2018.11.24

自転車ロードレーサー新城幸也、大学受験失敗で訪れた人生の転機

プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「五洋ホールディングス presents SUNDAY BACK NINE」。11月18日(日)の放送は、プロの自転車ロードレース選手の新城幸也さんが登場。ロードレーサーを志したきっかけやロードレースのことについて、話を伺いました。

自転車ロードレース選手の新城幸也さん(右)とパーソナリティの丸山茂樹



新城さんは、高校卒業後に本格的に自転車競技を始め、華々しい活躍ぶりで2009年にはフランスのプロチームに加入。同年、初出場したツール・ド・フランスで日本人として初の完走を果たしました。さらに2012年ロンドンオリンピック、2016年リオデジャネイロパラリンピックと2大会連続で日本代表選手として出場。34歳の今も現役選手として活躍しています。

◆大学受験失敗で訪れた人生の転機

丸山:中学、高校とハンドボールをやっていて自転車競技への転機はどのように?

新城:体育大学に進んで教員免許を取って、(故郷の)石垣島に帰って子どもたちにハンドボールを教えることが夢だったんです。

丸山:将来のビジョンがバッチリ決まっていたんですね。

新城:ですけど、大学受験に失敗しまして(笑)。

丸山:浪人してもう1回受けようという気には?

新城:ほかにやりたいこともなかったのでその気持ちでいたんですけど、父の友人の福島晋一選手が石垣島に遊びに来たときに一緒に自転車で走ったんです。そのときに“筋がいい”と感じてくれたみたいで「フランスに来ないか?」と。

丸山:そこからフランス留学につながると。

新城:18歳までずっと石垣島での生活だったので、東京でも外国のようなもので、行き先が東京だろうがフランスだろうが同じ感覚だったんです。

丸山:でも言葉の壁とかあるじゃない?

新城:(自転車留学は)3ヵ月という期間だったので、僕からすれば、フランスから帰ってから予備校に通ってまた受験勉強をしようと思っていたんです。

丸山:フランスにも行けるし、勉強にもなるかなと。

新城:忘れもしない、4月1日にフランスへと向かいました。

丸山:3ヵ月という決められた期間で、自分のなかで目覚めたものがあった?

新城:そうですね。3ヵ月で石垣島に帰るつもりでいたんですけど、帰国する前には次のフランス行きのチケットを買って。帰ってから両親に「チケット買っちゃったからもう1回フランスに行ってくるね」って(笑)。

◆日々進化を遂げるロードレース

丸山:ゴルフの道具と似ていて、自転車もチタンやカーボンとかを使って軽量化されてかなりの値段するんじゃないですか?

新城:150万円とか。

丸山:そんなに高いんですか!?

新城:はい。ヨーロッパではチームでレース用の自転車を保管していてトラックで運ぶので選手は試合先に行くだけなんです。メカニック、マッサージャー、監督、ドクター、メディア担当がいて、選手がいるという感じで。

丸山:カーレースみたいですね。

新城:バス、トラック、レストランカー、あとチームカーがあるので、モータースポーツに近いですね。

丸山:この数年で変わって一番驚いたことは?

新城:道具の進化はスゴいです。昔はワイヤーでギアチェンジだったんですけど、今ロードレースのギアは何段あると思いますか?

丸山:最近、電動自転車にしか興味ないからな~(笑)。昔はあっても5、6段だったよね?

新城:今12段です。

丸山:そんなに必要!?

新城:必要です。ゴルフクラブと一緒で僕らも全部のギアを使います。今はワイヤーではなくてボタン1つ、電気で動くんですよ。

丸山:カッコイイ! ロードレースで一番大事なポイントって何ですか?

新城:一番は好きになれるかどうかじゃないですか。

◆日本でも関心が高まりつつあるロードレース

丸山:日本ではロードレースの熱がそこまで高くないというか、そういう部分は感じますか?

