とは、CO₂などの温室効果ガスの排出量削減のために、
脱炭素社会づくりに貢献する「製品への買換え」、「サービスの利用」、
「ライフスタイルの選択」など、日々の生活の中で、
あらゆる「賢い選択」をしていこうという取組みを指しています。

JFN各局では、各地のリスナーと一緒になって、
“快適・健康でお得”“家族にも地球にもやさしい暮らし方”の実現に向けて、
環境省が勧める具体的なアクションプランで、COOL CHOICEの取組のひとつでもある、
『みんなでおうち快適化チャレンジキャンペーン』
そして『ゼロカーボンアクション30』について、全8回に渡ってご紹介していきます!



第2回のテーマは・・・『水回りやバリアフリーだけじゃない! リフォームに取り入れたい断熱で省エネ』


おうちの断熱性能が上がれば、外が暑くても、寒くても、室内の気温を快適に保つことができ、エアコンの温度設定を上げたり下げたりする必要がなくて効率的!
というのは、先週「ゼッチ」をご紹介した際に学びました。

では、突然ですがここでクイズです!

おうちの「断熱性能」を上げるために、優先順位が高いのは次の4つのうちどれでしょう?


(1)窓
(2)床
(3)天井
(4)壁





正解は・・・1番の「窓」でした!


じつは、この選択肢の順番は、おうちの断熱性能を高めるために優先順位が「高い順」に並んでいたんです。
窓 ⇒ 床 ⇒ 天井 ⇒ 壁 の順番でしたね。

では、なぜ窓の優先順位が高いのか?

冬の寒い時期に窓の近くに行くと、冷気を感じます。それは、単純に「最も断熱に関する対策がなされていないから」。
窓は冷気を通しやすく、せっかく部屋を暖房で暖めても、窓から暖かい空気が逃げてしまいます。

また、窓の断熱性を高めると、結露も減ってお掃除もラクになりますし、カビが生えにくくなるという良い点もありますね。
カビはアレルギーを発症し健康に悪い影響を与える可能性もあるので、健康面にもメリットがあります。

一般的な古い家の窓は、断熱に関する対策がなされていないことが多いので、まずは、窓の断熱性を高めることを優先するのが良いそうです。
確かに、東北の冬は特に寒いので、部屋でくつろぐ時は、窓の近くにはあまり近づかないですよね。断熱対策、大事ですね!


こう聞くと4番目の「壁」の対策は、大がかりな工事になってしまいますし、壁や床、天井よりも窓だったら工事も短時間で済むので、手軽にできていいですよね。


では具体的に何をしたらいいのか。
例えば、いまある窓ガラスを「複層ガラス」という、空気の層を挟んだ「二枚重ね」や「三枚重ね」のガラスに張り替えたり、
部屋の内側に同じサイズの窓枠を作る「内窓」を設置すると効果があるそうです。


そして、寒さが厳しい今の季節は、リビングなどの暖房をつけている部屋と、廊下や浴室などの暖房をつけていない部屋とで温度差が生まれて、「ヒートショック現象」の危険性も出てきます。
この「ヒートショック現象」は急激な寒暖差により心筋梗塞、脳梗塞をひきおこすことで、風呂場と脱衣所との温度差も気を付けるべきポイントだと言われています。
確かに、宮城に住んでいるとお風呂に入る時に寒いですよね~!
いつも脱衣所での動きが機敏になってしまいます…(笑)

リスナーの皆さんも「ヒートショック現象」には日ごろから気を付けているとは思いますが、今のうちに、家全体の断熱性能を上げるリフォームのことを考えるのも大事な対策ですね。

ちなみにWHO(世界保健機関)が発表した、「住まいと健康に関するガイドライン」によると、
「室温が18℃〜24℃に保たれていれば、明白な健康リスクはない」としています。

ですが冬場に室温を18℃以上にするために、暖房器具だけに頼っていたら、電気代や灯油代、ガス代がかかって大変です!

そこで家の断熱性能を高めることが大切になります。

さきほどのクイズで選択肢の2番目に挙がっていた「床」
みなさんも、冬の朝、起きて床に足をつけた時に、「冷たい!」「寒い!」となる経験があると思いますが、
冬の冷たさは足元の「床」から感じるモノ。朝起きて、キッチンに立つことの多い私も、毎日この“床の寒さ”とは戦っています…。
ただし!床下にマット・ボード状の断熱材を入れると、「底冷え」も防ぐことができるそうですよ。

こんな感じで、窓→床の順番でリフォームが進んだら、続いては「天井」と「壁」ですね。

まずは天井ですが、夏場、屋根が炎天下にさらされると天井裏は50℃に達することもあるそうです。

戸建てにお住まいの方は、2階の部屋のエアコンが効きづらいと感じたことがあるかもしれませんが、
これが理由の1つなんです。

この対策として、天井裏にも断熱材を入れておくと、「天井からの熱で不快に感じる夏場の火照り」を抑えられ、「冬場は、室内の温めた空気が逃げづらくなる」など、

冷暖房の効率を高めてくれるそうです。

ただ、全部をリフォームしようとすると大きなお金がかかるので、
できるところから少しずつ…でももちろん良いんですが、実は、「断熱効果を上げるためのリフォーム」にも補助金が交付されるんです。

こちらは、補助対象となるリフォーム経費の1/3以内で、上限金額は集合住宅の場合15万円、戸建は120万円まで出るそうで、
補助金を受け取るためには、受付期間内に申請が必要です。

リフォームを検討されている方は、
環境省の「みんなでおうち快適化チャレンジキャンペーン」のサイトにある、断熱リフォーム補助金の情報をこまめにご確認ください。
補助金の窓口は「北海道環境財団」です。

ちなみに「北海道」の財団なので北海道だけが対象かな?と思いきや、
全国の住宅が対象になるそうなので、チェックしてみてはいかがでしょうか?


リスナーのみなさんが“「地球環境」のために実践しているアクション”や
実際に取り入れてみて、よかったアイテムやアイデア、サービスなどはありますか?
ぜひ番組あてに送ってください!みんなでシェアしていきましょう!
Date fmウェブサイトのリクエスト&メッセージから、
「Morning Brush」宛に送ってくださいね!
リクエスト&メッセージ| Date fm - エフエム仙台 77.1MHz (771.fm)


『COOL CHOICE』、あなたもできることから始めてみませんか?

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