放送後記〜チェリー清水さんの後ろの席から〜
2016/02/04 update
こんにちは〜！
１月３０日（土）午後２時、
福山さん、４６歳最後の放送でした。
この１年を振り返ると
過去最大規模のスタジアムツアーに、
『福の音』リリースと、
ミュージシャン・福山雅治としての活動が光りました。
新たな１年は、どんな顔を見せてくれるのでしょうか？
さてまず最初は、
以前ご紹介した“ぼっち部員”エピソード、
おぼえていらっしゃいますでしょうか？
・・・潰れそうな新聞部に勧誘され、
その後、上級生の卒業後は一人で部の看板を守った！という、
涙あり、笑いあり！？の感動ストーリー。
結構たくさん頂戴しているんです。
その中からひとつ！
熊本県 会社員部長かずやくん(40)
「突然ですが、今から25年くらい前の事です。
僕もぼっち部員でした。
漫画研究部の話です。
僕がぼっちになったのは中学2年でした。
2年上の先輩達3人が卒業して、
１学年上には部員がいなかったのと、
１年生が入ってこなかったので
中２の時代は１人で漫研の活動をしていました。
自分で言うのもなんですが、
内気でもの静かで
まわりとは交流したくない性格だったので、
ぼっちでの生活はとても快適でした。
毎日放課後、部室で漫画を書く練習に没頭しました。
ところが中学3年になったとき、悲劇が訪れました！
顧問の先生が異動で他の中学に行き、
新しい熱血の先生に変わったんです。
その先生はとんでもない計画を実行してくれました。
帰宅部だった不良を漫画研究部に強制入部!
不良は毎月１回、部室へ強制集合。
部室で全員漫画を読んで、
その後、キャラを誰が一番うまく描けるかを競い、
部長の僕が判断するという
奇妙な部活動が行われるようになりました。
いま思えば、受験に備えて内申書のために、
不良たちを部活に入れた親心だったと思うんですが、
僕にとってはいい迷惑でしかありませんでした。
もちろん顧問には裏で抗議しましたが
「お前な、かずや、お前の人生にとってもいい経験になる。
乗り越えてみせろ！
部長としてまとめあげて、自信をつけてみせろ」
こう強引に振り切られて押し切られてしまい、おしまい。
それ以来、一ヶ月に一回訪れる漫画研究部の集合日には、
部室が不良の更生施設になるという惨劇。
毎日の快適なぼっち生活とは正反対な一日を
過ごさなくてはならなくなりました。
6月くらいから、不良は部室に毎日たむろするようになり、
エロ漫画とか、バンドの本とかギターとかを持ち込み、
部室が荒れてきました。
その結果、僕は図書室に移動しました。
それでも不良たちは
「おい、部長」
と話しかけるようになり、
周りから変な目で見られるようになりました。
修学旅行や遠足も不良グループから誘われて入れられるし、
文化祭は、漫画部なのに、
部室ではXJAPANとBOOWYコピーライブ。
卒業式ではせめて、顧問に言い切ってから卒業しようと
毅然とした態度で話をしに行きました。
ところが、目の前で不良達に囲まれて
部長コールで胴上げをされる始末、
その様子をみて顧問は乱暴に僕の頭をなでて
「おい、かずや、お前はやりきった」
と満面の笑みでした。
僕のぼっち活動は平穏を取り上げられて終わりました。」
おもしろいじゃん！
これ漫画のネタになりますよ！
「かずや部活辞めるってよ」って言って、
不良たちに止められる。
映画のネタに取っておかせていただきます。笑
原作は、かずや・・・良い話だね。
つづいては毎回、さまざまな形の【はきゅん】を
お届けしているコーナー。
今週はこのコーナースタートのきっかけになった、
男性が男性に"はきゅん！”してしまったお話です。
東京都 大学生 けいた(21)
「福山さん、僕もはきゅん！しました。
相手はバイト先Nさんです。
Nさんは僕がバイトしているハンバーグ店の社員で27歳、
僕よりも6歳上で、店を完璧に仕切っています。
はきゅん！事件が起きたのはクリスマスイブのことです。
僕はその日もバイトのシフトに入っていたんですが、
彼女が激怒！
「けいた、付き合って最初のクリスマスなのに
バイトってないでしょ」
そう言われて、僕は
「11時に終わったら会えるから」
と返したのですが
「その時間まで私１人で耐えてればいいの？」
と取り合ってくれませんでした。
イブ当日のバイト中も
・・・ひとりです、みんな彼氏といるのに私は１人です。