新城:そうですね。でも競技をする人は増えてきています。日本の大会だと1日に10万人の観客が集まります。

丸山:10万人も集まるんですか!? 10万人の観客って、GLAYか長渕剛さんしか聞いたことがない(笑)。スゴいな。競技を始めたい人は、あの自転車買おうとすると高いですか?

新城:F1カーは普通の人は買えないけど、ロードレースは全て市販品なので、一般の人もプロと同じものが買えるんです。都内を走っているといっぱい見かけますよ。

丸山:ゴルフの道具だと1年落ちで安く買えたりしますけど、自転車は道具の値段によって格差が出そうですね。自転車は一般の人が入りやすい環境ですか?

新城:30万ぐらいで全部揃う自転車もありますよ。

丸山:次回はツール・ド・フランスの話などじっくりと伺いたいと思います。

次回、11月25日(日)の放送も、引き続き新城幸也さんをゲストに迎え、お届けします。お楽しみに!


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【番組概要】
番組名:五洋ホールディングス presents SUNDAY BACK NINE
放送日時:毎週日曜 7:30~7:55
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/backnine/
番組Instagram:@sundaybacknine_tfm/
2018.11.17

元新体操日本代表・坪井保菜美「アスリートにヨガを伝えていきたい」

プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「五洋ホールディングス presents SUNDAY BACK NINE」。11月11日(日)の放送は、前回に引き続き、元新体操日本代表の坪井保菜美さんが登場。彼女がおこなっているというゴルフやヨガについて話を伺いました。

元新体操日本代表の坪井保菜美さん(右)とパーソナリティの丸山茂樹



◆新体操を引退後、プロを目指して始めたゴルフ

丸山:ゴルフはいつから?

坪井:新体操を引退して2010年からです。実は1年間だけ、プロゴルファーを目指そうとレッスンをみっちり受けました。

丸山:えっ~!?

坪井:違うスポーツを極めるのも面白いんじゃないかと思って、プロコーチをつけて。

丸山:プロコーチ!? 最初から本気で入ったんですね。始めてどのくらいでラウンドしに行きましたか?

坪井:それが「癖がつくからコースを回るな」と言われて、1年間ぐらいはコースを回らずでした。まずは打ちっ放しを徹底的にやっていました。

丸山:1年間きちんと練習し続けてからコースに挑戦するというのは、いい考えだと思いますよ。ちなみに、最初のスコアはいくつでした?

坪井:最初は“コースとはこういうものだ”と思いながら回ったのでスコアのカウントをしなかったんです。

丸山:カウントしたのは?

坪井:最近なんです。

丸山:最近!? 始めて10年ぐらい経っちゃっているけど、どういうこと?

坪井:新体操では15年かけてやっと極めてオリンピックに出場できた大変さがあったので、未経験でプロを目指すのはそんなに簡単なことじゃないと思って。ゴルフの楽しさがわかる前に打ちっ放しで毎回500球ぐらい打っていました。

丸山:さっきいい考えだと言ったのは却下ですね(笑)。楽しさを味わって1年間過ごしたわけじゃないんだ?

坪井:最近ようやく楽しいなと思えるようになってきました。

丸山:よかった。ゴルフの魅力ってどういうところですか?

坪井:新体操が室内競技だったので、まず外の気持ち良さと爽快さをものすごく感じました。打ちっ放しとゴルフ場の芝生では全然感覚も違いますよね。

◆ヨガを通して感じたこと

丸山:坪井さんは、ヨガのインストラクターをされていますけど、ヨガをやったほうがいいと思うことはありますか?

坪井:私が初めてヨガをやったときに思ったのは、メンタルが必要なスポーツ選手に取り入れてほしいと。体のコンディションが整えられるのはもちろんなんですけど、誰にも邪魔されない自分だけの空間にス~ッと心が落ち着くのを感じられたんです。

丸山:体も柔らかいし、全部のポーズができちゃうでしょ?

