プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組
「五洋ホールディングス presents SUNDAY BACK NINE」。12月16日(日)の放送は、プロゴルファーの松山英樹選手が登場。今シーズンを振り返ってもらいました。
プロゴルファーの松山英樹選手(左)とパーソナリティの丸山茂樹
◆不安を抱きながら駆け抜けた2018年シーズン
丸山:いや~、とうとう来てくれましたね! ラジオ番組には出たことある?
松山:初めてです。
丸山:初めて!? まだ石川遼も(番組に)来ていないですからね。
松山:うれしいです(笑)。
丸山:スペシャルゲストということで、3週にわたりよろしくお願いします。まずは今シーズン、どうでしたか?
松山:自分の状態が上がってきたなと思うところで成績が出なかったり、いいなと思うときに上位に食い込めず、「なぜだろう……」とスゴく感じた年でした。
丸山:ショットが良いときはパターが悪かったり、何かが噛み合わない。突発的なミスが出たり。
松山:そんな感じですね。先日のバハマ(「ヒーローワールドチャレンジ」)でも事件が起こりまくりだったので(苦笑)。
丸山:ゴルフ人生って長いし、順風満帆に全てがうまくいっている人はほぼいないから、そういう不運な年もあってもいいんじゃないかと思いながら見ていたけど。自分のなかでまだ不安とか出てきている?
松山:不安は結構出ていますね。2017年の後半からスイングを直そうと思って取り組んだのですが、なかなかうまくいかないまま1年経ってしまった。スイングは良くなったと思っても結果が伴わなかったり……つながりが見えなくて、「今のままでいいのか?」と。自分の良さは飛距離ではないとわかってはいるんですけど、飛距離も求めてしまう自分もいて。
丸山:僕が思うのは、ホームランでパフォーマンスするよりも、イチロー選手じゃないけどヒットをきちんと量産するためには、そこにうまくコントロールしていかなくてはいけない。
松山:その狭間がスゴくて、今までなかったようなミスが起こったり、不安はまだありますね。
丸山:今シーズンを振り返ると、(松山)英樹のこれまでの活躍がスゴすぎるから「調子が悪かった」とすぐに言われちゃうじゃない?
松山:全英オープンの予選落ちは不本意ですけど、16位(全米オープン)と19位(マスターズ)なら「まぁまぁ、そういうときもあるでしょ」ぐらいで記事に書いてくれるとありがたいですけどね(苦笑)。
◆松山英樹が気になる海外選手は?
丸山:僕からしたら、この状況でこの位置にいる素晴らしさをもっと強調して褒めてほしいと思うけどね。最近この選手スゴいなとか思ったり、自分もこういう選手になりたいなと思う選手はいる?
松山:気になるのはタイガー・ウッズとキャメロン・チャンプですね。
丸山:キャメロン・チャンプはスゴいよね。
松山:キャメロン・チャンプは只者じゃないです。早く会ってみたい。
丸山:飛距離が只者じゃないよね。僕も1度目の前で見てみたい。タイガー・ウッズの名も出たけど、彼は今年5年ぶりに優勝してスゴい復活劇を見せてくれた。彼はやっぱり並のプロとは雲泥の差があるよね。この前の「ヒーローワールドチャレンジ」では一緒に回ったんだっけ?
松山:2日目と4日目に回りました。
丸山:そのときの雰囲気はどうだった?
松山:途中までドライバーが悪かったんですけど、後半になっていきなりショットがカチッとハマってくるような。飛距離もあまり変わらなくて、「僕の飛距離が伸びたのかな?」ってちょっと自信を持っていました(笑)。
◆松山英樹にとって理想のスイングとは?
丸山:海外選手の強さの秘密とか、見ていて感じるものはある?
松山:僕がアメリカに行って思ったのは、環境ですね。芝の質が全然違う。日本だと体が大きくて飛距離が出る選手は雑にプレーしてもスコアが出る感じだけど、アメリカの芝質だとそれではスコアが出ない。そこは練習するしかない。
丸山:英樹にとってドライバーは重要な武器でアドバンテージだと思うけど、ドライバーの練習で一番大事にしているところは?
松山:ドライバーだけじゃなく、アプローチからパターまで全部同じ感覚で打ちたいんです。
丸山:ドライバーからパッティングまでスイングの一貫性を求めていると。
松山:それができれば、あとは臨機応変に合わせるだけなので、自信を持ってゴルフができると思います。
【番組概要】
番組名:五洋ホールディングス presents SUNDAY BACK NINE
放送日時:毎週日曜 7:30~7:55
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/backnine/
番組Instagram:
@sundaybacknine_tfm/
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