みらい図鑑

VOL.302「森の積み木」

radikoで再生する
null

神奈川県相模原市にある、
一般社団法人「さがみ湖 森・モノづくり研究所」。

ここで作っているのは、
市内にある、約19,000ヘクタールもの広大な森の間伐材を使った積み木です。

名前は、「森の積み木」。

null
null

水源地である、相模湖の水質を守るために、
様々な取り組みをおこなっている「さがみ湖 森・モノづくり研究所」。

「森の積み木」は、森林を整備するために間伐した木材だけでなく、
地域の小学校の、学習机の天板を作る際に出た端材も使用しています。

null

豊かな森が広がる相模原市の木材は、じつにさまざま。

ケヤキやサクラ、コナラやミズキなどの広葉樹。
スギやヒノキなどの針葉樹。

全てが、“さがみはら津久井産材”で作られた「森の積み木」、
ひとつのパッケージには、
立方体、直方体、台形体の3種類の積み木が、全部で50個入っています。

小さい子どもが安全に遊べるように、大きさにも配慮。
さらには、積み木の角は面取りがされていて、無塗装の仕上がりです。

null

積み木だけではなく、立方体のパズルも製作。
この2つは、立方体の大きさが同じなので、
組み合わせて遊ぶこともできるというアイデア商品です。

null

「子どもたちは、“木って、使っていいの?“と思っているんですね。
木を使うことが森を守ることにつながるということを、
今、伝えているんですね。」

そう語るのは、
同研究所、代表理事の淵上美紀子(ふちがみ・みきこ)さん。

森の保全をするために、
間伐された木が積み木やパズルになっている。
それが、子どもたちに伝われば、、、と考えています。

null

「木に触れて、持ってみるだけでも、
なんとなく森が感じられるんですね。
自然が身近にあるように感じられると思います。」

ひとつひとつが手作業で作られ、
触れているだけで森林浴ができそうな「森の積み木」。

持続可能な社会の実現に向けてのモノづくりは、これからも続きます。

null

VOL.301「ママたちによる手作りドーナツ ウフフドーナチュ」

radikoで再生する
null

石川県金沢市で、2015年に生まれたドーナツの専門店、「ウフフドーナチュ」。

コンセプトは、100%ママ目線。

ママたちにとって作りがいのある商品を作りたい、
子どもに安心安全のドーナツを食べさせたい、
そんな想いでスタートしました。

null

保存料は無添加で、地元の食材を使った、こだわりの手作りドーナツ。

商品開発は地元の農家さんと一緒におこない、
野菜をたっぷり使って、100種類以上もの商品を手掛けています。

null
null

ママ目線が最優先の「ウフフドーナチュ」。

お店は土日と祝日がお休み、そして、営業時間も朝から夕方まで。

そんな、ママに優しい働き方が共感を呼んで、
去年の夏には、軽井沢にもお店がオープンしました。

null

「株式会社ウフフ」、代表の志賀嘉子(しが・よしこ)さんのお話です。

「わたしも元々ブラック企業を渡り歩いてきた中で、
自分自身が子供をもうけて、
育てていかなければいけないという環境には戸惑いも迷いもあったんです。

やっぱり、子供が熱を出したらすぐに幼稚園に迎えにいきたいし、
子供の発表会では休みたいという想いは、
母親としては当然の想いだとも思ったんですね。」

null

「ウフフ」の由来は、ママたちの「ウフフ」。

ママたちが子どもたちのことを思いながら、
いろんなアイデアを出し合って、“ウフフ”な気分で働ける会社にしたい。

そんな志賀さんの想いは、多くの人に共感を呼んでいます。

null

「助け合えるチームであり、それをお客さまにも認めていただけることを、
とても嬉しく思っています。
新型コロナウイルスが始まって最初の頃なんかも、
子育て中のママばかりなので、
お客さまから、“大丈夫?”という連絡をいただきました。

