閃光ライオット2010を終えて―written by SCHOOL OF LOCK! 海賊先生


2010年、8月1日  "閃光" 。

あの夏の日に、確かに "在った" あの光。

今、その光が、ゆっくりと細くなる。
誰かが、 "あの日" に布を掛けて行く。
光の帯は線となり、小さな点になる。
茜色の夕陽がその光を、西の輪郭に溶かしていくように、
楽しかった紙芝居が最後の "おしまい" を告げるように、
3年目の幕が、ゆっくり閉じて行く。

3度目の閃光が終わって、真っ先にアタマの画用紙に描かれたのは、こんな情景。
それは、まるで「おとぎ話」のよう。

そう、 "閃光ライオット" は、まるで「おとぎ話」のようだ。

終了直後に浮かんだアタマの画用紙を、鉛筆が進む。さらに広がる。
それは、ある人里離れた遠くの村に語り継がれる "言い伝え" のようなハナシ。

「村の谷を抜けた先にある秘境。
その深淵のどこかに、とても希少な花が咲いているという。
その珍しい花は、ここ、3年の歳月の中でも、まだ数人の村人と、数人の旅人しか
見た事がない。しかも、一度見つけた者の案内で、その場に行けど、
もうそこに花の存在は無く、ただの険しい岩肌になっているという。
見つけた者たちのハナシは、マユツバと化し、いつの間にか、その存在は、
"不確かな伝説" とウワサされた。
しかし、その伝説を信じた多くの探求者たちは後を絶たず、
一目、その希少な花を見ようと旅を続ける。いく晩も、いく月も、いく年も。
満月の下、秘鏡の果てのたき火を囲み、幻を追う者たちの疲れと夢を癒すのは、
一度、発見した者たちの語り草。未開の者たちの目に映るのは、揺れるたき火の灯と、
まだ見ぬ未知の想像花。そのハナシの最後は、決まってこうだ。
"で、その花は、いったいどんな花なんだい?"
"それはそれは、この世のものとは思えない、目も開けられぬ程輝く、眩い光の花さ" 」

イマジネーション野郎にも程があるだろ! って言われそうだが(笑)、
そんな光景が、ババっとアタマを駆け巡った。

ファイナリストにしか見られない「光の花」。
2度と同じ閃光は無い。その景色も、温度も、光量も、その年、一度限りのもの。
だから、ひと度見る事が出来たファイナリスト達も、2度と同じ場所に辿り着く事は無い。
そして、その「光の花」の存在を、どんなに克明に伝えても、見てない者たちにとっては、
空想上の言い伝え。ただの "不確かな伝説" 。それなのに、毎年、多くの挑戦者達が、
その希少な「光の花」を見るために、過酷な旅を続ける。必ず辿り着けると信じて。

"閃光ライオット" は、肉眼では見つめる事さえ難しい、強くまぶしい「光の花」。

そんなおとぎ話に出て来るような、 "光の道" を抜け、今年、その希少な花の在りかに
辿り着いたのは、15組のファイナリスト達。

その眩しさに細めていた目をゆっくり開けて、今、少しだけ見つめてみたいと思う。

と、まずその前に、どうしても触れたいサムライ達がいる。
その場所へ、 "始まりの1歩" を踏み入れた、「光の花」、2度目の発見者!
去年の閃光、グランプリバンド! 「SHIT HAPPENING」。
特に決めごとではなかったが、気づけば2年連続で、 "優勝旗返還ライヴ" と称し、
前年のグランプリ・アーティストがオープニング・アクトを務める。
1年間の旅を終えたその勇姿は、誰もが前年の "頂点" を疑う余地のない、
猛々しいものだった。素直にこぼすと、 "ここまでカッコよくなるとは" !!
「楽しんで帰るなんて最低条件だぞ!」 
あの喝声が、3年目の幕開けを本格的に告げたように思う。
「SHIT HAPPENING」の序章はあの日、終わった。
ここから、彼らの伝説の物語、その1ページ目がいよいよ始まる。

さあ、巻き上がった業火に薪をくべるべく、ファイナリスト達がステージに投げ込まれる!
特攻隊長は福岡県代表! "色で言うならもちろん「青」! 季節で言うならもちろん「春」!
そのはち切れんばかりの勢いは、まさに破裂寸前のパンク! "
「New Clear Family」。 "核家族" の "核" に、語源である "脅威の爆発力" を見る。
"驚異のバカ発力" と言い直してもいい(笑)。―「絶対、ファイナリストになりますよ。」
1年程前、スクール・オブ・ロック! の別プロジェクト(TOPPAモデル)で選出され、
撮影の為、東京に来たVOの糸永は、そう余裕綽々と言ってのけた。
その有言実行ぶりも、バカならではの成せる技!(笑) だからこそ、ステージで叫んだ
♪僕ら人間はミンナ、バカ! と歌うメッセージに、ひとしおの説得力と
"アタマの良さ" を感じたのだろう。よく来たね。ありがとな。またね。