坪井:ポーズは取れますけど、正しいフォームだと意外と自分はここが硬いんだと発見できるんです。アスリートの人たちに自分の経験を活かして、ヨガを伝えていきたいなと思ってインストラクターを始めたんです。

丸山:うん。

坪井:ゴルフをやるようになって、ヨガをすごく活かすことができると思いました。ゴルフはすごくひねるので体に歪みが出たり、左右差が出るんじゃないかと。ヨガには体を伸ばしたり、腰痛にいいポーズもあるので、すごく体が整うんです。

◆宮里美香選手&松山英樹選手らプロゴルファーと一緒にヨガ

丸山:坪井さんは宮里美香ちゃんのサポートをしていると聞いたんですけど、どういうことをされているんですか?

坪井:ゴルフは長時間集中力が必要な競技だと感じたので、ストレッチをうまく取り入れながらトレーニングではない動きや、自分を見つめ直してリセットできるように瞑想の時間を取っています。美香ちゃんと松山英樹くんと一緒にヨガをしました。

丸山:すごい豪華キャストじゃないですか。

坪井:松山くんから「ヨガを取り入れたいんだけど」と言われて、「じゃあ、一緒にやりましょう」ということになって。

丸山:それは初耳なんで、彼に会ったときに今もヨガをやっているか聞いてみますよ。ほかにゴルフをして感じたことはありますか?

坪井:自分のコンディションをコントロールする大変さがあるうえに、天気に左右されちゃうことも多い。毎回天候などの状況が違うのに、瞬時に自分の体調やコンディションをコントロールするのがすごく難しい繊細なスポーツだと思いました。

◆アスリートに「ヨガを伝えていきたい」

丸山:ゴルフでの目標はありますか?

坪井:ゴルフをやったことで、プロゴルファーの方のサポートをしたり、活かされることがたくさんありました。今後も活かし続けるためにも、自分のスコアも伸ばしていきたいです。

丸山:最後に今後やっていきたいことは?

坪井:ヨガのインストラクターとしても、新体操経験者としても“どう生きるのか”というのを伝えていきたいです。アスリートの方たちにヨガをやることで自分の競技に活かせるということ、その土台としてヨガを取り入れてもらえるように伝えていきたいです。

次回、11月18日(日)の放送は、プロの自転車ロードレース選手の新城幸也さんをゲストに迎え、お届けします。お楽しみに!


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2018.11.10

元新体操日本代表・坪井保菜美、100%出し切るためのコーチの教えとは?

プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「五洋ホールディングス presents SUNDAY BACK NINE」。11月4日(日)の放送は、元新体操日本代表の坪井保菜美さんが登場。現役時代のことや新体操界について話を伺いました。

元新体操日本代表の坪井保菜美さん(右)とパーソナリティの丸山茂樹



◆競技を始めたきっかけ

丸山:新体操を始めたきっかけは?

坪井:小さい頃から部屋のなかを活発に走り回っているような元気な子だったらしくて……その姿を見た両親が「何かスポーツを習わせたい」と、近所にあった新体操スクールに入れてくれたのがきっかけです。

丸山:本格的に新体操の世界でやっていこうと思ったのはいつだったんですか?

坪井:新体操を始めたのが5歳のときで、そのスクールは毎年選手クラスのオーディションをおこなっているところで。6歳になる前くらいに、選手クラスを見ていた先生から「選手に来ないか?」と声をかけられて。

丸山:「才能あるな、この子」と思われたわけだ。

坪井:選手クラスは試合を目指す人ばかりなので、6歳のクラスのオーディションを受けて合格してからは、レッスンが週1回から週4回に増えて。初めて試合に出たのが7歳のときで、そこから「もっと上手になりたい!」と思うようになりました。

丸山:やらされている感ではなく、自分から進んで強くなりたいと思うようになったんですね。

坪井:新体操が大好きになりました。

◆新体操の魅力とは?

丸山:新体操の魅力ってどんなところですか?