そして、全国の子育て中のママさんから、
会社への差し入れとして使いたい、というメールが届きました。
いつのまにか、たくさんの方から応援していただいていたんだなと感動しました。」

null

食べた人、関わる人、みんなが“ウフフ♪”な気持ちになれる。
そんな、幸せドーナツ、皆さんも是非、いかがですか?
Prev [P.21/171] Next

みらい図鑑

VOL.302「森の積み木」

radikoで再生する
null

神奈川県相模原市にある、
一般社団法人「さがみ湖 森・モノづくり研究所」。

ここで作っているのは、
市内にある、約19,000ヘクタールもの広大な森の間伐材を使った積み木です。

名前は、「森の積み木」。

null
null

水源地である、相模湖の水質を守るために、
様々な取り組みをおこなっている「さがみ湖 森・モノづくり研究所」。

「森の積み木」は、森林を整備するために間伐した木材だけでなく、
地域の小学校の、学習机の天板を作る際に出た端材も使用しています。

null

豊かな森が広がる相模原市の木材は、じつにさまざま。

ケヤキやサクラ、コナラやミズキなどの広葉樹。
スギやヒノキなどの針葉樹。

全てが、“さがみはら津久井産材”で作られた「森の積み木」、
ひとつのパッケージには、
立方体、直方体、台形体の3種類の積み木が、全部で50個入っています。

小さい子どもが安全に遊べるように、大きさにも配慮。
さらには、積み木の角は面取りがされていて、無塗装の仕上がりです。

null

積み木だけではなく、立方体のパズルも製作。
この2つは、立方体の大きさが同じなので、
組み合わせて遊ぶこともできるというアイデア商品です。

null

「子どもたちは、“木って、使っていいの?“と思っているんですね。
木を使うことが森を守ることにつながるということを、
今、伝えているんですね。」

そう語るのは、
同研究所、代表理事の淵上美紀子(ふちがみ・みきこ)さん。

森の保全をするために、
間伐された木が積み木やパズルになっている。
それが、子どもたちに伝われば、、、と考えています。

null

「木に触れて、持ってみるだけでも、
なんとなく森が感じられるんですね。
自然が身近にあるように感じられると思います。」

ひとつひとつが手作業で作られ、
触れているだけで森林浴ができそうな「森の積み木」。

持続可能な社会の実現に向けてのモノづくりは、これからも続きます。

null

VOL.301「ママたちによる手作りドーナツ ウフフドーナチュ」

radikoで再生する
null

石川県金沢市で、2015年に生まれたドーナツの専門店、「ウフフドーナチュ」。

コンセプトは、100%ママ目線。

ママたちにとって作りがいのある商品を作りたい、
子どもに安心安全のドーナツを食べさせたい、
そんな想いでスタートしました。

null

保存料は無添加で、地元の食材を使った、こだわりの手作りドーナツ。

商品開発は地元の農家さんと一緒におこない、
野菜をたっぷり使って、100種類以上もの商品を手掛けています。

null
null

ママ目線が最優先の「ウフフドーナチュ」。

お店は土日と祝日がお休み、そして、営業時間も朝から夕方まで。

そんな、ママに優しい働き方が共感を呼んで、
去年の夏には、軽井沢にもお店がオープンしました。

null

「株式会社ウフフ」、代表の志賀嘉子(しが・よしこ)さんのお話です。

「わたしも元々ブラック企業を渡り歩いてきた中で、
自分自身が子供をもうけて、
育てていかなければいけないという環境には戸惑いも迷いもあったんです。

やっぱり、子供が熱を出したらすぐに幼稚園に迎えにいきたいし、
子供の発表会では休みたいという想いは、
母親としては当然の想いだとも思ったんですね。」

null

「ウフフ」の由来は、ママたちの「ウフフ」。

ママたちが子どもたちのことを思いながら、
いろんなアイデアを出し合って、“ウフフ”な気分で働ける会社にしたい。

そんな志賀さんの想いは、多くの人に共感を呼んでいます。

null

「助け合えるチームであり、それをお客さまにも認めていただけることを、
とても嬉しく思っています。
新型コロナウイルスが始まって最初の頃なんかも、
子育て中のママばかりなので、
お客さまから、“大丈夫?”という連絡をいただきました。

そして、全国の子育て中のママさんから、
会社への差し入れとして使いたい、というメールが届きました。
いつのまにか、たくさんの方から応援していただいていたんだなと感動しました。」

null

食べた人、関わる人、みんなが“ウフフ♪”な気持ちになれる。
そんな、幸せドーナツ、皆さんも是非、いかがですか?
Prev [P.21/171] Next