今年の閃光は、2次や3次審査を通しても、際立ってガールズ・パワーが凄かった。
ファイナリストでは、唯一の全員女子バンドが、 閃光女子陣一番手!「The Clap」。
ある眼鏡で見れば、歌も演奏力も、アレンジやらメロディーやらも、至るところが
新芽のようにまだまだ未熟。それなのに、彼女達はあの日、あの場所に、居た。
"何故?" その答えが知りたいのなら、 "見えない光" が映る眼鏡で、彼女達を見てみるといい。
"時代" と "フェス" が必要としたプリズムのような光線が、3Dのように飛び出して来るはずさ。

そんな最新技術の眼鏡を作りだす科学者でさえ、彼らの分析となると、きっとお手上げで放り出す。
「Strange-Machine」。執拗なまでに唯我独尊を望み、類似もカテゴライズも激しく嫌悪する、
破滅型の救世主が、閃光に到来。否定と過信を高速で繰り返し、様々な環境を拒絶しながら、
"本物" だけに誘発される、鋭利で希有なバンド。
本来、音楽表現者たるものは全て、彼らのような "超新星爆発" に挑み、新たな生命体を生み出す
難行にのみ、その命を費やすべきであろう。ただその道は険しく、危うい。
にも関わらず、それに野望を掲げる彼らの "狂気" に、心から敬意の念を抱き、表す。
今は葛藤する、その前人未到の方程式が、自ら解読出来た暁には、是非また会おう。
月の裏側で待ってます。

僕らが彼らに会ったのは、満ちた月光に照らされた夜。
その羊の皮は剥がれ出し、現れたのは、静寂な狼の詩。「ラムチョップス」。
あの閃光の日、VOの藤森の "声帯" は切れていた。その日が来るまでの間、月の閃光に向かって吠え続けた男が負った、渾身の傷。それでも逃げずに、彼はステージの丘の上に立ち、かすれた叫びを絞り出した。
その姿こそ、 "閃光ライオット" が、傷や痛みを包含した
"暴動のフェス" である事を物語る。その顕著な瞬間だった。
藤森は才ある詩人だ。彼が詠んだ「兵隊と子供」。
もしまだ、深く耳にしていない人がいるのであれば、是非とも、その歌詞を最後の1行
まで確かめて欲しい。きっと、言い知れぬ "鳥肌" が、空へと羽ばたいて行くだろう。

遠い空の向こうへ。
"想い" は "歌" に姿を変えて、風に乗って距離を渡る。そんな渡り鳥に願いを託すような歌声を放つ
シンガーソングライター、「山下 歩」。キミは言う。最後まで来られるなどと、微塵も確信してなかったと。
何故、自分が残れたのかと。そして、そんな葛藤する自分だからこそ、ファイナリストになれなかった挑戦者たちの分まで、その想いを背負って、恥じないように歌いたいと。山下君。キミが辿りつけた理由は、
その "優しさと素直さ" だと思うよ。それが滲み出てるのさ、キミの 声には。歌い手としては、立派な武器さ。
だから春奈ちゃんに一番、刺さったのだしょ?(笑) とても優しい春奈賞!
おめでとう!

そして、優しい声は "歌" をさらに強くする。「3103」。
2次のスタジオで会った時、帰り際に、「いい経験でした、来年また来ます! 」と笑顔で
手を振っていたね。そんなキミたちが、ファイナリストなど、夢のまた夢と信じ切っていた、
キミたちが、閃光本戦、最後の1組として発表された。―「生きてて、良かった。」
決定を受けた電話越しで、VOの中村君から湧き上がったあの絶叫が今でも忘れられない。
キミたちの "歌" は、どんどん強くなった。気づけば、♪おばーちゃんは、3年目の閃光の代表的なフレーズの一つとなり、気づけば、見事! 「審査員特別賞受賞」!
中村君が、実のみちこおばあちゃんに宛てたラヴソング「♪みちこちゃん」。
もしも僕が総理大臣になったら、「敬老の日」のオフィシャルソングに制定するね。
あんな名曲は。(笑) それに当日、みちこおばあちゃんに、初めて聴いてもらえてよかったね。
(おばあちゃん、あの灼熱の中、本当に大丈夫だったのかな? 結構マジで心配してます。(汗))
そうだ、キミたちは、自分らが、いわゆる "センス" という摩訶不思議な才能を持ち合わせているのを
知ってるかい? 表現力の未熟さに隠れて、自分たちですら気づいてないかもしれないが、
それは「♪buying message」や「♪アリン行進曲」と言った、他の名曲にも隠されているよ。
まさに "未知なる才能" って言葉に、最も適したバンド! 新曲出来たら聴かせておくれ!
とにかく、おめでとう! 3103! みちこおばあちゃんも、おめでとう! (感謝。)

