みらい図鑑

VOL.304「シーサー」

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沖縄の風景に欠かせないもの、「シーサー」。

民家の屋根や門など、
さまざまな場所に置かれている魔除けの守り神です。

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そもそもシーサーは、シルクロードを渡り、中国から沖縄へ伝わった「獅子文化」。

獅子をモチーフに、
多くの職人さんが、“権力の象徴”から“神”へと昇華させ、
沖縄独自の文化へと発展しました。

「シーサー」という名前は、
「獅子」という音が転じたものだと言われています。

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そんな、沖縄の大事な文化を守り続けている、
若きシーサー職人がいます。

読谷村にある窯元、「やちむん家(や)」で働く、
新垣優人(あらかき・ゆうと)さん。27歳。

おじいさんも、お父さんも、シーサー職人。

家族が働く姿に魅了されて、
大学3年生のときに、シーサー職人の道へと踏み出しました。

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「僕からしたら、
シーサーは、家族の一員として受け入れてもらいたいなって思っていて、
悪いものを跳ね返して、福を呼び込む守り神として捉えてくれる方も多いんですが、
僕は、家に入ってくる家族の一員という感じで、
受け入れてもらった方が嬉しいんです。」

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沖縄の赤土を素材にして、
頭の中にイメージしたシーサーを、1体1体、形成していく新垣さん。

気品と風格を感じさせるシーサーづくりのすべての工程を、
ひとりでおこなっています。

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「顔の表情だったりとかは、
1ミリ単位で、自分の納得いく表情、納得いかない表情になるので、
そういったところは、気をつけて作っています。

沖縄の誇りであり、自分の誇りでもあるシーサーを、
死ぬまで作り続けていきたいですね。」

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地域に愛され、育まれ、継承されてきた沖縄県の「シーサー」。

この土地だけに根付いた“獅子文化”は、
若き職人さんの手によって、大切に守り続けられています。

VOL.303「メガネのフレームの端材から生まれるアクセサリー」

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MADE IN JAPANのメガネフレームのほとんどを生み出している町、
福井県鯖江市。

そんな鯖江市のメガネ工場で作られているのが、
職人さんが1本1本のフレームを作っていく過程で、
どうしても出てしまう端材を活用したアクセサリーです。

ブランドの名前は、「Sur(サー)」。

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「余剰」という意味の「surplus」が由来の、このブランド名、
アクセサリーの生まれたきっかけと垣根を超える。
そんな思いが込められています。

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「Sur(サー)」のラインナップは、ピアスやイアリングなど。

肌になじむ透明感とシンプルなデザインで、
眼鏡のように、毎日、身に付けたくなるアクセサリーです。

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デザイナーの新山悠(にいやま・はるか)さんのお話です。

「制作をはじめたのは、
メガネをつくるときにどうしても端材が出て、
それが溜まっていってしまうけど、捨てるのが忍びない。
とはいえ、どうしたらいいかわらかない・・・
そんな相談を受けたことがきっかけだったんです。」

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普段はメガネをつくっている職人さんたちが、
ひとつひとつ想いを込めながら加工していく端材。

新山さんは、アクセサリーという形で、
メガネの素材に新たな価値を見出しています。

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「メガネの素材って、鮮やかな色だったり柄だったり、
素材としてキレイなものがたくさんあって、
重さを感じないような、ずっと身につけるものに使われている素材なので、
アクセサリーにしたらステキだなと思っています。」

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鯖江市に根付く技術と良質の素材。
身に着けることで、MADE IN JAPANの魅力がより、伝わりそうですね。
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みらい図鑑

VOL.304「シーサー」

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沖縄の風景に欠かせないもの、「シーサー」。

民家の屋根や門など、
さまざまな場所に置かれている魔除けの守り神です。

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そもそもシーサーは、シルクロードを渡り、中国から沖縄へ伝わった「獅子文化」。

獅子をモチーフに、
多くの職人さんが、“権力の象徴”から“神”へと昇華させ、
沖縄独自の文化へと発展しました。

「シーサー」という名前は、
「獅子」という音が転じたものだと言われています。

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そんな、沖縄の大事な文化を守り続けている、
若きシーサー職人がいます。

読谷村にある窯元、「やちむん家(や)」で働く、
新垣優人(あらかき・ゆうと)さん。27歳。

おじいさんも、お父さんも、シーサー職人。

家族が働く姿に魅了されて、
大学3年生のときに、シーサー職人の道へと踏み出しました。

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「僕からしたら、
シーサーは、家族の一員として受け入れてもらいたいなって思っていて、
悪いものを跳ね返して、福を呼び込む守り神として捉えてくれる方も多いんですが、
僕は、家に入ってくる家族の一員という感じで、
受け入れてもらった方が嬉しいんです。」

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沖縄の赤土を素材にして、
頭の中にイメージしたシーサーを、1体1体、形成していく新垣さん。

気品と風格を感じさせるシーサーづくりのすべての工程を、
ひとりでおこなっています。

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「顔の表情だったりとかは、
1ミリ単位で、自分の納得いく表情、納得いかない表情になるので、
そういったところは、気をつけて作っています。

沖縄の誇りであり、自分の誇りでもあるシーサーを、
死ぬまで作り続けていきたいですね。」

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地域に愛され、育まれ、継承されてきた沖縄県の「シーサー」。

この土地だけに根付いた“獅子文化”は、
若き職人さんの手によって、大切に守り続けられています。

VOL.303「メガネのフレームの端材から生まれるアクセサリー」

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MADE IN JAPANのメガネフレームのほとんどを生み出している町、
福井県鯖江市。

そんな鯖江市のメガネ工場で作られているのが、
職人さんが1本1本のフレームを作っていく過程で、
どうしても出てしまう端材を活用したアクセサリーです。

ブランドの名前は、「Sur(サー)」。

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「余剰」という意味の「surplus」が由来の、このブランド名、
アクセサリーの生まれたきっかけと垣根を超える。
そんな思いが込められています。

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「Sur(サー)」のラインナップは、ピアスやイアリングなど。

肌になじむ透明感とシンプルなデザインで、
眼鏡のように、毎日、身に付けたくなるアクセサリーです。

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デザイナーの新山悠(にいやま・はるか)さんのお話です。

「制作をはじめたのは、
メガネをつくるときにどうしても端材が出て、
それが溜まっていってしまうけど、捨てるのが忍びない。
とはいえ、どうしたらいいかわらかない・・・
そんな相談を受けたことがきっかけだったんです。」

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普段はメガネをつくっている職人さんたちが、
ひとつひとつ想いを込めながら加工していく端材。

新山さんは、アクセサリーという形で、
メガネの素材に新たな価値を見出しています。

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「メガネの素材って、鮮やかな色だったり柄だったり、
素材としてキレイなものがたくさんあって、
重さを感じないような、ずっと身につけるものに使われている素材なので、
アクセサリーにしたらステキだなと思っています。」

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鯖江市に根付く技術と良質の素材。
身に着けることで、MADE IN JAPANの魅力がより、伝わりそうですね。
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