みたいにLINEがどんどんはいってきて、
正直僕はげんなりしました。
夜の7時頃、僕の様子をみていたNさんが
「おい、けいた、なんかあった？」
と声をかけてくれました。
僕はありのままの話をしました。
そしたらNさんが、
自分は７時上がりの予定だったにもかかわらず
「おい、けいた俺がチェンジしてあげるから、
彼女の所にゴーしてあげなよ」
そう言ってくれたんです。
僕は「悪いので」と断りましたが、
Nさんは
「俺が残って変わりに店やるよ。
クリスマスプレゼントだと思ってくれ」
・・・「はきゅん！」
大人の発言に「はきゅん！」です。
Nさんにも彼女がいます。
絶対クリスマスの予定があると思って聞いてみました。
「けいた、俺んところは所帯じみてるから平気だよ」
本当にその場で彼女に連絡して了解をもらってくれたんです。
さらに店を出る直前の僕に、
なんと自腹で5000円持たせてくれました。
複雑な気持ちになりましたが７時に店を上がって、
彼女の元へ向かいました。
そしてなんとかお望み通りのクリスマスを
過ごさせてあげることができました。
そして、ついこのあいだ。
NさんとNさんの彼女に感謝の気持ちを伝えたくて、
居酒屋ですが、招待して奢らせて頂きました。
Nさんの彼女は24歳。
僕の彼女と2歳しか変わりませんでしたが、
Nさんは信頼しきっていて
「なぁ、けいた、こいつ年下だけど、
中身は俺より全然大人。しっかりしてる。
俺の方が成長させてもらってると思うよ。」
と褒めちぎっていました。
確かに発言が大人びていて、
自分の彼女の子供さ加減が、情けなくなってきました。
でも彼女にそれをいうと取り乱すので、黙っています。
そして、僕はたぶんもう別れると思います。
僕もいつかNさんみたいな、
さらっと後輩思いのNさんみたいになりたいと思っています。」
Nさんすごいな！
なにがすごいってバイト変わってあげて、
5000円持たせてくれるっていうひとはいるかもしれないけど、
自分より年下の彼女を、自分の後輩に
「中身は俺より全然大人、しっかりしてる。
俺の方が成長させてもらってる」
って言い切れること。
これすごいと思います。
ただ、このメールの中で一番のインパクトは最後の
”そして、僕はもう別れると思います。”だね笑
けいた、別れていいよ。
LINEでバンバン送ってくるの、一番良くないよね！
ワガママも聞いたあげなきゃ！
包んであげなきゃ！
その感情もわかるけど、
一回、こういうことさせるとずっと続くんだよね。
で、「あの時は言わなかったのになんで？」って
いずれ言われるから。
「彼女はかまってちゃんで」って人に言いたいならいいけど、
そうじゃない場合は別れた方がいいと思います！
さて来週は福山さん４７歳最初（しつこいですが）の放送。
今週、春からのドラマ出演のニュースがありましたが、
さらに詳しいお話、お届けします。
次回も聴いてくださいね！♪
１月３０日（土）午後２時、
福山さん、４６歳最後の放送でした。
この１年を振り返ると
過去最大規模のスタジアムツアーに、
『福の音』リリースと、
ミュージシャン・福山雅治としての活動が光りました。
新たな１年は、どんな顔を見せてくれるのでしょうか？
さてまず最初は、
以前ご紹介した“ぼっち部員”エピソード、
おぼえていらっしゃいますでしょうか？
・・・潰れそうな新聞部に勧誘され、
その後、上級生の卒業後は一人で部の看板を守った！という、
涙あり、笑いあり！？の感動ストーリー。
結構たくさん頂戴しているんです。
その中からひとつ！
熊本県 会社員部長かずやくん(40)
「突然ですが、今から25年くらい前の事です。
僕もぼっち部員でした。
漫画研究部の話です。
僕がぼっちになったのは中学2年でした。
2年上の先輩達3人が卒業して、
１学年上には部員がいなかったのと、
１年生が入ってこなかったので
中２の時代は１人で漫研の活動をしていました。
自分で言うのもなんですが、
内気でもの静かで
まわりとは交流したくない性格だったので、
ぼっちでの生活はとても快適でした。
毎日放課後、部室で漫画を書く練習に没頭しました。
ところが中学3年になったとき、悲劇が訪れました！
顧問の先生が異動で他の中学に行き、
新しい熱血の先生に変わったんです。
その先生はとんでもない計画を実行してくれました。
帰宅部だった不良を漫画研究部に強制入部!