そしてここから、更なる "おめでとう" が2発続く!
まず、1組目の準グランプリバンド!「Naked blue star」。
僕は、彼らを紹介する映像VTRのコメントに、こう書き記した。
「 "2年目の挑戦にして、突如、閃光上空に出現! 高機能レーダーでも追い切れぬ、
そのポップセンスは! まさに、規格外音楽生命体! 眩い "青き彗星" を見失うな!" 」
キミたちの音楽に対面して、本能的に浮かんだイメージ。とてもリアルな、イメージ。
ちょっと大袈裟かもしれないけどね。(笑)でも大袈裟ついでに、断言するよ。
「♪桜色ノスタルジック」は、2010年の今年、僕が耳にした楽曲、すべてと比べても、
かなり上位にランクインする大名曲だ。語弊を恐れて(笑)、思い切って言うと、ポップ性を追求する
多くのプロのバンドたちは、 "これ" が書けなくて、皆、苦しんでる。
その混沌とした音の大気圏を、キミたちはたった1年足らずで突破した。そして準グランプリを獲得。
これは、2次のスタジオ審査でつまずいたバンドの、その翌年の出来ごと。
つまり今年の閃光、その光が生んだ "奇跡" 。心から爽快な拍手を送りたい!
高速の彗星たちに、ひとつだけ。 あとは、大気圏に突入時の "摩擦" で燃え尽きないために、
更なる "ライヴ力" を身に付けて欲しい。さすれば、一等星になる日は、近い。
あきらめないチカラを、アリガトウ。そして、オメデトウ。

まったく別の存在証明。
"摩擦" を繰り返し、燃え尽きる事で、また新たな息吹を宿すヤツラもいる。
まさに、「燃え尽き症候群」。その名の通り 「BURNOUT SYNDROMES」。 
1万人対たった3人。3ピースの戦士たちは、微塵もひるむことなく、奏でる音で "魂" を焦がし、
唸るライヴで、 "心" を燃やした。終わって見れば、会場全体が、 "燃え尽き症候群" と化した。
3人が宛てた "衝動のラブレター" は、無事、 "閃光" に届く。封を切ってみると、
その中に書かれていたのは、見事な「準グランプリ」の文字。
体調的にも、満身創痍の中、本当によく頑張ったな。 "ハローハロー、聞こえるかい?"
僕も、ここに居るよ。だから、また会おう。必ず。ホントにオメデトウ。

冷めやらぬ炎の "残り火" が道を作る中、そのド真ん中を、何者かが、悠々自適に近づいてくる。
3人のマッドメンズを従えて、1人のサディスティック・クイーンが姿を現した。
東京都全域に破壊警報が発令!閃光の暴動に、遂に "女王様" が降臨!「THE××ズ」。
この××に、どんな禁止用語を当てはめるかは、これを読んでるキミたちに任せたい!
とにかくチョメチョメズは、いろんな部分が反則的に、エクセレントだ!
まず、なつみ女王様の、美しく、妖艶な風貌。そこから繰り出されるムチのような罵声。
オマケに、歪んだ歌詞を創りだすセンス。どれをとっても反則的に、エクセレントだ!
さらに、3人のイカレタ狂犬たちが、その攻撃力と破壊力を倍増させる。
やしろ教頭が、ステージ上で思わずプロポーズしてしまったのも、うなずける。(笑)
とにかく、一番言いたいのは、「THE××ズは、××が、×××で、最高に××だ!」 ってことさ。
この××が知りたいヤツは、平成のアントワネットが住むお城、つまりライヴハウスに
這いつくばって通ってくれ!(笑) 無事を祈る!