坪井:初めて大会に出たとき、自分が踊ったあとたくさんの人から拍手をもらったときのうれしさがすごく印象的でした。いろんな音楽に合わせて体で表現をしたり、踊る楽しさを覚えて。新体操では5つの手具を使うんですけど、自分の好きなように表現できるところに魅力を感じて、どんどん新体操にのめり込んでいきました。

丸山:個人よりも、動きを揃えなくてはいけない団体はかなりの練習量なんですか?

坪井:フェアリー ジャパン(新体操日本代表)に入ってからが、私にとって初めての団体だったんです。まず個人の癖をなくす初心者のようなレッスンから始まって、投げ方を合わせるだけでも1日8時間以上で……「気が遠くなるな」って最初は思いました。

丸山:結構ヤバいですね……8時間ですか!?

坪井:8時間ひたすら投げの練習。それで、だんだん慣れてきたら、全員が10回連続で(手具が)取れるまで終わらないという。

丸山:競技を見ていると投げる距離感やタイミングが絶妙ですよね。メンタル面はどうしているんですか?

坪井:試合で平常心を保つことは難しくて、いつもコーチからは「練習のときは試合だと思って、試合のときは練習のつもりで」と。それはわかっているんですけど、どうしても環境が変わったり、観客が賑わっているのが目にはいると気持ちが上がっちゃって。地に足のついていないふわふわした感じのときはやっぱりミスをしましたね。

◆100%のパフォーマンスを見せるために

丸山:ゴルファーの場合だと、練習のときにできるパフォーマンスが20%ダウンぐらいでできると相当いい状態なんです。練習ではノンプレッシャーだからみんなめちゃくちゃ上手いんですよ。でも本番では視覚からくるプレッシャーとか、風や気温の変化とか些細なことで影響を受けるスポーツなんです。新体操では100%出せますか?

坪井:出せないです。

丸山:やっぱり練習のときのほうが上手ですか?

坪井:気持ち良く伸び伸びとできるのは練習のときですね。ミスを恐れずにできるので。それをコーチもわかっているから「120%以上で練習をやって、100%で試合に臨みなさい」って。

丸山:オリンピックって4年に1回だから、そこにすべてを持っていくというのはすごく大変だと思う。2020年の東京オリンピックに向けて、坪井さん的に新体操界はどんな風にいってもらいたいですか?

坪井:スタイルも世界に差を感じない選手が揃っていますし、実力や柔軟性に長けている選手が日本にもたくさん出てきているので、すごく応援しています。世界選手権でもいくつかメダルを狙えるところまできているので、東京オリンピックではメダルが狙えるんじゃないかと期待をしています。

次回、11月11日(日)の放送も、引き続き坪井保菜美さんをゲストに迎え、お届けします。お楽しみに!


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2018.11.3

女子プロゴルフ・上田桃子「結婚よりも、いまやれることに目を向けたい」

プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「五洋ホールディングス presents SUNDAY BACK NINE」。10月28日(日)の放送は、前回に引き続き、プロゴルファーの上田桃子さんが登場。アメリカツアーやプライベート、さらには東京オリンピックについてなど、いろいろと話を伺いました。

プロゴルファーの上田桃子さん(左)とパーソナリティの丸山茂樹



◆苦労したアメリカツアー

丸山:6年居たアメリカのツアーで一番大変だったのは?

上田:移動ですね。

丸山:やっぱりみんな同じなんだね。

上田:それさえなければまだアメリカに居たかったです。

丸山:桃ちゃん(上田桃子さん)は、アメリカでは何試合ぐらい出ていたの?

上田:日本ツアーとアメリカツアーの両方を足して32~33試合ぐらいだったと思います。

丸山:日本にも戻って出ていたの!?

上田:契約上、日本ツアーにも出ていました。

丸山:じゃあ、アメリカはフル参戦じゃないんだ?

上田:自分自身、日本ツアーも好きでしたし。

丸山:たらればじゃないけれど、アメリカだけに腰を据えていたらもっと勝てたんじゃない?

上田:いま思うと、アメリカは腰を据えてやらないと厳しいなと思います。

丸山:日本ツアーにも出場しながらずっとシード権を維持してたわけ?

