みらい図鑑

Vol.9 「手描きのこいのぼり」 大阪府

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大型連休、全国各地で見ることのできる“こいのぼり“。
この時期は上を向いて歩きたくなりますね。
じつは、“こいのぼり”の風習は、江戸時代から続いています。



こいのぼりといえば、、、布に、絵がプリントされたもの。
そんな常識を覆して、なんと、手描きで鯉を描いている方もいるんです。
大阪府にある五月鯉幟の「高儀」。
代々と技術を受け継ぐ6代目が高田武史さんです。



「うちの代表作は、真鯉の背中に金太郎さんが乗っている鯉のぼりなんです。
決定的に違うのは、金太郎さんのお顔の表情とかですね、
これは、手で描かないと、表現できないんじゃないかなと思うんですね」



太いハケ、そして、細い筆を使いわけながら、
“二度描きなし”の“一発勝負”。
信じられないような繊細の技術でこいのぼりと金太郎を描いていきます。



「ぼくたちは、こいのぼりを作ることで、
親の願いを一緒に形にすることが仕事だと思っていますんでね。
お子さんの成長に合わせて、
一緒になって空にあげてもらえたら嬉しいですね」



手描きのこいのぼりは、まさに、一生もの。
最近ではマンションでも飾れるように、
1.5メートルほどの小さめのサイズのこいのぼりが人気だそうです。

Vol.8 「食材のはかりうり」 神奈川県

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4月22日は“地球に感謝をする記念日”。アースデイでした。
今日のタカラモノは、「食材のはかりうり」。
神奈川県に二店舗を構える地球にやさしいお店をご紹介しましょう。
日本では珍しい食材の”はかりうり”専門店「バルクフーズ」です。



“はかりうり”、つまり、自分で容器を持って行って、欲しいものを必要な分だけ買える仕組みです。
店内にはナチュラルやオーガニックなどの食品を中心に、約200種類以上の食品を品揃え。
利用者のライフスタイルに合わせ、必要なものを必要な量だけ1gから計って買うことができます。

どんなものを扱っているんでしょうか。
店長の村上みどりさんに伺いました。

「ドライフルーツからお米やお豆まで、主に、乾物を扱っています。
またピーナッツバターやオリーブオイルまで、そういったものを扱っています。」



海外では量り売りの形態を取っているお店も増えていますが、
日本ではまだまだ珍しい食材の“はかりうり“。
「バルクフーズ」で働くようになって、村上さん自身にもさまざまな“気づき“が
生まれたそうです。

「あるおばあちゃんが、昔は、日本もお味噌屋さんがあったりお醤油さんがあったりで、
好きなものを自分の容器で買っていたという話を聞いて、
私もお味噌屋さんとかに足を運ぶことが多くなりまして、
おうちにゴミがたまらなくなりましたね。
それもまたエコというか、地球のためにちょっとでも役に立っているのかなと思います。」



スーパーで食材を買えば、そのひとつひとつが容器に包まれている時代。
ゴミを出さない“はかりうり”のスタイルが、未来への架け橋のひとつになるかもしれません。

地球のためにできること、それは意外と身近にあるんですね。
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大型連休、全国各地で見ることのできる“こいのぼり“。
この時期は上を向いて歩きたくなりますね。
じつは、“こいのぼり”の風習は、江戸時代から続いています。



こいのぼりといえば、、、布に、絵がプリントされたもの。
そんな常識を覆して、なんと、手描きで鯉を描いている方もいるんです。
大阪府にある五月鯉幟の「高儀」。
代々と技術を受け継ぐ6代目が高田武史さんです。



「うちの代表作は、真鯉の背中に金太郎さんが乗っている鯉のぼりなんです。
決定的に違うのは、金太郎さんのお顔の表情とかですね、
これは、手で描かないと、表現できないんじゃないかなと思うんですね」



太いハケ、そして、細い筆を使いわけながら、
“二度描きなし”の“一発勝負”。
信じられないような繊細の技術でこいのぼりと金太郎を描いていきます。



「ぼくたちは、こいのぼりを作ることで、
親の願いを一緒に形にすることが仕事だと思っていますんでね。
お子さんの成長に合わせて、
一緒になって空にあげてもらえたら嬉しいですね」



手描きのこいのぼりは、まさに、一生もの。
最近ではマンションでも飾れるように、
1.5メートルほどの小さめのサイズのこいのぼりが人気だそうです。

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4月22日は“地球に感謝をする記念日”。アースデイでした。
今日のタカラモノは、「食材のはかりうり」。
神奈川県に二店舗を構える地球にやさしいお店をご紹介しましょう。
日本では珍しい食材の”はかりうり”専門店「バルクフーズ」です。



“はかりうり”、つまり、自分で容器を持って行って、欲しいものを必要な分だけ買える仕組みです。
店内にはナチュラルやオーガニックなどの食品を中心に、約200種類以上の食品を品揃え。
利用者のライフスタイルに合わせ、必要なものを必要な量だけ1gから計って買うことができます。

どんなものを扱っているんでしょうか。
店長の村上みどりさんに伺いました。

「ドライフルーツからお米やお豆まで、主に、乾物を扱っています。
またピーナッツバターやオリーブオイルまで、そういったものを扱っています。」



海外では量り売りの形態を取っているお店も増えていますが、
日本ではまだまだ珍しい食材の“はかりうり“。
「バルクフーズ」で働くようになって、村上さん自身にもさまざまな“気づき“が
生まれたそうです。

「あるおばあちゃんが、昔は、日本もお味噌屋さんがあったりお醤油さんがあったりで、
好きなものを自分の容器で買っていたという話を聞いて、
私もお味噌屋さんとかに足を運ぶことが多くなりまして、
おうちにゴミがたまらなくなりましたね。
それもまたエコというか、地球のためにちょっとでも役に立っているのかなと思います。」



スーパーで食材を買えば、そのひとつひとつが容器に包まれている時代。
ゴミを出さない“はかりうり”のスタイルが、未来への架け橋のひとつになるかもしれません。

地球のためにできること、それは意外と身近にあるんですね。
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