できることから始めよう!COOLCHOICE LIFE

about気候変動という地球規模の課題解決に向けて 日本は、「2050年カーボンニュートラル 、脱炭素社会の実現」(2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすること) を目指しています。
その実現には 一人ひとりのライフスタイルを脱炭素型に転換していくことが重要となるため、JFN全国7局が一体となり、各地のリスナーと一緒に“快適・健康でお得”家族にも地球にもやさしい暮らし方”の実現に向けて、環境省が勧める具体的なアクションプランで COOL CHOICEの取り組みのひとつでもある『みんなでおうち快適化チャレンジ』そして『ゼロカーボンアクション30』について考えていきます。

できることから始めよう!COOLCHOICE LIFE

About気候変動という地球規模の課題解決に向けて 日本は、「2050年カーボンニュートラル 、脱炭素社会の実現」(2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすること) を目指しています。その実現には 一人ひとりのライフスタイルを脱炭素型に転換していくことが重要となるため、JFN全国7局が一体となり、各地のリスナーと一緒に“快適・健康でお得”家族にも地球にもやさしい暮らし方”の実現に向けて、環境省が勧める具体的なアクションプランで COOL CHOICEの取り組みのひとつでもある『みんなでおうち快適化チャレンジ』そして『ゼロカーボンアクション30』について考えていきます。

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【FM大阪 #1】ゼロ・エネルギー・ハウス、ZEH(ゼッチ)って知っていますか?[2022.11.07]

環境省とJFN各局がコラボレーションしてお送りする、
『できることから始めよう! COOL CHOICE LIFE 』。
大阪・なんばにあります、FM大阪のスタジオから、
珠久 美穂子が放送中のFM大阪「Marché Coucou」でもこのコーナーがスタートしました!


ここ数年、環境の変化、もしくは気候変動の影響か、大阪でも自然災害のニュースが入ることが度々あります。
例えば、2018年に発生した台風21号では、最大瞬間風速58.1mという猛烈な風と雨の影響で、関西国際空港では強風に伴う高波により浸水被害が生じ、滑走路の機能停止や旅客ターミナルの一部で停電等の被害が発生。
また、強風により、大阪湾内に停泊中だったタンカーが流され、関西国際空港と対岸を結ぶ連絡橋に衝突したことで、
空路と陸路が遮断。空港内の乗客等が孤立するなど大変な事態となりました。

そしてFM大阪からほど近い道頓堀でも、交通インフラが止まったことで、
身動きが取れなくなってしまった観光客の方の姿も多く見かけました。
この出来事は、大阪に住む私たちにとって、改めて防災へ備えを強く認識した出来事となりました。


この「気候変動」という地球規模の課題の解決に向けて日本は、
「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」を目指しています。

つまり、2050年までに「温室効果ガスの排出」を全体としてゼロにしよう!ということ。
その実現には、一人ひとりのライフスタイルの転換が重要です。


そして「COOL CHOICE」とは、CO₂などの温室効果ガスの排出量削減のために、
脱炭素社会づくりに貢献する「製品への買換え」、「サービスの利用」、
「ライフスタイルの選択」など、日々の生活の中で、
あらゆる「賢い選択」をしていこうという取組みを指しています。


JFN各局では、各地のリスナーと一緒になって、
“快適・健康でお得” “家族にも地球にもやさしい暮らし方”の実現に向けて、
環境省が勧める具体的なアクションプランで、COOL CHOICEの取り組みのひとつでもある、
『みんなでおうち快適化チャレンジキャンペーン』
そして『ゼロカーボンアクション30』について、今週から全8回に渡ってご紹介していきます!


第1回のテーマは・・・『ZEHって知っていますか?』



最近、関西でも、朝は特に寒くなってきました。
これから本格的に迎える冬に向けて、暖房のスイッチを入れる機会が増えていきますが、
そんな時に気になるのが電気代です。

みなさんのお宅では、何か対策されていますか?
珠久さんは、昼間はなるべく家の中でも暖かい格好をして、電気代の節約をちゃんとしているのだそう。
特に、今年の冬は節電しないといけませんもんね?皆さんも、できることから始めて見てください。

電気代ですが、少しでも減らすことができたら最高ですよね?