上田:そうですね。

丸山:若さもあったんだろうけど、尊敬するなぁ。桃ちゃんがアメリカで苦労したことは?

上田:パッティングですね。向こうのグリーンはボコボコしていて、どう対処いいかわからなかったです。

丸山:日本のグリーンは綺麗だもんね。

上田:あと技術的なことよりも、ぶっちゃけ自分が一番感じていたのは、アメリカツアーは午前と午後スタートなので、午後スタートのときにボードに貼り出されている7アンダー、8アンダーを出している選手の数……それを見るとスタートするときから「このコースでこんなスコア出る!?」って。

丸山:自分のソロバン勘定を覆す選手が何人もいたと。

上田:コースをスタートする前から“このぐらいスコアを出さなければいけない”と思うとミスが許せなくなってきて。

丸山:自分のなかでいつも目標で決めていたのは、どんなコースでも毎日2アンダーで回ろうと。僕はこの小さな目標をクリアしたら大満足していたよ。

上田:いいですね、それ。

◆アメリカツアーで得たことと夢

丸山:アメリカツアーで得たものってある?

上田:一番は人との出会いですね。

丸山:100点のコメントだね、素晴らしい!

上田:男子で言うオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブが、女子のクラフト・ナビスコ選手権って言われているんですけど、そこに憧れてアメリカツアーに行きました。

丸山:白いガウンを着て優勝カップを持つと。

上田:自分は引退したあとに、アメリカツアーで回っていたコースをもう1回行きたいという夢があるんです。プライベートで。

丸山:桃ちゃんは、クラブを包丁に持ち替えて料理教室に行っているみたいじゃない。料理が得意だという噂を聞いたんだけど。

上田:いやいや、得意じゃないです(苦笑)。好きなだけで。それこそアメリカツアーに行ったのがきっかけで。

丸山:うん。

上田:アメリカに行くと、毎回「趣味は何?」って聞かれて、そのたびに「ゴルフ」って言うと、「絶対、趣味を持ったほうがいいよ」って言われて。

丸山:みんなストイックな感じがするけど、SNSとか見ていると綺麗な女子選手ってパリピみたいなことしているよね。

上田:みんな楽しくやっていますよね。毎回趣味を聞かれるのが苦痛で、日本に帰って来て、ダンスにするか料理にするか迷って。

丸山:ダンスって?

上田:ヒップホップ♪ でもセンスがなさそうだったので諦めました(笑)。

◆ゴルファーとは無縁と思っていたオリンピック「チャンスがあれば」

丸山:そんな桃ちゃんも32歳。上田桃子にとっての未来予想図は?

上田:ないですよ~。

丸山:幸せな結婚とか。

上田:したいですよ~!

丸山:理想の男性像は?

上田:仕事をがんばっている人がいいです。

丸山:ゴルフをする人のほうがいいでしょ?

上田:いや、全然どうでもいいです。何ならゴルフを知らない人のほうが楽ですね。

丸山:桃ちゃん的にはいけるところまでツアーをがんばりたい?

上田:はい。いまはその思いが一番あるので、あまり未来予想図はないんです。

丸山:宮里藍ちゃんなんかもスパッと衝撃的な引退だったし、みんなしがみついてでもやってやろうって人は少ないんじゃない?

上田:そんなに甘い世界じゃないというのは歳を重ねるごとに思うので、結婚できればいいとは思いますけど、ゴルフはできればいいなというよりは、いま現在やれるので、いまやれることのほうに目を向けたいです。

丸山:2年先には東京オリンピックがありますけど、どうですか?

上田:私のなかでオリンピックってゴルファーとは無縁だと思っていたんですけど、チャンスがあるのであれば出たいですよね。

丸山:まだ現役だし、ぜひ志してもらえたらと思います。あと伝えたいことはありますか?

上田:応援してほしいという、その気持ちだけです!

次回、11月4日(日)の放送は、元新体操日本代表の坪井保菜美さんをゲストに迎え、お届けします。お楽しみに!


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