不良は毎月１回、部室へ強制集合。
部室で全員漫画を読んで、
その後、キャラを誰が一番うまく描けるかを競い、
部長の僕が判断するという
奇妙な部活動が行われるようになりました。
いま思えば、受験に備えて内申書のために、
不良たちを部活に入れた親心だったと思うんですが、
僕にとってはいい迷惑でしかありませんでした。
もちろん顧問には裏で抗議しましたが
「お前な、かずや、お前の人生にとってもいい経験になる。
乗り越えてみせろ！
部長としてまとめあげて、自信をつけてみせろ」
こう強引に振り切られて押し切られてしまい、おしまい。
それ以来、一ヶ月に一回訪れる漫画研究部の集合日には、
部室が不良の更生施設になるという惨劇。
毎日の快適なぼっち生活とは正反対な一日を
過ごさなくてはならなくなりました。
6月くらいから、不良は部室に毎日たむろするようになり、
エロ漫画とか、バンドの本とかギターとかを持ち込み、
部室が荒れてきました。
その結果、僕は図書室に移動しました。
それでも不良たちは
「おい、部長」
と話しかけるようになり、
周りから変な目で見られるようになりました。
修学旅行や遠足も不良グループから誘われて入れられるし、
文化祭は、漫画部なのに、
部室ではXJAPANとBOOWYコピーライブ。
卒業式ではせめて、顧問に言い切ってから卒業しようと
毅然とした態度で話をしに行きました。
ところが、目の前で不良達に囲まれて
部長コールで胴上げをされる始末、
その様子をみて顧問は乱暴に僕の頭をなでて
「おい、かずや、お前はやりきった」
と満面の笑みでした。
僕のぼっち活動は平穏を取り上げられて終わりました。」
おもしろいじゃん！
これ漫画のネタになりますよ！
「かずや部活辞めるってよ」って言って、
不良たちに止められる。
映画のネタに取っておかせていただきます。笑
原作は、かずや・・・良い話だね。
つづいては毎回、さまざまな形の【はきゅん】を
お届けしているコーナー。
今週はこのコーナースタートのきっかけになった、
男性が男性に"はきゅん！”してしまったお話です。
東京都 大学生 けいた(21)
「福山さん、僕もはきゅん！しました。
相手はバイト先Nさんです。
Nさんは僕がバイトしているハンバーグ店の社員で27歳、
僕よりも6歳上で、店を完璧に仕切っています。
はきゅん！事件が起きたのはクリスマスイブのことです。
僕はその日もバイトのシフトに入っていたんですが、
彼女が激怒！
「けいた、付き合って最初のクリスマスなのに
バイトってないでしょ」
そう言われて、僕は
「11時に終わったら会えるから」
と返したのですが
「その時間まで私１人で耐えてればいいの？」
と取り合ってくれませんでした。
イブ当日のバイト中も
・・・ひとりです、みんな彼氏といるのに私は１人です。
みたいにLINEがどんどんはいってきて、
正直僕はげんなりしました。
夜の7時頃、僕の様子をみていたNさんが
「おい、けいた、なんかあった？」
と声をかけてくれました。
僕はありのままの話をしました。
そしたらNさんが、
自分は７時上がりの予定だったにもかかわらず
「おい、けいた俺がチェンジしてあげるから、
彼女の所にゴーしてあげなよ」
そう言ってくれたんです。
僕は「悪いので」と断りましたが、
Nさんは
「俺が残って変わりに店やるよ。
クリスマスプレゼントだと思ってくれ」
・・・「はきゅん！」
大人の発言に「はきゅん！」です。
Nさんにも彼女がいます。
絶対クリスマスの予定があると思って聞いてみました。
「けいた、俺んところは所帯じみてるから平気だよ」
本当にその場で彼女に連絡して了解をもらってくれたんです。
さらに店を出る直前の僕に、
なんと自腹で5000円持たせてくれました。
複雑な気持ちになりましたが７時に店を上がって、
彼女の元へ向かいました。
そしてなんとかお望み通りのクリスマスを
過ごさせてあげることができました。
そして、ついこのあいだ。
NさんとNさんの彼女に感謝の気持ちを伝えたくて、
居酒屋ですが、招待して奢らせて頂きました。
Nさんの彼女は24歳。
僕の彼女と2歳しか変わりませんでしたが、
Nさんは信頼しきっていて
「なぁ、けいた、こいつ年下だけど、
中身は俺より全然大人。しっかりしてる。
俺の方が成長させてもらってると思うよ。」
と褒めちぎっていました。
確かに発言が大人びていて、
自分の彼女の子供さ加減が、情けなくなってきました。
でも彼女にそれをいうと取り乱すので、黙っています。
そして、僕はたぶんもう別れると思います。
僕もいつかNさんみたいな、
さらっと後輩思いのNさんみたいになりたいと思っています。」
Nさんすごいな！
なにがすごいってバイト変わってあげて、
5000円持たせてくれるっていうひとはいるかもしれないけど、
自分より年下の彼女を、自分の後輩に
「中身は俺より全然大人、しっかりしてる。
俺の方が成長させてもらってる」
って言い切れること。
これすごいと思います。
ただ、このメールの中で一番のインパクトは最後の
”そして、僕はもう別れると思います。”だね笑
けいた、別れていいよ。
LINEでバンバン送ってくるの、一番良くないよね！
ワガママも聞いたあげなきゃ！
包んであげなきゃ！
その感情もわかるけど、
一回、こういうことさせるとずっと続くんだよね。
で、「あの時は言わなかったのになんで？」って
いずれ言われるから。
「彼女はかまってちゃんで」って人に言いたいならいいけど、
そうじゃない場合は別れた方がいいと思います！
さて来週は福山さん４７歳最初（しつこいですが）の放送。
今週、春からのドラマ出演のニュースがありましたが、
さらに詳しいお話、お届けします。
次回も聴いてくださいね！♪
@fukunoradio