そこで皆さんにお話したいのが、今日のテーマである、

「ゼロエネルギーハウス」=「ZEH」なんです。

「ゼッチ」とは、アルファベットで「Z」「E」「H」と書くのですが、
こちら「Net Zero Energy House」のことで、
電力をはじめとしたエネルギーを抑える「省エネ」と、
エネルギーを創る「創エネ」を掛け合わせて、
年間で消費する住宅のエネルギー量をおおむねゼロ以下にしよう!という住宅なんです。

では具体的にどうやって「ゼロ」を実現するのか・・・気になりますよね!


まずは「省エネ」をどうするか?ですが、ひとことで言えば、
家の「断熱性」「気密性」を高めるということ。
そうすることで冬は暖かく夏は涼しい、
そして、部屋ごとの寒暖差も少なく、快適で健康に過ごせるそうなんです。

また、冬場の脱衣所、そして浴槽の温暖差によって、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす、ヒートショックのリスクも軽減されるそうです。

とはいえ、いくら断熱性能が高くても、家の空気を入れ替える必要はあります。

例えば、真冬のシーズン。
せっかく温めた空気が、換気のため開け放した窓から逃げて行ってしまって、
エアコンの設定温度を思わず、ピッピッピっと上げた・・・なんて経験、
みなさんもあるのではないでしょうか?


でも、ZEHは大丈夫なんだそうです。

全てのZEH(ゼッチ)ではありませんが、「熱交換機能」が付いた最新の「換気設備」では、
吸気も排気も自動でやってくれるそうなんです。

この最新機器を使うと、家の中から出す空気の熱を利用して外の空気の温度調節をしてくれるそうです。
例えば家の中が20℃で、外が4℃だったとき、外からフレッシュな空気の温度を16℃くらいに温めて吸気します。
そうすることでエアコンの消費エネルギーを抑えることができるそうです。

ただ、熱交換機能がなくても、断熱性が高い家は、室内の温度を逃がさないだけではなく、
結露もカビも少なくなってお掃除の手間も減る、というメリットもあります。
関西は意外に関東よりも蒸し暑いなんて話も聞いたことがありますが、
結露対策をすることで、「お掃除の手間も減る」というのも、大事なポイントですね。

そして「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」のもうひとつの特徴である
「創エネ」=どうやってエネルギーを創り出すか?
これはお馴染み!「太陽光発電パネル」を設置してエネルギーを賄うそうです。

ですが、こういった機器を揃えた家にしようと思ったら
結構な予算がかかるイメージがありますよね?

安心してください、補助金も出ます。

環境に配慮した住宅にしようと思ったら、やはりそれなりの金額が追加でかかるそうですが、
環境省が行っている「ZEH支援事業」では、このような住宅を新築しようとしている方に補助を行っています。

補助金の額は、55万円~100万円ほどになりますが、11月末からも公募を行うということですので、
ぜひ、環境省の「みんなでおうち快適化チャレンジ」のホームページをチェックして、
検討してみてください。

なお、補助金が振り込まれるのは、住宅が完成して、交付が確定したあと、など、
気を付けたいポイントもありますので、あわせて確認してくださいね。

蓄電設備などの電気をためることにも活用できるそうなので、
蓄電池があれば、被害の大きかった2018年の台風21号の時のような停電の際にも、
大切な備えになると思います。

さらに、いま全国各地の「住宅展示場」で、
「ZEH住宅」を設置しているところも多いそうなので、
ぜひ一度、その目で確かめながら、
導入にあたって気になるアレコレを、スタッフさんに直接質問してみるといいですね。

初期費用はかかるけど、電気代もお得に、健康にも良く、災害時にも強いことを考えたら、
まさに「プラマイ・ゼロ」!
これから家を建てよう!とお考えの方は、「ZEH」を目指してみてはいかがでしょうか?

環境省とJFN各局がコラボしてお送りする
『できることから始めよう! COOL CHOICE LIFE 』!

このコーナーには、ホームページもあります!
全国各地でどんな取組みをしているのか?といった情報が掲載されているので、
是非チェックしてください!

そして、メッセージもお待ちしています!
リスナーのみなさんが“「環境」のために実践しているアクション”や、
「環境にやさしい、こんな家に住みたいな」というイメージなど、
FM大阪「Marché Coucou」のメッセージフォームから送ってくださいね!


『COOL CHOICE』
あなたもできることから始めてみませんか?

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