警報は解除され、閃光の会場は、喧騒を逃れた、魅惑的な夕陽に包まれる。
女王様が去った後、今度は、動く城に乗って "光の魔法使い" が姿を現した。
冒頭でも述べたが、今年の閃光は、本当にガールズパワーが、凄い。「ちゃの子」。
幼少の頃の重い病、そのリハビリで培ったピアノ。苦悩を乗り越えられたのは、
"音楽" という魔法のおかげだと思う。3年目の挑戦にして、堂々のファイナリストに。
もし僕が映画監督で、切ない夏の作品を撮るとしたら、間違いなく「♪夏がくる」を
主題歌にするよ。 "夏の扉が、そっと開く。遠くでヒグラシのセミの声が響く。
見上げると、入道雲がゆっくりと夏の風に揺られてる。"ピアノのイントロだけで、
ココロのパレットには、こんな情景が映し出された。キミのパレットには、どんな情景が浮かぶのだろう。
もしまだちゃんと「♪夏がくる」を耳にしてない人がいるならば、是非とも閃光のサイト等で、聴いてみて欲しい。彼女が "音符の妖精" たちと、いかに仲良しかがわかるはずさ。
ちゃの子、よく来たね。素敵だったよ。ありがとう。

3年目の閃光、ラストステージ。最後の閃光アーティストを紹介するVTRが流れる。
「 "マジかよ! いろんな意味で、その第一声は正解です(笑)!イケメン男子を従えて、
ロック・ディーバが大地を揺らす!そのパワーの計量数値は、マジで閃光最重量!
東京都、いや、マザーアース代表!「Wandering Love」。はい。もうそのまま! (笑) 満を持して、
"魔女のラスボス" 登場! VOのKAZUYOは、ステージから宣誓を投げ込だ。
「Wandering Loveは、世界に行きます! 」その豪語が、あながち疑えないから、怖い!
KAZUYO姉さんなら、Wandering Loveなら、なぜか確かに、狙える気がしてくる。
グランプリ発表後のステージ裏。会場の歓喜と拳をマックスに押し上げたものの、
惜しくも賞を手に獲れなかった彼女のうしろ姿を見た。真っ先に駆け下りて、号泣。
それを見た瞬間、理解したよ。野心の大きさが本物だってね。
YES! KAZUYO! BE AMBITIOUS! いつか、魅せてくれ! 待ってる。

さあ、時は満ちた。閃光ライオット。グランプリ、選考の時。
ゲスト・アクトがグランドフィナーレを飾る間、裏では、毎年ガチで真剣な時間が訪れる。
30万ダウンロードを超す、着うたの最終集計とランキング。
リアルタイムでデジタルのグラフが、画面上でデットヒートを繰り返す、当日の投票。
審査員たちの審査票。そして、我らSOLとSONYを始めとする閃光スタッフの票。
今年は、開演前から、 "葛藤" が予想されていた。今年ほど、個人的な予想すら立てられない年はないと、
閃光チーム、スクール・オブ・ロック!チーム、事前にCD音源を聴いて臨んでくれたゲスト審査員、全員がそんな心持ちだった。

― 彼らの暴動が起きるまでは。

「THE★米騒動」

全12組が終わった瞬間、集まった全閃光スタッフの表情は、ある一つの方向を向いていた。
「ガチで誰がグランプリか、予想してなかったけど、誰がなってもおかしくないとすら思っていたけど…、
決まったね。」集まった瞬間、全員の表情がそう語る。
胸に秘めた、 "同じ確信" 。それほどまでに「THE★米騒動」が巻き起こした15分間の暴動は、
不特定多数の価値感を、 "満場一致" に追い込んだ。3次ライヴが開催に至らなかった札幌から、
単独で乱入した孤高の刺客は、会場の口をポカーンと開かせ、
全ゲスト審査員に文句なしの1番をつけさせ、
会場の影で見ていた阿部真央やDragon Ashなど、ライヴアクトにまで、
「絶対優勝でしょ。ヤバイね!」とつぶやかせ、校長、教頭の2人の
MCの鳥肌までも最高潮にし、その手に優勝旗を握りしめた。

本当に、凄かった。凄い演奏。凄い声。凄い音楽。凄いパフォーマンス。凄い暴動。
まだ高校生である事を、誰もが忘れる驚愕のステージ。その音色が "アンダーグランド" と呼ばれようが、
究極に突き詰められたそれは、どんなポップスよりもキャチーで、圧倒的に感動的。
「あきらめないで信じてやり続ければ、いつか誰かが認めてくれる。」
SOLの閃光スペシャル、3日目の最後に、そう電波で伝えたVO/GTの愛美。
その深く、強く、折れない "スピリット" が、彼女たちを、光の頂点へと導いたのだろう。

閃光ライオット2010。グランプリに輝いたのは、札幌アンダーグランドからの刺客!
「THE★米騒動」!
出会えてよかったよ。本当にオメデトウ!

