2008年03月05日
ロッカショって?
先週一週間は、「新しいエネルギーの可能性」について、
色々な専門家の方をお招きしてお話しいただきました。
ハチドリ高柳は、毎日ワクワクしながら、「こんなエネルギーがホントに使えたら、
化石燃料がなくなる心配をしなくてすむようになるなぁ」と、
この明るい未来のお話をうかがっていました。
そこでふと気になったのが、「今」のエネルギーの問題。
日本は、エネルギーの問題を様々に抱えています。
そのひとつが、青森県・六ヶ所村の「核燃料再処理工場」。
それは、何をする工場なのか、正確に把握している人は少ないような気がします。
そこで最近、この「六ヶ所村核燃料再処理工場」のことをわかりやすく説明した本、
『ロッカショ 2万4000年後の地球へのメッセージ』が発売されました。
(これがその本。わかりやすくて、超☆おススメです♪)
ということで、今日はその『ロッカショ』の編集に積極的に携わられた、
アーティストのSUGIZOさんと、そのSUGIZOさんと本の中で対談をされた、
自民党・衆議院議員でいらっしゃいます、河野太郎さんをお迎えしました!
(今日の話題については、堀内さんも興味津々!いつにも増して、熱心でした!)
まず、SUGIZOさんはどんな気持ちでこの本の編集に携わったのかうかがいました。
「やっぱり、多くの人がこの工場について、知らないってことが問題だと思いました。
だから、少しでも多くの人に知ってほしい、そんな思いで作りましたね。」
では、河野さん、この「六ヶ所村核燃料再処理工場」とは、何をする工場なんですか?
「原子力発電所でウランの燃料を燃やすと、『使用済み核燃料』という、
ウランの燃えカスが出ます。日本の原子力発電所はどこも、この『使用済み核燃料』を、
ずっと原子力発電所の貯蔵プールに貯めてきました。でも、この貯蔵プールが、
もういっぱいになりそうになってるんです。一方で、この『使用済み核燃料』は、
六ヶ所村に出来た『核燃料再処理工場』で化学処理すると、
プルトニウムという物質を取り出すことが出来ます。そして今度は、このプルトニウムを、
『高速増殖炉』に入れると、投入した以上のプルトニウムを取り出すことが出来、
要するに、原材料のリサイクルが出来る、というわけなんですね。
六ヶ所村の核燃料再処理工場は、その循環の輪のひとつ、と言ってもいいかもしれません。」
と聞くと、夢のリサイクルのような気もしますが・・・?
「問題は、今『高速増殖炉』が、事故を起こして停止したまま止まっている、
ということなんですね。つまり、プルトニウムを取り出しても、
まだリサイクルは出来ないんです。
だから、今急いで六ヶ所村の向上を動かす必要があるのかな、
という疑問がわいてしまうわけです。」
なるほど。出来たものが、どこにも行かずつっかえちゃうわけですね。
でも、そんな事実も今まであまり報道されてきませんでしたよね。
だから、人々はあまり、この六ヶ所村の問題を知らないのかもしれません。
そんな人たちのために、今回出版されたこの『ロッカショ』はぴったりです。
わかりやすい言葉で、いろんなことをきちんと説明してくれています。
ちょっとでも興味がある、という方は、ぜひぜひ読んでみてくださいね!
色々な専門家の方をお招きしてお話しいただきました。
ハチドリ高柳は、毎日ワクワクしながら、「こんなエネルギーがホントに使えたら、
化石燃料がなくなる心配をしなくてすむようになるなぁ」と、
この明るい未来のお話をうかがっていました。
そこでふと気になったのが、「今」のエネルギーの問題。
日本は、エネルギーの問題を様々に抱えています。
そのひとつが、青森県・六ヶ所村の「核燃料再処理工場」。
それは、何をする工場なのか、正確に把握している人は少ないような気がします。
そこで最近、この「六ヶ所村核燃料再処理工場」のことをわかりやすく説明した本、
『ロッカショ 2万4000年後の地球へのメッセージ』が発売されました。
(これがその本。わかりやすくて、超☆おススメです♪)
ということで、今日はその『ロッカショ』の編集に積極的に携わられた、
アーティストのSUGIZOさんと、そのSUGIZOさんと本の中で対談をされた、
自民党・衆議院議員でいらっしゃいます、河野太郎さんをお迎えしました!
(今日の話題については、堀内さんも興味津々!いつにも増して、熱心でした!)
まず、SUGIZOさんはどんな気持ちでこの本の編集に携わったのかうかがいました。
「やっぱり、多くの人がこの工場について、知らないってことが問題だと思いました。
だから、少しでも多くの人に知ってほしい、そんな思いで作りましたね。」
では、河野さん、この「六ヶ所村核燃料再処理工場」とは、何をする工場なんですか?
「原子力発電所でウランの燃料を燃やすと、『使用済み核燃料』という、
ウランの燃えカスが出ます。日本の原子力発電所はどこも、この『使用済み核燃料』を、
ずっと原子力発電所の貯蔵プールに貯めてきました。でも、この貯蔵プールが、
もういっぱいになりそうになってるんです。一方で、この『使用済み核燃料』は、
六ヶ所村に出来た『核燃料再処理工場』で化学処理すると、
プルトニウムという物質を取り出すことが出来ます。そして今度は、このプルトニウムを、
『高速増殖炉』に入れると、投入した以上のプルトニウムを取り出すことが出来、
要するに、原材料のリサイクルが出来る、というわけなんですね。
六ヶ所村の核燃料再処理工場は、その循環の輪のひとつ、と言ってもいいかもしれません。」
と聞くと、夢のリサイクルのような気もしますが・・・?
「問題は、今『高速増殖炉』が、事故を起こして停止したまま止まっている、
ということなんですね。つまり、プルトニウムを取り出しても、
まだリサイクルは出来ないんです。
だから、今急いで六ヶ所村の向上を動かす必要があるのかな、
という疑問がわいてしまうわけです。」
なるほど。出来たものが、どこにも行かずつっかえちゃうわけですね。
でも、そんな事実も今まであまり報道されてきませんでしたよね。
だから、人々はあまり、この六ヶ所村の問題を知らないのかもしれません。
そんな人たちのために、今回出版されたこの『ロッカショ』はぴったりです。
わかりやすい言葉で、いろんなことをきちんと説明してくれています。
ちょっとでも興味がある、という方は、ぜひぜひ読んでみてくださいね!
投稿者: 高柳恭子
コメント
ウランとかプルトニウムを使い、臨界点を超えた核反応させています。
一方、常温核融合という技術がありますがこれは目立った進歩が現状ではありません。
もっと安全な、原子力エネルギーの利用方法が確立されることを願っています。