そして、今年から新設された光の舞台には、歌声1本で "閃光" に辿り着いた、
3人の歌姫の姿があった。カラオケステージの3人娘。
「松前 香帆」 「染谷 芽依」 そして見事! 優勝をゲットした「Asuka」!
キミたちに歌われた歌は、なんだかとても幸せそうだったな。
そして、あんなに伸びやかに、感情的に、情熱的に、歌を歌うキミたちも、
なんだかとても幸せそうだったよ。おそらく、その歌唱力は、神様からのギフト。
これからも離さず、大切に抱きしめて行ってね。

そして、とても意思のある "LIVE" を鼓動させてくれた、4組のゲストアーティスト達、
Galileo Galilei、阿部真央、THE BACK HORN、そしてDragon Ashにも改めて感謝を!
kj曰く、「勉強出来るヤツも、不良も、女の子でも、男でも、10代でも、オトナでも、
誰でも出来るのが "ROCK" だと思ってるよ。」まさに! 閃光に呼魂する言葉に感謝。

応援ガールの川口春奈ちゃん、長きに渡り、勇気の笑顔をくれてありがとう。
そして、3年連続のBase Ball Bear! もはや主催者になった方がいいんじゃないかと思われる(笑)
コイちゃんこと小出祐介&ホリくんこと堀之内大介。
フジロックより熱いフェスと言い放ってくれるそのマインドに、審査委員長の誇りを感じます!
そして、スクール・オブ・ロック! の妹番組、TOKYO FM「RADIO DRAGON」のDJ、高山都ちゃん。
あの日、僕らは、キミが正真正銘のロック娘である事を確信しました。ホントありがとう。

"閃光ライオット" は、「おとぎ話」のよう。

鍵の谷に咲く、「光の花」。

今年、それを目にしたファイナリスト達は、それぞれの街へ戻って、語り継ぐのかな。
誇らしい目をして、たき火を囲んで。耳を澄ませば聞こえて来る、夢の語り草。
そのハナシの最後は、決まってこうだ。

"で、そのフェスは、いったいどんな景色なんだい?"
"それはそれは、この世のものとは思えない、目も開けられぬ程輝く、眩い光の暴動さ"

閃光ライオットは、誰も知らない場所にある、世界で一番、眩しいフェス。

2011年、夏。

"閃光ライオット2011"

また新たな光を目印に、それぞれの旅が始まる。

未知なる "光の花" を目指して。

全ての閃光に、 "今年も本当に有り難う" 。

そして、まだ見ぬ新たな "閃光" 達へ

必ず会いましょう。



SCHOOL OF LOCK! 代表 海賊先生より



☆SPECIAL THANKS!
最後に、この "世界一眩しいフェス" を共に創り上げてくれたSCHOOL OF LOCK!の全国のリスナー生徒達に、全身全霊を込めて、今年も言います。本当にアリガトウ。
来れずとも、部屋ライオットを始め、それぞれのライオットを起こして、心で参戦してくれたキミに、本当にアリガトウ。到達できなかった多くの閃光アーティスト達! 当日、見届けに来てくれた08年、09年の閃光アーティスト達! 今年、辿り着かなかった挑戦者たちを想い、涙まで流すほど "閃光の心" となってくれた我らがSCHOOL OF LOCK!のとーやま校長、やしろ教頭! 光を届けるために、寝食わすれて3年目の閃光を築き上げてくれた、SCHOOL OF LOCK!の全職員達。今年も、閃光を映像に刻み続けてくれた、MUSIC ON TVチーム! 光の舞台を作り上げてくれたディスクガレージ&ステージ運営チーム! またしても暴動を繋げてくれた、熱きauチーム! 若き光をサポートしてくれたオールパートナーズ! 灼熱の中、バックアップしてくれたTOKYO FMチーム! そして! ずっと共に旅を続けてくれてるオールSONY MUSICチーム! 最後に、今は天国でイカしたロックフェスを主催中の我らが共謀者! MR ISAAC! 今年の暴動も、凄かったっしょ?また来年、そこまで轟かせます。
"遙か彼方の光に" "今在る光" に、 "閃光ライオット" に、心からの感謝とリスペクトを!
閃光ライオット2010を終えて


閃光ライオット2010を終えて 閃光直前の歌 心に残る閃光達へ。 ファイナリストのボーダーライン

―from海賊先生